鏡花水月(きょうかすいげつ)とは
- はかない幻や奥深い趣きを意味する四字熟語。
- 週刊少年ジャンプ連載中の漫画『BLEACH』に登場する斬魄刀の名前。本稿で扱う。
- ライトノベル『刀語』に登場する虚刀流の奥義。
- 漫画『ぬらりひょんの孫』に登場するぬらりひょんの畏(技)。
- ゲーム『アークナイツ』に登場するミヅキのスキル。
- The SHIGOTONINの楽曲。
- KUROZ制作のフリーホラーゲーム処女作。
- 鏡花水月 feat.舞花 - miyake(miCKun)の楽曲。
- 狂花水月 - ゲーム『星のカービィ トリプルデラックス』の楽曲。
概要
鏡花水月とは、元・護廷十三隊五番隊隊長、藍染惣右介の斬魄刀が始解した姿である。
解号は“砕けろ、鏡花水月”。ただし、通常の斬魄刀では始解する際に使われるのに対し、鏡花水月では下記の能力発動を解除する際に使われる。そして言わなくても催眠を解くことは可能。
始解の能力は、“解放の瞬間を一度でも見た相手の五感・霊圧知覚を支配し、対象を誤認させることができる「完全催眠」”である。作中では始解およびその能力発動時には既に相手は能力下にあり彼らがそれを意識することはできなかった。
かつての同僚であった護廷十三隊の死神達には、その完全催眠の能力を利用し“流水系の斬魄刀で、霧と水流の乱反射により敵を撹乱させ同士討ちにさせる能力を持つ”と偽っていた。
能力から逃れる唯一の方法は、完全催眠の発動前から刀に触れておくことである。また、その能力発動の条件から、目が見えない相手には能力が効かない。このことは、盲目の死神である東仙要が藍染側の人間である事を藍染本人が示唆する際に引き合いに出され、その後の一護と藍染との戦いでも「解放を見ないこと」が暫定的な対策とされた。
護廷十三隊側の死神で完全催眠にかかっていないのは黒崎一護のみであり、これが藍染討伐の鍵となるはずであったが、あまりにも能力が強力すぎて物語上の処置が困難になったせいか、彼が崩玉の力を得てからは使われる事がないまま一護に敗北し封印される結末を迎えてしまった……が、物語の最終局面では思わぬ形で活用された。
ちなみに、「錯覚していた?」の元ネタは鏡花水月の所有者、藍染惣右介の以下のセリフである。
「一体いつから───────鏡花水月を遣っていないと錯覚していた?」
関連静画
関連項目
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