鏡音部長
鏡音部長(かがみねぶちょう、設定年齢41歳)は、ボーカロイド衣装のコスプレアーティスト。東京都渋谷区出身。アーティスト名はボーカロイドのキャラクター「鏡音リン・レン」とライブイベントスタッフをしていた頃の役職「部長」に由来する。
「イロモノ中のイロモノ」と称され、強烈な喋りとパフォーマンスが特徴である。
= 特徴 =
- 鏡音レン(リン)の衣装をまとい、ワイヤレスヘッドセットを装着し、ボーカロイド曲限定で歌い、Project DIVAに準拠した振付で踊っている。
- 歌はたいして上手くない(むしろ酷い)が、プロレスを見ているかのような入場演出や、歌詞の改ざん、いつどこで来るかわからないマイクと強引なパフォーマンス、その一方で踊りが本格的なところが、観客に強烈な印象を与えている。
- 客席を暴れ回るのが好きで、片手に凶器を持って入場する。使った凶器は、チェーン、短剣、鞭、折り畳みイス、ネギの形をしたサーベル、トイレ用ラバーカップ(すっぽん)など。
- 毎回テーマを変えてステージを組み立てしている。変化の度合いは普通の方のイメージ(キャラ)チェンジレベルに相当する為、上記のような特徴があっても、何をやってくるかステージに上がるまで全く予想できない。
- コスプレは原則ライブを行っている時のみ。スタンバイ時は上着を羽織っていて、ステージを降りたらさっさと着替えて元に戻ってしまう。
- 2013年は、歌の質と量を強化する目的でオフ会を拠点に活動。交流の時間を全て練習に費し、年明けと比べて音域を5割程度、持ち歌を88曲増やしている。
= 曲リスト =
公開が古い順から掲載。
- みくみく菌にご注意♪
- デビュー前に音響チェックで歌った曲。
当時は1コーラスのみで、「とりあえず振付覚えてきましたよ」的なノリでやっていた。
デビュー後に再度練習し、通常版を披露した。
この曲を歌う時は、猫耳カチューシャと肉球グローブを装着していることが多い。 - 右肩の蝶
- 鏡音部長として活動を始めたデビュー曲。
当時は1つめの特徴しか確立されていなかった。当然ネタ要素は入っていない。
デビューでは散々な結果だったが、半年後に召使(執事)仕様の衣装でリベンジを果たした。 - クローバークラブ
- 歌詞と振付は可愛いが、鏡音部長がやるとネタ扱いされる不思議なナンバー。
バーカウンターに侵入したり、ポケットからいきなり小道具を出して驚かせるのが特徴。
「落ち込んだ時に、これを見て元気になってもらいたい、って意向でステージを組み立てた」とのこと。 - Promise
- 鏡音リンでのデビュー曲、鏡音リンの衣装を着るためだけに用意されたと言った方が正しいか。
以降、鏡音リンでの出演も積極的に行われている。
「一人だと振り付けが寂しいので、いつかはデュエットで踊ってみたい」とのことだが、叶わぬ願いになりそうである。 - ぽっぴっぽー
- ネタプレイに特化したナンバー。これを機にイロモノとして周りに定着される事に。
入場パフォーマンスもこの曲の時に確立された。
曲の途中でも客席を走り回ったりするため、ステージ上で普通に踊っていても大笑いされている。 - 悪ノ召使 -Classical version-
- 服を貸すシーンの演技だけ異常に力を入れた、鏡音部長らしくないナンバー。
特に王女に化ける手際は、鏡音リン・レン両方こなすだけあって、誰にも真似できない程の完成度を持つ。
この曲がセットされている日は召使(執事)仕様の衣装でステージに立っている。
世界観も忠実、歌も比較的まともなので、この曲目当てで会場入りするお客さまも多い。
姿勢が低くて観客に見えにくい理由で、ギロチンでの処刑を自決シーンにしたり、アレンジもされている。
欠点は年に1度しか披露しないことと、これに感動して次回見に来ると必ずひどい目に遭うことくらいか。 - いろは唄
- 間奏のところで破壊的なパフォーマンスを行う問題のあるナンバー。
「普通に踊っているところとのギャップを感じて欲しい」という意図がある。
オープニングアクトでは、マネキンの首を切断するパフォーマンスをやったのが原因で役を降格させられている。
先日もこの曲を披露したが、やられ役が見つからずに踊っているだけで終わってしまった。 - ワールドイズマイン
- クローバークラブ同様、普通に歌って踊っているだけでネタ扱いされるナンバー。
中には「可愛い」ってつぶやく観客も存在する。 - ミラクルペイント
- ネタ要素がない、魅せることのできる数少ないナンバー。
「サイリウムの爪」と称し、両手を曲に合わせて踊り、描く光の軌跡は、テーマパークのような非現実の世界に錯覚してしまうものがある。
曲開始時のポーズは「ジョジョの奇妙な冒険」の「柱の男」から取り入れられている。 - リンリンシグナル
- 歌詞と振付が可愛いナンバー。
「うっとおしい」と称し、観客の一人にまとわりつくパフォーマンスを行う。
「鏡音リン・レンどちらでもできるから便利」なので、今後も積極的に採用するとのこと。 - パラジクロロベンゼン
- とりあえず歌える段階で披露した曲。一発ネタの部類に入るか。
「すべったらどうしようか」って、いつもビクビクしながら歌っている。 - エンクロージャー
- Project DIVA非掲載曲。ネタはなく、他に見所になるところもない。
声量を上げる練習に最適な曲で、スタジオで練習の際にはよく歌っている。 - magnet
- 通常版と阿部高和アレンジ版が存在する。
後者はイベントが吹き飛ぶほどの破壊力を秘めている。 - 結ンデ開イテ羅刹ト骸
- 危険な表現が散りばめられている問題作。中には放送コードに引っ掛かる物も存在する。
曲の途中で寝たり、観客に下ネタを叫ばせたりもする。 - 悪ノ娘
- 悪ノ召使とは正反対に、世界観を無視したせりふ回しが特徴。
小バカにしたせりふは、ボイスチェンジャー採用でより一層破壊力が増す。 - パンツ脱げるもん!
- ニコニコ生放送用に用意されたナンバー。
- 振り付けはMAD動画より採用。本人は、「14歳の発情期の女の子の悩みの歌」と思い違いしている。
- Fire◎Flower
- 活動拠点を変更した最初のナンバー。
- 振り付けはミクの日感謝祭より採用、サイリウムを線香花火に見立てた演出を行う。
- ネタはなく、「行き詰まった時の原点回帰として元気に歌っていきたい」とのこと。
- 東京テディベア
- 2度目のライブステージで披露した曲。
- 歌う直前に急遽変更、当初は「Sadistic.Music∞Factory」を歌うつもりだった。
- 歌もパフォーマンスも暴力的で、毎回確実に喉を壊している。
- 「先週末の出来事にイライラしていたからこの曲にした」と囁かれているが、本人は否定している。
- ギガンティック O.T.N
- 鏡音レンのちょっとエッチでアップテンポな曲。
- 「この曲を知って会場にいるのだから大丈夫だろう」って、マイクでは下ネタを容赦なく入れてくる。
- 「掛け声と途中のしゃべりが重要」で、あとは無茶苦茶に歌っている。
- Dear
- 初音ミクのバラード曲で、急遽1週間で仕上げてきた。
- 当初は鏡音レンの衣装でまじめにやるつもりだった。
- しかし、収録にかぶるお面がいいタイミングで手に入り、お面を付けて披露。
- お面は(進撃の)巨人で、付けた瞬間客席の前半分が空洞化。
- 収録に採用するかどうかは、「文句なしで採用する」とのこと。
- 嗚呼、素晴らしきニャン生
- アカツキアライヴァル
- 悪徳のジャッジメント
- ★ 悪ノ召使(通常Ver)
- ★ アドレサンス
- アマツキツネ
- ★ 或る化け猫の恋物語
- 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています
- ★ IMITATION BLACK
- Eraze or Zero
- 祝ってやる
- Virgin Suicides
- おでこに生えたビワの性格が悪い
- ★ ONIYAGURA the Metal -鬼櫓-
- ★ オルゴール
- カウントダウン
- 鏡音レンの暴走
- 鎌を持てない死神の話
- 彼氏の財布がマジックテープ式だった
- ★ カンタレラ
- キッチンでカッパがタニシ茹でてる
- 君に捧ぐファンタジア
- 逆襲のロードローラー
- ★ Good-Morning!
- ㍆㌋㌉㌏㌉㌸㌾㌋㌞㌹㌅ (クリスマスヒトリポツチ)
- くるみ☆ぽんちお
- けんか別れ
- ★ ココロ
- ★ ココロ・キセキ
- 最終列車
- Sadistic.Music∞Factory
- サンドリヨン
- siGrE
- 実験恋物語
- 自爆
- ジェミニ
- ★ シザーハンズ
- ★ 十年前はくびれてた
- スキキライ
- スターゲイザー
- スペクタクルチューン
- 空に届く砂の山
- それが私の一日
- 竹取オーバーナイトセンセーション
- ★ 誕生日、ペペロンチーノにやさしくされる
- ちょこれーと☆ぱにっく
- 番凩
- ツンデ恋歌
- ドラゴンライジング
- ★ trick and treat
- 何もなかった顔で
- ナミダ
- なんで?
- 何となく言ってみたい言葉
- ★ のぼり棒
- ★ 背徳の記憶 The Lost Memory
- 走り屋 何彦
- バタフライ
- 初恋学園・純愛科
- 初音ミクの激唱
- バベル
- ひとつうえのおとこ
- ★ Fate:Rebirth
- プリティふんどし☆悪マレン
- ボーナスステージ
- 僕のタニシが準優勝
- マージナル
- マイリスダメー!
- マカロン
- マジカル☆ぬこレンレン
- MIDI MASTER!!
- めりーせっくすます
- 闇のダンスサイト
- ヤンデ恋歌
- ★ 夢喰い白黒バク
- ★ 宵月桜
- LOVELESS×××
- リグレットメッセージ
- リンちゃんなう
- 恋愛勇者
- ロミオとシンデレラ
= 人物 =
- ステージを降りれば、笑いを取ることはたまにあるが、普段はおとなしい。
- イベントでは音響以外の仕事を一通りこなしていた。特に、勧誘目的のイベンターの駆除は部長しかできない。
- 周りに対し尊敬の念は常に持っているが、礼節に欠けたり、筋を通さなかったり、バックステージ上で問題を起こした行為や人物には厳しい態度で接している。目上の人に対しても例外ではない。
- バックボーンとして、ビジネス哲学、空手、護身術、ゲーム、お笑い、へヴィロック好き、プロレス好き、等がある。
- 「体格がもっとあったらプロレスラーになりたかった」って語るほどのプロレス好き。
- 自他共に認める筋金入りのゲーマー。ゲーム暦は今年で30年になる。
- 本職はコンピュータエンジニア。
- よく読む本はカーネギー関連と音楽主義とプレジデント、座右の銘は「人の行く裏に道あり 花の山」。
- 普段は感情を外に出さないが、「NNNドキュメント ふたりの桃源郷」だけ感動して涙を流した。
= エピソード =
- 当初はKAITOの衣装でデビューするつもりだったが、身長が衣装に合わず断念。他の男性ボーカロイド「鏡音レン」に急遽変更した。
- 設定年齢は鏡音リン・レンの年齢(14歳)の逆から取っている。「実年齢もそれにかなり近い」とのこと。
- 最初の頃は詳しく自己紹介をしていたが、最近は「見れば分かるだろ」って事で名乗るだけに留まっている。
- 「踊ってみた」の振付を採用するつもりはないと断言する。「踊りが激しいので歌いながらだと息切れする上、振付モデルが人間とボーカロイドの差は非常に大きい」のが理由である。
- 「歌ってみた」も上記と同様の理由でほとんど関心を持っていない。
- 女性のみが出演するアニソンイベントで、8ヶ月程度オープニングアクトを務めていた。
- 特定のイベントでは出演の他に、他の出演者のアナウンスと入場テーマの選曲も担当していた。
- 演武と称し、(建築用コンクリート)ブロック割りを敢行していたが、2013年以降は封印。「ブロック割りでなくとも、演武を軽い気持ちで真似されたら危険」とのこと。
- 2004年にもステージで歌っていた時期があり、女装サンタや顔面黒塗りなどして当時もイロモノキャラを演じていた。この活動期間中に「男女」のアーティスト、太郎氏との接触もしている。
== リンク ==
年末年始に動画コンテンツを開設します。良かったらご覧ください。
このページは、本人が編集しています。
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