鏡飛彩(かがみ ひいろ)とは、特撮ドラマ『仮面ライダーエグゼイド』の登場人物。
仮面ライダーブレイブに変身する天才外科医である。
これより概要編集を開始する。…パソコンを。
聖都大学付属病院の院長である鏡灰馬の息子であり、海外で若くして免許をとった天才外科医。24歳。
若手だが天才であり自分の腕に絶対の自信を持っている反面、自分とは相反する考えを持つ永夢を「研修医」と呼び、見下している節があった。他のドクターライダーのことも「無免許医」「監察医」と肩書きで呼ぶ。
ただし、電脳究明センターに届いたアップルパイを永夢含めて平等にきっちり切り分けるなど、あくまで公平な人間であることが伺える。
根は不器用ながら一本芯の通った性格であり、普段は冷静だが心の内に熱いものを秘めている。
「患者には必要以上に関わらない」を信条としており、患者のメンタルケアも大事にする永夢とは真逆の考えを持つ。ただし永夢から頼まれたり、永夢が何らかの理由で医療に従事できなかった場合は患者の問診やメンタルケアに取り組むこともあり、基本的には患者の治療を第一とした行動をとる。
後述の描写も総合すると、「俺はただ、目の前の患者を救いたいだけだ」という彼の発言がそのまま行動原理であると思われる。
ある程度運動をした後はスイーツを口にして糖分を補給する習慣があるが、上記の信条もありこの習慣はたとえ患者が命の危機に瀕していても構わず行う場面が序盤存在し、作中では永夢を激昂させた。
永夢よりも先にゲーマドライバーの資格者として選ばれており、仮面ライダーブレイブへ変身する能力を持つ。
「ゲームの天才だが医者としては未熟」な永夢と「天才外科医だがゲームは門外漢」な飛彩はここでも対照的な存在だが、「患者を救う」という目的が一致するため、バグスター達との戦いでは結果的に協力している。
が、花家大我=仮面ライダースナイプが登場すると、彼に執着し状況を投げ捨てライダーバトルをしてしまうといった展開も……。
当初は甘党かと思われていたが、実は彼自身も甘いものは苦手であり、先ほどの習慣は彼が5年前に失った恋人の残したものだった。
当初医学の勉強に没頭していた彼は、恋人の話すら聞かない程に凝り固まっていた。しかし、花家大我がバグスター・グラファイトの討伐に失敗したこともあり、グラファイトに関連付けられたバグスター患者であった恋人は「世界一のドクターになって」と言葉を遺し、目の前で消滅。
手術に固執し、患者と関わらず、頻繁な糖分補給、大我への執着、その全てが恋人を失った過去に絡んでいた。しかし、恋人と似たような状況の女性を担当した時、永夢の言葉で恋人の真意を好意的に受け取ることができるようになり、自身に課していた呪いを振り切ることができた。
永夢の真実を知って以降、彼へのストレスやそれによる消滅を本気で危惧するような描写や、永夢の医者としての誇りに配慮する発言など、患者に対する彼の心境の変化が伺えるようになった。永夢の外科研修の際には院長(父親)の計らいで永夢の指導医を担当することになり、医者としての永夢の成長をアシストした。
またガシャットギアデュアルβの一件もあり、人命のため大我とも協力しあうようになり、貴利矢の遺したデータを発見した際人知れず彼を認める発言を零すなど、他のライダー達に対しても心境の変化が見られ、そしてある場面で遂に永夢のことを名前で呼んでいる。
お前を切除すれば、俺の望みは果たされる……。
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この項目は、作品のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
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ネタバレ許容者以外
立 入 禁 止
常に医師としての己を貫いてきた飛彩だったが、檀黎斗の復活と彼の証言により、「ゲーム病患者の復活の可能性」=「小姫に会える可能性」が提示されてしまう。
そしてプロトガシャットが黎斗の父である檀正宗に奪われ、消滅した人間を人質にとられた状態で正宗に交渉され―――奇策による正宗=仮面ライダークロノス攻略寸前という最悪のタイミングで正宗側につき、永夢達に刃を向けてしまう。
今まで彼が医師としての己を貫いてきたのは、小姫の一件が重く、今回の話は医師としての根底を完全に覆された結果起きてしまった事態である。小姫の件もずっと飛彩が抱えていたのはたびたび描写されており、序盤の冷徹な言動も己を律するために発言していた可能性が高い。
正宗から報酬として小姫をプロトガシャットから復活することができたがそこに本人の意識はなく、苦悩しながらも小姫の完全な復活のため永夢たちと敵対を続ける。この時、今までの己を律するように発言していた言葉発言が全てブーメラン同然の状態で跳ね返っており、「患者の治療を優先する永夢」と「私情で突っ走ってしまった飛彩」で完全に立場が逆転。
そして、遂に正宗から「エグゼイドを絶版にしろ」と命を出されるが、それが永夢=人間の命ではなく、「パラドの命を奪う」ことで永夢の変身能力を奪うことだと知り、バグスター相手ならばと覚悟を決めレベル100へと変身する。だが、自身を後押ししつつグラファイトの相手を引き受けた大我が、グラファイトに敗れ瀕死の重傷を負う。さらに正宗は、医療ミスという形での大我の殺害を指示し、万一大我の治療に成功したら小姫のデータを消去すると脅迫を重ね―――。
後述の「超スーパーヒーロー大戦」で登場したゲーム世界の飛彩は、正宗体制側についているこの頃の飛彩のような姿であり、また「仮面ライダートゥルーブレイブ」も「レガシーゲーマーレベル100」とほぼ同一の姿である(後述の通り一部防具などの色くらいしか変わっていない)。
後悔を引きずり、現実世界の己がもう一人の己の後を追うような状態になっているのは、最早皮肉としか言いようがない。
涙のperiod
大我と小姫を天秤にかけられ、飛彩が選択したのは……目の前の命を救い、世界で一番のドクターになること。
悪魔の誘惑を振り切り、小姫の最期の望みを果たすことが彼の選択だった。
しかしそれにより、脅迫不可能と判断した正宗は小姫を再殺しデータを抹消。あれだけ願っていた望みは、彼を振り回すだけで、遂にそれが果たされることはなかった。
だが、CRの面々は辛い選択を強いられた彼の居場所となる。クロノスに必死に食らいついていた永夢と二人で正宗を退けた後、永夢が先にCRで待つ中、残酷な別れで傷ついた心の整理をつけるのだった。
その後は術後経過が良好な大我に対し、小姫関係に決着がついたことで今までの非礼を謝罪している。
そこから大我に敬語を使うようになったが、今までが今までだったせいで逆に不自然であり、大我に言われて敬語を解いたらそれもそれでかなりぎこちなかった。結局元に戻したが。
以降は最大の懸念材料がなくなったことで心身ともに安定。
恋人を救うために『魔王』となり、恋人を失ってなお『勇者』として立ち上がった『世界で一番のドクター』は、『真の巨悪』である『この世界の癌』を切除するために戦う。
仲間たちに恵まれ、最強の医療チームと化した電脳究明センターの一員として。
……その後、真の巨悪の手により、ゲームの世界は一度リセットされている。
飛彩はその巨悪の誘いを跳ね除ける真の勇者となったため、誰一人言及していないが、この時小姫のデータもリセットされた可能性がないとは言い切れない。
結局マスターガシャットは、正宗が倒れる際に道連れに葬ったため、小姫が戻っているかどうかの真実は、現代医療では確かめられない。
飛彩は今日も小姫の願い通り、世界で一番のドクターであり続ける。
どんな小さな患者だろうと『絶対に助ける』。失敗しない天才外科医・仮面ライダーブレイブの戦いは、シリーズ制RPGに新しい物語が刻まれていくように、終わることはないのだ。
その物語の一節に、いつか『生還した恋人との再会』というシーンが追加されることを信じて。
―――信じていたのだが。
そんな彼の前に放たれた、続編たるVシネマ「仮面ライダーエグゼイドトリロジー アナザー・エンディング」にて、復活したラヴリカバグスター=天ヶ崎恋に、同じく復活していた小姫が寄り沿っている姿という、希望の反転した悪夢。
余談
飛彩を演じる瀬戸は甘いものが嫌いであるが飛彩は甘いものを頻繁に食べるという設定。
これまでのライダーで登場した何か好物があって演者がそれが嫌いだった場合は何かしらの策が練られていた。
恐らくは劇中で飛彩が食べているケーキは甘くないケーキである可能性が高い。
『仮面ライダーブレイブ Surviveせよ ビーストライダースクワッド』
エグゼイド放映中にも関わらず、急遽飛彩を主人公に据えたスピンオフの配信が決定した。これまでもサブライダーに焦点を当てた作品はあるもののそれらはVシネマやMOVIE大戦など本編終了後に作成されることが多く、本編放送中にスピンオフが描かれることは異例といっていい。
授賞式に参加するため海外へ向かおうとする飛彩。その裏では浅倉威率いるビーストライダーが復活、ガシャットを奪うために暗躍を始める。
幻夢コーポレーションからレベル4のガシャットが盗まれたことが発覚するも動じない飛彩だが、いつもアシストしてくれる看護師二人が襲われてしまい…
百瀬小姫(ももせ・さき)
演:中川可菜
学生時代の飛彩と付き合っていた女性。物語開始の5年前にゲーム病にかかり、グラファイトバグスターを生み出した。小姫は自分の容態を飛彩に明かさないまま、グラファイトが完全体になったことで消滅した。
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セカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデイチバンノドクターニナッテセカイデ
消滅した小姫のデータはプロトドラゴナイトハンターZガシャットに取り込まれていた。クロノスの力を持つ檀正宗によって復活することができたが本人の意識はなく、消滅の間際の「世界で一番のドクターになって」という言葉を繰り返し発するのみの状態となっている。どっかの元社長の時は笑えたのに…
最終的に、正宗の脅迫に背いたことでデータを抹消、本当の再会叶わず再度消滅することになってしまった。
しかし全てが終わった後、正宗のリセットの影響により希望「は」残った。
だがその希望は、Vシネマ『仮面ライダーエグゼイドトリロジー アナザー・エンディング』にて、ラヴリカバグスター=天ヶ崎恋に寄り添う小姫の姿という凄まじきレベルで、絶望に姿を変えていた……。
[裏技]仮面ライダースナイプ エピソードZERO
ブルーレイ特典の同作では、花家大我が今に至った経緯が描かれている。
それ即ち、小姫が亡くなった経緯も描かれるということであり……。
ゲーム世界の鏡飛彩
『超スーパーヒーロー大戦』に登場。瀬戸利樹が一人二役で演じている。
ゲーム世界に存在するもう一人の飛彩というべき存在。白衣を着ている現実世界の飛彩と違い、全身黒ずくめのスーツを着ている。ポッピーピポパポと同じく現実世界とゲーム世界を行き来することが可能で、自らもゲーマドライバーと「タドルレガシーガシャット」で「仮面ライダートゥルーブレイブ」に変身する。
劇中とある理由で現実世界の飛彩と接触し、戦いを挑む。なぜゲーム世界の飛彩が存在するのか、それは現実世界の飛彩の過去と関係しており…。
仮面ライダーブレイブ
彼が劇中で変身する仮面ライダー。名前は勇者だがRPG及びその騎士がモチーフ。
ゲーマドライバーに人気RPGゲーム「タドルクエスト」のライダーガシャットを装着することで変身する。
一応ゲーマドライバー等は医療機器であるためか、近くにアシストがいた場合メスの如く装着してもらったりなどの謎の医者要素がある。
エグゼイドが変身した際にフィールドにアイテムが入ったブロックが現れるのに対し、ブレイブはRPGらしく宝箱が出現する。
永夢と違いゲームをしない彼は、初期はアイテムを拾わず戦っていた。しかし仮面ライダーとして経験を積み、永夢達の戦いも見ていたことに加え、使用ガシャットの都合上一人低レベルプレイを強いられていたことから、レベルの低さをエナジーアイテムを駆使して埋め突破する展開が見られるようになっていった。
本編に登場する形態
クエストゲーマーレベル1
《タドルクエスト!》
《レッツ・ゲーム! メッチャ・ゲーム!? ムッチャ・ゲーム!? ワッチャ・ネーム!?》
《アイム・ア・カメンライダー!》
身長:181.0cm
体重:139.5kg
パンチ力:7.7t
キック力:11.5t
ジャンプ力:ひと飛び30.5m
走力:100mを7.6秒
タドルクエストのライダーガシャットを装着し変身するブレイブの基本形態。
エグゼイド同様のSD体系の他、初登場時はRPGの騎士のように名称不明の長剣を武器として戦っていたがそんなに強度は無いらしく、ゲンムの攻撃により簡単にへし折れてしまっている。
クエストゲーマーレベル2
「術式レベル2…」
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《タドル・メグル・タドル・メグル・タドルクエストォ~ッ!》
身長:203.5cm
体重:99.5kg
パンチ力:7.5t
キック力:13.5t
ジャンプ力:ひと飛び32.7m
走力:100mを4.2秒
クエストゲーマーがレベルアップした姿。
近接戦闘に特化した姿であり、固有武器はフィールドの伝説の剣が変化した武器「ガシャコンソード」だが、飛彩はメスと呼称し正式名称は使わない。ウイングガンダム呼びしないヒイロに似ている。ガシャコンブレイカー同様AボタンとBボタンがあり、通常時は炎の魔法剣、Bボタンを押した場合氷の魔法剣に変化する。
必殺技はタドルクエストガシャットを装着して斬撃を放つ「タドルクリティカルフィニッシュ」。
ビートクエストゲーマーレベル3
「術式レベル3!」
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《タドル・メグル・タドル・メグル・タドルクエストォ~ッ!》
《アガッチャ! ド・ド・ドレミファソッラッシッドッ! OK! ド・レ・ミ・ファ・ビィ〜トォ〜!》
身長:203.5cm
体重:112.1kg
パンチ力:12.3t
キック力:16.8t
ジャンプ力:ひと飛び36.3m
走力:100mを3.8秒
タドルクエストと新たなガシャット「ドレミファビートガシャット」を同時装填しレベルアップした姿。
DJのような意匠のゲーマと合体する形で強化される。
ガシャコンソードによる戦闘はそのままに、リズムを刻んで格闘戦もできるようになっているが、先述の通り鏡飛彩はゲームに関して門外漢。
一見相性最悪の組み合わせだが、「心肺蘇生法ならば熟知している」という斜め上の理論でこれを解決、見事使いこなしている。
ちなみに、心臓マッサージを行う際のリズムの目安としてBPM100程度のテンポの音楽が最適といわれており、有名な曲だと「アンパンマンのマーチ」や「地上の星」などが該当する。
つまり音ゲーの要領で心臓マッサージを行うのと同じく、ブレイブは心臓マッサージの要領で音ゲーをクリアしたということで、あながち的外れではなかったともいえる。
余談だがクリスマスではサンタの仮装にコスチュームチェンジしている。
ゲーム自体の元ネタは、ポップなキャラクターが登場するところは「pop'n music」、DJ要素は「beatmania」から来ていると思われる。
一方、ブレイブがこれの使用者に選ばれた理由だが、RPGシリーズと音ゲーの組み合わせである「シアトリズム ファイナルファンタジー」の存在があってのものかもしれない。
ハンタークエストゲーマーレベル5(ドラゴンブレード)
「術式レベル5…!」
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《タドル・メグル・タドル・メグル・タドルクエストォ~ッ!》
《アガッチャ! ドッドッドラッゴナナナナァイト! ドラッドラッドラゴナイトハンターッ!》
《ブレェエエイブッ!》
身長:203.5cm
体重:119.5kg
パンチ力:19.0t
キック力:25.0t
ジャンプ力:ひと飛び49.0m
走力:100mを2.7秒
エグゼイドやスナイプとの協力プレイで変身するブレイブのレベル5。
基本的な姿は通常のブレイブと変わらないが、ドラゴナイトハンターの装備・ドラゴンブレードをメイン武器として戦う。
協力プレイ時には全員の能力にブーストがかかる機能が搭載されている。
ハンタークエストゲーマーレベル5(フルドラゴン)
「術式レベル5…!」
《ガッチャーン!レベル・アァップ!》
《タドル・メグル・タドル・メグル・タドルクエストォ~ッ!》
《アガッチャ! ドッドッドラッゴナナナナァイト! ドラッドラッドラゴナイトハンターッ!》
《ゼェェェット!》
身長:206.5cm
体重:157.0kg
パンチ力:18.2t
キック力:24.4t
ジャンプ力:ひと飛び48.7m
走力:100mを2.8秒
「ドラゴナイトハンターZガシャット」を1人プレイで使用したときの姿。後述のガシャットギアデュアルβを大我に借りパク貸していたため使用した。
協力プレイ時には他のライダーに分割される、ファングやガンなどを一気にフル装備できる。
ただし、前述のブーストがかからないため、フル装備の見た目に反し単純なスペック(パンチ力、キック力、ジャンプ力、走力)的には協力プレイ時よりもやや劣る(エグゼイド、スナイプも同様)。
既にレベル50に耐えうる実力をつけていたためか暴走することなく、レベル差のあるカイデンバグスターレベル30を撃破した。
その後も、大我がガシャットギアデュアルβを使用中の際に使用している。
ファンタジーゲーマーレベル50
《Let's Going! King of Fantasy!》
《デュアルガシャット!》
《ガッチャーン! デュアル・アァップ!》
《タドルメグルRPG! タドルファンタジ~ッ!》
身長:203.5cm
体重:120.1kg
パンチ力:61.7t
キック力:71.6t
ジャンプ力:ひと飛び57.0m
走力:100mを2.2秒
ドライバーに「ガシャットギアデュアルβ」を差し込んで変身するブレイブのレベル50。
魔王のような禍々しい角やマントが特徴で、雑魚バグスターを大量に召喚・使役・ミサイルのようにぶつけたり、念力でものを浮かせたり、バリアを張ったり、敵を吹っ飛ばせる威力の衝撃波を放ったり、敵の攻撃をすり抜けたり、マントをドリル状に変形させて攻撃したりと、これまでのブレイブとは一線を画す力を見せつけた。タドルクエストガシャットを取り返してからはガシャコンソードも使用する。
必殺技の「タドルクリティカルスラッシュ」は、名前に反してオーソドックスなライダーキック攻撃。ガシャコンソードを使用する場合もあるが。
変身直後はガシャットに体を乗っ取られ、大量の雑魚バグスターをMや明日那にけしかけるも、「俺は…世界で一番の…ドクターだ!」と何者にも乗っ取られず使命を成し遂げる意志の強さこそが人の命を預かるドクターの証だと宣言し、ガシャットを自力でコントロールすることに成功した。しかし、変身後に胸のあたりを抑えてよろけるなどかなりの負担がかかる様子。
ガシャットギアデュアルβは仮面ライダースナイプと共用であり、その身体への負担や、心境の変化により大我とも協力するようになったこともあり、当初は変身する機会は多くなかったが、新檀黎斗がガシャットギアデュアルβを複製したことによりそれぞれが自分のガシャットを所持・使用するようになった。
レガシーゲーマーレベル100
《ガッチャーン! レベル・アァップ!!》
《辿る歴史! 目覚める騎士! タドォルレガシィ~ッ!!》
身長:203.5cm
体重:120.1kg
パンチ力:95.5t
キック力:98.9t
ジャンプ力:ひと飛び95.7m
走力:100mを1.0秒
「タドルレガシーガシャット」を用いて変身するレベル100形態。
レベル100の基礎性能+『魔王』の力による使用者の負担を考えないリミッター解除という性能の暴力に加えて『勇者』の力が加わり、自身の自動回復や他者への回復機能を持ち合わせる他、味方が攻撃を受けるたびに2%+味方が戦闘不能になった直後の必殺技威力2倍という2つの攻撃力強化を持ち、設定では瞬間移動まで可能にする、他人を救う天才外科医にうってつけの形態。
能力の性質上、単独での性能はやや抑え目だが、「自衛でき、窮地に火力を出せる回復役」として複数戦で真価を発揮する。しかし、既にレベルのビハインドを跳ね除ける実力を身に着けてた飛彩の戦歴が加わり、単体戦でもレベル99の敵と互角以上に渡りあう強さを見せている。
攻撃手段自体はガシャコンソードによる炎の斬撃や敵の凍結などレベル2と大きな変化はないが、武器の威力が10倍になっている。
必殺技もやはりレベル2同様の「タドルクリティカルフィニッシュ」だが、様々な強化が加わったそのパワーは桁違いに跳ね上がっている。他者の戦闘不能時の攻撃力強化を受けたタドルクリティカルフィニッシュは、レベル99のバグスター2体を同時に撤退に追い込むほどの威力を見せた。キック攻撃の「タドルクリティカルストライク」も存在する。
これだけの能力を見せていながら、今まで登場したゲーマドライバー使用のレベル99以上の形態と異なり、使用するスロットは1つだけである。これによる最大の長所は、スロット二つを両方使用するファンタジーゲーマーレベル50では不可能だったハイパームテキガシャット無敵モードとの併用が可能というところ。しかも片方のスロットが空いているため、ガシャットを抜く手間もなく、即座に発動が可能。
作中では実際、檀正宗を4人がかりで抑え込もうとした際、黎斗と無敵モードを使いまわす戦術でポーズを抑え込んでいた。独占したエナジーアイテムの併用にポーズを加えられてはどうにもできなかったが……。
実際、直接戦闘ではエグゼイドに続く超高性能ライダー。
しかしその強さは「素直な強さ」「味方を生かす万能型」の強さであり、特殊能力を軸に置いた仮面ライダークロノスと対面したときの相性は悪いようだ。
仮面ライダートゥルーブレイブ
「術式レベル50」
《ガッチャーン! レベル・アァップ!!》
《辿る歴史! 目覚める騎士! タドォルレガシィ~ッ!!》
身長:203.5cm
体重:122.1kg
パンチ力:65.9t
キック力:72.1t
ジャンプ力:ひと飛び62.7m
走力:100mを2.1秒
先述の通り、ゲーム世界の飛彩は同じ「タドルレガシーガシャット」を用いて「仮面ライダートゥルーブレイブ」へと変身している。
名称は異なり能力はレベル50相当だが、姿はレガシーゲーマーレベル100と酷似。違うところは、腰から下の茶色の防具など、着色や細部の装飾程度である。
ただし武器はブレイブとは違う「フランベルセイバー」。ぶっちゃけ前シリーズの眼魔ウルティマファイヤーの色変え。
細かな話になるが、このトゥルーブレイブの存在から考えると、春映画の時点で既に「タドルレガシーガシャット」は存在する。
それを考えると、本編で「タドルレガシーガシャット」を用意した人物は自身では何一つ新たなゲームを生み出していないことになる。
スピンオフ等に登場する形態
ファミスタクエストゲーマー
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《タドル・メグル・タドル・メグル・タドルクエストォ~ッ!》
《アガッチャ! かっ飛ばせ! ストライク! ヒットエンドラン&ホームラン!
かっ飛ばせ! ファミスタ! 決めろ完全勝利!》
身長:203.5cm
体重:111.1kg
パンチ力:76.5t
キック力:76.5t
ジャンプ力:ひと飛び76.5m
走力:50mを0.765秒
スピンオフ『仮面ライダーゲンム』に登場。タドルクエストと実在するゲームである「プロ野球ファミリースタジアム」こと「ファミスタガシャット」を使って変身する特殊形態。
左手にグローブをはめており、ピッチャーのようにボールを投げて攻撃する。
作中では野球場のステージで仮面ライダーオーズと野球対決をし、ピッチャーの投球を「投薬治療」と解釈して見事勝利した。最早言い換えられれば何でもいいのか。投球フォームはアンダー気味のサイドスローとかなり本格的であった。
第三球の投球時、必殺技「ファミスタクリティカルストライク」を発動している。ほぼ全ての必殺技カットが英語表記なのに対し、この必殺技はファミスタの表記に合わせ、珍しく作中の表記が片仮名である。
ちなみに2015年に発売されたニンテンドー3DS用ソフト「ファミリースタジアムリターンズ」には「ファミスタクエスト」というモードが存在する。
サファリクエストゲーマーレベル4
「術式レベル4!」
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《タドル・メグル・タドル・メグル・タドルクエストォ~ッ!》
《アガッチャ! ライオン・シマウマ・キリン! 真夜中のジャングル! ナイトオブサファリ!》
身長:202.5cm
体重:155.0kg
パンチ力:18.0t
キック力:22.0t
ジャンプ力:ひと飛び47.7m
走力:100mを2.6秒
スピンオフ『仮面ライダーブレイブ』に登場。タドルクエストと「ナイトオブサファリガシャット」を使って変身するブレイブのレベル4。
ドラゴナイトハンターZガシャットを使ったようなアーマー(要するに色違い)を全身に装着し、野生的な攻撃を繰り出す。
作中ではこのフォームで仮面ライダー王蛇を始めとするビーストライダーたちを撃破した。
ギャラクシアンクエストゲーマー
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《タドル・メグル・タドル・メグル・タドルクエストォ~ッ!》
《アガッチャ! 攻撃開始! ギャ・ギャ・ギャ・ギャ・ギャラクシー! 行くぜ! ギャラクシアン!》
身長:203.5cm
体重:112.0kg
パンチ力:56.7t
キック力:65.7t
ジャンプ力:ひと飛び76.5m
走力:100mを2.4秒
映画『超スーパーヒーロー大戦』に登場。タドルクエストと実在するゲームである「ギャラクシアンガシャット」を使って変身するブレイブの特殊形態。
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サンキューだ、関連項目
- 仮面ライダーエグゼイド
- 宝生永夢(甘い考えの研修医だが、小姫の一件で裏切った際に立場が逆転している)
- 仮野明日那(呼び名を変えないで呼ぶ)
- 花家大我(過去の一件から激しい敵意を向けていた。が、共に戦う時間と心境の変化により、解りあうように)
- 九条貴利矢(邪魔な存在→大した奴)
- 鏡灰馬(父親)
- 檀黎斗(CRの協力者だが後に敵対。新檀黎斗になってから再び協力関係に)
- 檀正宗(小姫を人質に右腕にさせられ、以後も彼女を盾に脅迫を受け続ける)
- グラファイト(恋人の仇)
- 平成ライダーの登場人物一覧
- 駆紋戒斗(スイーツに深い関りを持つ騎士モチーフの2号ライダー。甘い考えが嫌いな主義も似ている。役者が苦手なものを克服せざるをえなかったことも似ている)
- 加賀美新(苗字がカガミな2号ライダー。父親が組織のトップであることも共通している)
- 城戸真司(同じくメインウェポンの剣をへし折ってしまったライダー。鏡の中で戦うライダーでもある)
- DJサガラ(DJつながり)
- 葛葉紘汰(強化フォームのメイン武器がDJモチーフ)
- 医者/外科医
- 心肺蘇生法
- 甘党
- ツンデレ
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