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長崎県営バス(正式名称:長崎県交通局)とは、長崎県が運営するバス事業である。
公営バスは主に市営バスが中心のため、都道府県単位で公営バスを運営しているのは東京都・長崎県だけとなる。
概要
全国初の雲仙国立公園の誕生時に、旅客輸送の手段として設立された。観光振興を主な目的として設立されたため、現在では公営バスながら貸切・高速バス事業にも進出している。貸切事業は福岡県筑紫野市にも拠点を置いている。
地元民からは単に「県営バス」と呼ばれる。たまに他県にも県営バスがあると勘違いする人もいるほどである。
公営バスで営業距離が最長となるが、これは高速バス事業もやっているため。九州高速バス予約システム運営委員会にも加盟している。
歴史
1934年3月24日、長崎県営自動車として設立(41年に長崎県自動車局、47年に現在の長崎県交通局に改称された。なお、その後も公共事業部・交通部に改称された経緯があるため、交通局に戻ったのは63年である)。
1989年には公営バス初の夜行高速バスに進出。大阪線「ロマン長崎号」としてスタートした。この路線はのちに神戸にも立ち寄るようになったが、2013年5月末で廃止となった。その後は九州内の高速バスを次々と開業し、九州屈指の長距離路線「ブルーロマン号(宮崎線)」・「ランタン号(鹿児島線)」も運行するようになった。
2007年までには当初の営業範囲だった島原半島から撤退。現在は長崎駅~雲仙間の特急バスのみ運行している。また、09年より諫早・大村地区の路線を長崎県央バス株式会社へ委託した。
営業所一覧
- 本局・長崎営業所(長崎市八千代町3-1)
- 矢上営業所(長崎市田中町384-1)
- 長与営業所(西彼杵郡長与町高田郷721-2)
- 諫早営業所(諫早市貝津町1492-1) ※長崎県央バスに委託。
- 大村営業所(大村市松山町489-13) ※長崎県央バスに委託。
- 福岡営業所(筑紫野市天山570-1) ※間違っても「福岡県交通局」ではない。
高速バス路線
現在運行しているのは7路線。全て九州内で運行している。かつては夜行バスも運行していたが、現在は全廃。
この他にも諫早・大村地区からの通勤シャトルバス・長崎空港へのリムジンバスも運行している。一部路線はなぜかYahoo!で検索すると「針尾ありさ」が関連ワードに出てくる。
関連動画
路線バス車載動画は意外と多め。
関連項目
外部リンク
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