長瀬駅(大阪府)単語

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概要

1924年開業。近畿大学の本部・東大阪キャンパスの最寄り駅であることから『近畿大学前』の副駅名を持つ。駅の東側出口すぐからキャンパス正門までは800mほどあり、この間学生向けの店やマンションが軒を連ねる学生街となっている。近年は自宅から通う学生が増えたためマンションやアパートの数は減少傾向にある。一方店舗は長年学生の支持を受け続ける老舗と、撤退と出店を繰り返している店舗に二分されている。
一方駅の西側や駅東側でも長瀬川沿いの道路の北側は閑静な住宅街となっており、前者は主に学生向けマンションや公営団地、後者は一軒家が中心となっている。

利用者数は大学最寄り駅の恩恵を受け、大阪線の準急停車駅に匹敵する3万人近い人数を誇るが、準急の最大編成両数10両に対し6両しかホーム長がないことや、遠近分離を徹底する近鉄側の方針のため、各駅停車しか停まらない。ホームを伸ばそうにも駅の南北両側に踏切があり、北側は駅舎や交番、南側は住宅や店舗、道路が迫っているため困難とされている。一応近畿大学の入試や大学を会場とする大規模な資格試験が開催される日は一部の区間準急、準急、急行が臨時停車するようになっている。これは同線にある大阪教育大前駅でも同様(こちらは準急停車駅だが)。

2008年に開業した同市内のJR おおさか東線 JR 長瀬駅へはここから約700メートル(徒歩で約10分)離れたところに位置する。

駅周辺が手狭で一方通行の関係もあり、駅に乗り入れるバス路線は存在しない。
その一方、JR 長瀬駅は比較的新しい駅ということもありバスロータリーがきちんと整備されており、大阪バスの布施駅～近鉄八尾駅間を結ぶ路線が乗り入れている。

駅構造

相対式ホーム2面2線の地上駅。ホーム有効長は6両分＝約120 メートル。

乗り場番号	方面
1	八尾・河内国分・大和八木・伊勢志摩・名古屋
2	布施・大阪上本町・大阪難波・尼崎・神戸三宮・生駒・奈良