閻魔刀とは、デビルメイクライシリーズに登場する近接武器のこと。
概要
「やまと」と読む。「えんまとう」ではない。
伝説の魔剣士スパーダがかつて所有していた魔剣の一つ。刀身と鞘が一対となった日本刀の形状を模しているが、如何なる時代・如何なる土地にて造られたかは不明。
「人と魔を分かつ」とも、「闇を切り裂き食らい尽くす」とも言われ、DMC1における閻魔刀の説明には「(剣自身が)意志を持つともいわれる」との記述がある。選ばれた者でなければ、この魔剣を扱うことはできないということか(後に、「DMC4」でこの設定が活かされている)。
DMC1
見た目は雷を帯びた日本刀といったところ。若干リーチが短い以外は、アラストルと同じ性能を持つ。モーションも他の剣と同様のため、所謂チャンバラスタイルで振り回す。これは今作のみの特徴で、鞘は忍者よろしく背中に背負った格好に。
初期装備であるため、ニューゲームの場合はM1から魔人化できるために重宝する(魔人化中は、形状が魔剣スパーダのそれとなる)。
ちなみに、ネロ・アンジェロが装備している大剣は、閻魔刀が姿を変えたものらしい。根拠としては、『3』で闇に堕ちたバージルコスチュームを選択して魔人化すると、剣装備時の武器アイコンがフォースエッジではなく閻魔刀になっている。
DMC3
バージルの愛刀として登場。『3SE』では実際に近接武器として扱うことができる。
今作から居合を主軸にした戦闘スタイルに変化しており、常に片手に携えた構えとなっている。
動作のクセが強く若干扱いにくいが、攻撃範囲が非常に広く、DTゲージの上昇量が多いのが特徴。
また、納刀時のモーション(チャキンという音がするまで)を敵の傍で中断させずに行うことで、スタイリッシュランクの上昇とDTゲージの回復効果を得られる。
挑発動作も独特で、アクション後一定時間経過すると、DTゲージが自動回復し続ける効果もある等、あらゆる点でゲージ回収に特化した性能を持つ武器である。
DMC4
ネロの魔人化のキーアイテム、及びダンテの近接武器として登場。
ネロの場合、背後の魔人がオーラ状の閻魔刀を持ち、彼に追従して攻撃を行う。最強技「ショウダウン」は、ネロ自身が閻魔刀を操り、彼と魔人の持つ二振りの閻魔刀による強烈な斬撃技となっている。
ダンテの場合、閻魔刀での攻撃そのものがスタイルアクションとなっているため、他の武器との併用が可能。使用できる技数が少なくなっているものの、DTゲージの上昇量が多い、攻撃モーションがバージルとほぼ同じ等、性能は『3SE』のそれによく似ている。
また実体を持たない武器として扱われており、敵に攻撃を弾かれても怯まないという性質を持つ。
なぜバージルの閻魔刀がフォルトゥナに置いてあったかは不明だが、『4』の小説では「フォルトゥナの浜辺に折れた閻魔刀がネロ・アンジェロの鎧の破片と共に流れ着いていた」とされている。
のちに発売された『4SE』ではプレイアブルキャラクターとしてバージルが追加された為、『3SE』同様バージルのメイン武器としても使用出来るようになった。
関連項目
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