闇の書の意思とは、魔法少女リリカルなのはA'sのキャラクターである。(CV:小林沙苗)
この項目には本編の重大なネタバレが存在します。
概要
闇の書の管制人格(マスタープログラム)であり、闇の書そのもの。外見年齢はシグナムとほぼ同じ10代後半。
ただ、本人は闇の書と呼ばれることを嫌っており、露骨に嫌悪感を示していた。(本来の名は『夜天の魔導書』)
ヴォルケンリッターと同じように具現化することも可能だが、条件は闇の書の完成。最初に出現した際は主のはやての体を乗っ取る形で登場した。その際、タイトル画像のような姿になったため、はやての体が9歳から20歳くらいの体に強制成長した為、Strikersに先駆けてはやての大人の姿を見れる。(というか、Strikersでは変身シーンやそれに伴うサービスカットが皆無である為、大人はやての変身時のサービスシーンは場面はシリアスではあるがここでしか見られない。)
プログラムの改変かバグかは不明だが、現在は完成と同時に主と融合、暴走してしまう模様。
(StrikerSサウンドステージ03にて、遥か昔は具現化・行動していたことが明らかになっている)
本人にもどうしようもないようで、深く悲しむ反面、半ば諦めてしまっている。
戦闘能力は低く見積もってもオーバーS。未来のはやて達の能力・ランクから推測すればSS以上にも相当し得ると思われる。得意な戦法は後衛広域殲滅で、蒐集した魔法を改変使用する器用さも併せ持つ。また、近接戦闘もかなりの実力である。
作中での描写では、近接戦闘ではフェイト・テスタロッサと同等かそれ以上の力を見せ、遠距離では高町なのはから蒐集したスターライトブレイカーを得意の広域魔法に改変して行使していた。防御力に関しても、なのはがA.C.S.を用いてバリアの下から発射した零距離エクセリオンバスター(遠距離でもかなりの高威力)を受けても目に見えるほどのダメージにはならなかった。
主・八神はやてに内側から説得を受け、新たな名前『リインフォース』を授かり、本来の自分を取り戻す。
紆余曲折の末、暴走プログラムを無に還すことに成功するが、彼女はひとり悲壮な決意をする。
近い将来、再び訪れる悲劇を回避するために、授かった名を穢さぬように、想いを遺すために……。
「夜天の主の名において汝に新たな名を贈る。
強く支えるもの、幸運の追い風、祝福のエール、リインフォース」
魔法少女リリカルなのはA's Portable
この作品は、A's最終話でリインフォースが消えなかった場合のIFストーリーである。
ストーリー的には『闇の書事件』の余波といったところで、リイン本人も解決へ向けて動くことになる。
《ネタバレ・消えなかった理由》
『闇の書の闇』と切り離したことによりリインフォースの基幹部分に(原作以上の)甚大なダメージを遺し、『闇の書の闇』が再生し得ない状態になっていた。もちろんこの状態を維持できるわけもなく、緩やかに自己崩壊は進行しており、余命は幾許もない。つまり、自殺するまでもなく近い未来の死が約束されたことで主と共にある時間を選ぶことができた、というわけである。
戦闘は一応可能なものの、能力のほとんどすべてをはやてに置いてきてしまっており、前述したほどの力は残っていない。また、融合能力を含めてユニゾンデバイスとしての機能もほとんど失っている。
《ストーリー終盤ネタバレ》
主がマスター権限で疑似融合事故(逆ユニゾン)を起こさせた場合は自身を主体とした融合体になることはできる。無論、主の負担は凄まじいことになるのだが(実際、はやては魔力の過剰消費でしばらく寝込む事態になった)。
結果的にこれが切っ掛けになってか融合機能を取り戻すことになるのだが、それはまた別のおはなし。
なお、後に名を継ぐ『ツヴァイ』の名は彼女が提示している(はやてにシンプルすぎやしないかと言われたが)。
関連動画
関連静画
関連項目
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