「行ってみるしか、あらしません。」
概要
京都本線の桂駅から伸びる全区間単線の支線。1928年に新京阪鉄道(京阪電気鉄道の子会社)の手によって開業した。戦時中に国策によって阪神急行電鉄(現阪急電鉄)と新京阪鉄道の合併が行われた後、戦後の会社分割の際に京都本線とともに阪急側の路線となった。
かつては全線複線で、終着駅である嵐山駅も5面6線という大きさであったが、需要のなさと戦前の金属供出により単線化、嵐山駅の設備も縮小された。現在でもほぼ全線に渡って複線分の線路敷と架線柱も複線のそれとなっているが、桂駅構内の設備が戦後の整備により単線用に縮小されており、複線化は事実上不可能となっている。とはいえインバウンドの為に上桂-松尾大社は複線化したほうがもう少し本数増やせそうだと思う。
2027年度までにワンマン化の計画があり、嵐山線の6300系もその時までの命かと思われる。
駅一覧
嵐山線内では行楽シーズン時に快速特急・直通特急が運行されるが、嵐山線内は両者とも各駅停車であるため表記を省略する。
駅名 | 駅番号 | 営業キロ(駅間) | 乗り換え・備考 |
---|---|---|---|
桂駅 | HK-81 | 0.0(-) | ■阪急京都本線 ○桂車庫 |
上桂駅 | HK-96 | 1.4(1.4) | |
松尾大社駅 | HK-97 | 2.8(1.4) | ○松尾大社 ○月読神社 ○梅宮大社 |
嵐山駅 | HK-98 | 4.1(1.3) | ○渡月橋 ○嵐山公園 |
運行車両
なお、6300系が2009年に導入される前は2300系が運行を行っており、その中には貴重な標識板車両も走っていた。嵐山線の2300系は2両(2301・2352)を除いて同年に全車廃車されたが、京都本線には2015年3月まで生き残った。
運行種別
関連動画
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関連項目
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