阪神大賞典とは、JRA(日本中央競馬会)が開催する阪神競馬場の4歳以上・芝3000mの重賞競走である。格付けはGII。
概要
創設は1953年の12月で阪神競馬場芝2000mで始まり、現在の年齢の3歳以上の条件で行われた。第1~4回は芝2000m、第5回~12回は芝2200mで、13回~21回までは3100mで行われ、22回から3000mになり、その後1987年の第37回から春の開催に移動し天皇賞(春)の前哨戦の位置づけになり現在に至る。
2014年から日経賞、大阪杯と並んで1着馬に天皇賞(春)への優先出走権の付与がされていたが、大阪杯がGI昇格したことにより現在は日経賞と阪神大賞典の2レースになっている。
正賞は京阪神ビルディング株式会社賞で、その京阪神ビルディングは阪神競馬場を建設し、1955年までは阪神競馬場の運営管理も行っていた。
このレースの勝ち馬のうち、ダイナナホウシユウ、チトセオー、ヒカルポーラ、ホクトボーイ、タマモクロス、メジロマックイーン、メジロパーマー、ナリタブライアン、マヤノトップガン、メジロブライト、スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、ディープインパクト、アドマイヤジュピタ、アサクサキングス、ゴールドシップ、シュヴァルグラン、サトノダイヤモンド、レインボーライン、ジャスティンパレス、テーオーロイヤルが八大競走やGI級競走の勝利経験馬である。
このレースのトピックとして、2000年にテイエムオペラオー・ラスカルスズカ・ナリタトップロードの人気3頭で決着した際に複勝とワイドの全ての組合せが元返しになったことや、2012年にオルフェーヴルが2周目の3コーナーで逸走してしまい2着になったこと、2006年から2013年まで8年連続でトウカイトリックが出走していたといったことなどがある。
また第2回の優勝馬ヒヤキオーガンは、医薬品の樋屋奇応丸の会社名および商品名にあたりこの時の会社の社長が共同馬主の一人なのだが、当時は商品名等に関する馬名の禁止事項の規定がなかったため命名ができた。
歴代優勝馬
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