打倒!! 独サイ者!!
ぼくたちは、じつは革命ということばのかっこよさだけでついてきたんです。
お前ら遊びで、われわれの記事を閲覧したのか? 革命をゲームだと思ってたのか?
われわれのおきてをやぶり、そのうえ……われわれのひみつを聞いて、ゆるせるとおもうか。やあっ!
……続けろ。
この隼人の校しゃをよごす者はひとりもいてはいかん。われわれのおきてのきびしさを見せるんだ。
これだけじゃイミフな方への概要
石川賢版の漫画ゲッターロボ(ゲッターロボ・サーガ)は、あの石川賢が描いているという事もあってアニメ版とは違い、バイオレンスかつダイナミックな展開と設定が多かったが、これはその最も顕著な例である。ジャガー号のパイロット・神隼人は高校生にして超過激派学生運動家で、学園の校舎の一つを占拠して(これが「隼人の校しゃ」である)大臣暗殺計画を練るキ○ガイ革命闘士という設定だったのだ。
しかもその初登場シーンは、革命に対する志も無くグループに参加した新入り二人組を、隼人が自ら(素手で)粛清するという衝撃的なものであった。彼らは顔面の皮を剥がれ、目、耳、鼻を引き裂かれるという悲惨な末路を迎えた。更に彼らはその状態のまま、隼人の部下達のリンチを受け、校庭に打ち捨てられている。
神隼人はこれだけ衝撃的な登場をしたにも関わらず、このすぐあと恐竜帝国から送り込まれたハ虫人の刺客に仲間を十数人殺され小便を漏らし、むりやりゲッターに乗せられて嘔吐……とかっこわるい姿を見せたのは内緒だ。
ちなみに「校しゃ」の表記は、双葉社から漫画が再刊された際に「校舎」と漢字が当てられた表記に置き換わった。
関連項目
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