雀荘ブンブンとは、ゲーム実況プレイヤー・ブンブンが主催するオンライン麻雀大会、ならびにその実況動画シリーズである。オンライン麻雀サイト「天鳳」から公認を受けている。
概要
動画シリーズについて
雀荘ブンブン麻雀大会動画シリーズの最大の特徴は、ブンブンが他の実況プレイヤーらを招き、Skypeで雑談をしながらオンライン麻雀を遊ぶという点である。麻雀のルールは知らないが雑談や駆け引きが面白いから観ているという視聴者も少なくない。
公開される動画は、参加者全員の手牌が開示されたいわゆる「神視点」の状態になっている(一部例外あり)。これは観戦者視点で録画した動画に後から実況音声を上乗せしたものであり、対戦中のブンブンが他の対戦者の牌を透視しているわけではない。
1回の収録で複数の動画を溜め撮りし、少しずつ編集・アップロードしていくという公開スタイルを採っている。そのため実際に収録した日から動画公開日までの間が数ヶ月以上空く場合も少なくない。また必ずしも収録順に公開されていくわけではなく、特別な事情のために前倒しや後送りで公開される動画もある。
ニコニコ動画での麻雀実況としては上々の知名度であり、しばしば毎時ランキングやゲームカテゴリーランキングにもランクインする人気動画シリーズである。
2009年5月18日(月)に通算100動画を達成。2009年12月2日(水)に通算200動画を達成。その後も順調に回を重ねている。
参加者について
企画の開始当初は、囲炉裏、スパーク、そら、!?、ひなみなど、マリオカート囲炉裏組メンバーとの対戦が主体であった。その後、懇意にしている他の実況者やブンブンが主催するマリオカートBMリーグのメンバーらもゲストとして招待されるようになり、参加者の裾野は広がっている。参加者の詳細については、下記の「主な参加者」を参照のこと。
参加者には麻雀初心者が多く、摩訶不思議な打ち筋(出来面子を崩す、役なしで副露する等)が出現して視聴者をやきもきさせることがある。しかしながら、雀力・雀歴を問わず気兼ねなく参加できるのが雀荘ブンブン流であり、初心者に対しては長い目で成長を見守っていくおおらかな姿勢が肝要である。
天鳳公認にいたる経緯
雀荘ブンブンがオンライン麻雀サイト「天鳳」の公認を得るにいたったのは、雀荘ブンブン・大規模視聴者大会の企画構想段階で、大会を開いた際にサーバにかかる負担のことを配慮したブンブンが、天鳳に大会の開催許可を請うメールを送信したのが発端である。
このメールに対し天鳳側は、有限会社シー・エッグ(天鳳の運営会社)の社長を窓口に立てて対応。天鳳のサーバ増強予定と時期的に重なったこともあり、ブンブンの請願は快く承諾された。
一連の交渉の中で、動画シリーズとしての雀荘ブンブンが天鳳公認の実況プレイ動画に認定され、主催者であるブンブン自身も天鳳公認の麻雀実況プレイヤーとして認められた。
懸案であった雀荘ブンブン・大規模視聴者大会についても、天鳳の全面的な協賛のもと開催されるはこびとなり、同大会が開催されるたびに、天鳳からは協賛品として天鳳キャンペーンコード(30日間の無償プレミアム権)が提供されることになった。
参考項目:ブンブンの雀力・雀風について
「実況を始めるまでは麻雀が一番の趣味だった」と公言するだけあり、ブンブンの雀力はベテランクラスである。天鳳主催の麻雀大会「麻雀NOW杯」や「まー娘カップ」ではプロ雀士とも対戦し、しばしば勝利を収めている。
麻雀の基本と言われるメンタンピンを重視し、むやみに副露せず着実に役作りに励む雀風である。鳴きを入れての速攻には競り負けがちだが、もっぱら満貫以上の役を張っていくので一度の和了でごっそりと点棒を稼いでしまうことが多い。
「親は攻める」を信条としており、親番では他家の立直にも怯まず積極的に打ち回して和了をめざす。
染め手好きのチャンタ嫌い。
自らも認める典型的なスロースターターで、早仕掛けの流れには決まって乗り遅れてしまうのが玉に傷。しかし他家の聴牌気配には敏感であり、ベタオリや回し打ちなどを駆使した大負け回避の堅実な打牌が奏功して長期的には安定した成績を残している。
日本麻雀ブログ大賞
月刊ネットマージャン主催、日本麻雀ブログ大賞2010(特設ページ)において、グランプリに輝いた。(報告記事)
(得票数等) 採点の方法については特設ページ等を参照のこと。
予選得票数・373票
決勝得票数・336票
最終選考・13.86点
形態と特徴
雀荘ブンブンには下記のような複数の形態がある。
- 雀荘ブンブン・麻雀大会
- 他の実況者をゲストとして招き、Skypeでチャットをしながら実況収録を行う大会。雀荘ブンブン本来の形であり、単に「通常営業」と呼ばれる場合もある。ニコニコ動画で活動しているゲーム実況プレイヤーらがゲストとして参加する。
- 雀荘ブンブン・大規模視聴者大会
- ブンブンが天鳳の大会ロビー機能を使用して主催する大会。一般視聴者も参加することができる。実況収録はブンブンの1人視点・1人語りで行われる。詳しくは下記の「大規模視聴者大会の要綱・詳細」を参照。
- 雀荘ブンブン・小規模視聴者大会
- 参加者を限定した視聴者大会。詳しくは下記の「小規模視聴者大会の要綱・詳細」を参照。
- 雀荘ブンブン・グランドチャンピオン決定戦
- 小規模視聴者大会において優勝した参加者を招いての大会。詳しくは下記の「グランドチャンピオン大会の要綱・詳細」を参照。
- 雀荘ブンブン・中規模視聴者大会
- 小規模大会よりは緩く、参加者を限定した視聴者大会。詳しくは下記の「中規模視聴者大会の要綱・詳細」を参照。
その他単発企画として、ゲーム実況プレイヤー・みちるの動画生配信で雀荘ブンブン生収録が行われたことがある。そのときはアクセス数分散のためにミラー配信が行われたにもかかわらず、動画配信元Ustreamでの最大瞬間視聴者数が世界10位にランクインするという快挙を成し遂げた。
対戦ルールについて
「喰いタンあり・赤ドラ牌ありの東風戦」が雀荘ブンブンの対戦ルールである。赤ドラがらみで打点が跳ね上がりやすく、役作りのできない初心者でもそれなりに見せ場を作ることができるのが特徴である。
往々にして鳴き麻雀になるので局の進行が非常にスピーディなのが特徴。東場終了までにかかる平均時間は15分~30分。ちょうどひとつの動画にまとめられる程度の長さであり、実況動画との親和性が高い。
補足:マナーについて
雀荘ブンブンは大規模大会を除いて、基本的には気心の知れた身内同士が仲良く麻雀を打つ場である。
巷間ではマナー違反とされている口三味線(ブラフトーク)や手ばらし等も、雀荘ブンブンにおいては仲間同士の他愛ない会話、麻雀実況のエッセンスにすぎない。雀荘ブンブンを実況動画として成立させるためのハウスルールであるとも言える。
大規模視聴者大会の要綱・詳細
雀荘ブンブン・大規模視聴者大会は一般視聴者を対象とした麻雀大会であり、希望者は誰でも参加することができる。参加費は無料。
主催者であるブンブンのほかに、雀荘ブンブンに参戦経験のあるメンバーもゲストとして参加することがある。
本大会へ参加を希望する者は、ブンブンのブログで大会参加の申し込みを行う必要がある。参加申し込みを行わずに大会ロビーへ入室するのは不正行為にあたり、強制退室・受賞権剥奪・参加権剥奪等ペナルティの対象となるので注意が必要である。
本大会はフリー対戦方式であり、参加者は対戦予約順に自動的に対戦卓を割り振られる。そのため対戦者を任意に選ぶことはできない。
「連続3戦の最大合計得点」を公式順位とする。大会の開催時間内であれば対戦可能数に上限はない。
成績上位者や特定の順位をとった参加者には、天鳳キャンペーンコードや小規模視聴者大会参加権などの賞品が贈呈される。
サーバにかける負担や運営管理の問題などから大会ロビーにおけるチャット機能は大幅に制限されている。主催者であるブンブン以外がチャットで発言することはできない。
大会中はブログ上にリアルタイム更新記事が設置され、ブンブンの対戦情報や大会運営情報などを逐次確認することができる。サーバダウンなど不測の事態が生じた際にも、リアルタイム更新記事で対応が告知されることになっている。
最近はブンブンのtwitterに移行している。
一般参加者が本大会の模様を録画してインターネット上に公表すること(リアルタイム配信も含む)は、プライバシーや動画内容の問題から全面的に禁止されている。記念のスクリーンショットは自由に撮影可能だが、ブログ等に掲載する場合はゲスト以外の一般参加者の名前は画像処理で消しておくなどの配慮が必要である。
本大会は天鳳の公認と協賛をうけて開催される。協賛品として、天鳳キャンペーンコードが提供される(参加者100名につき1枚の割合)。
第9回大会からは「twitter賞」が新設された。
大会時間帯とその前後1時間において、「#雀荘ブンブン」(日本語ハッシュタグ対応前は#jyansoubunbun)のハッシュタグがついたツイートの中から、ブンブンが無作為に選出したものに対して、後述の「中規模視聴者大会」への永続出場権が贈られる。
また、この賞に3回当選するごとに、小規模大会参加シード権が贈られる。次回大規模大会の開催までに参加の旨を伝えることで、無条件に小規模大会に出場することができる。また、都合がつかない場合は先送りすることも可能。
2011年9月15日現在、シード権獲得者は1名、シード権リーチ(2回当選)者は6名出ている。
小規模大会出場権のある大会においてブンブンがトップ9に入った場合、視聴者の中から抽選で出場権を贈られる。
ただし、これを申請できるのはブンブンのアップしている全実況動画のうち、約2/3以上を視聴した視聴者に限る。
(ブンブン曰く「お得意様への感謝企画」。大規模大会への出場経験は問わないため、過去一度も大規模大会に出場したことがなくてもよい)
ただ、大会入賞としての出場権ではないので、SkypeとTapurの導入が必要(詳しくは後述)。
後述するグランドチャンピオン決定戦開催期間中は、入賞による小規模大会の出場権は得られない。
また、この期間中は3人麻雀による大会が行われることがある。この場合のルールは東南戦であること以外は通常の大会と変わらない。
以下に各回の開催情報・要綱などを記す。
雀荘ブンブン・第1回大規模視聴者大会
開催日時 | 2009年5月8日(金)20:00~24:00(JST) |
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参加者数 | 1090名 |
対戦数 | 2906戦 |
役満 | 28回(以下内訳) |
優勝者 | Milky(187pt) |
ゲストプレイヤーの囲炉裏が、大会開始わずか1分で親番の数え役満(門前清自摸和1+ドラ7+中1+白1+混一色3=13飜)を和了るという、第1回の大会にふさわしい劇的な幕開けで熱戦の火蓋が切って落とされた。
本大会の役満率は対戦総数にたいして0.96%であり、特に高くも低くもない平均的な数字である。役満御三家(四暗刻・国士無双・大三元)が全体の半数以上を占めるが、緑一色や九蓮宝燈といった難度の高い役も登場した。とくに九蓮宝燈はあまりの珍しさゆえに「和了ったら死ぬ」などと噂される激レア役満である。その和了率は役満御三家を桁2つ分も下回る絶望的な確率で、地和や国士無双13面に匹敵する。ちなみに和了者は、大会後しばらく体調を崩したとのことである。
本大会では、成績上位に喰いこむのに必ずしも役満を出す必要はないことが確認された。優勝者のMilky氏は一度も役満を和了ることなくトップを獲得している。役満運のない打ち手には吉報と言える。もっとも1試合平均60点を叩き出すには、堅い打ち筋では間に合わないことも事実である。
海外からの参加者がいたことも判明し(詳しくは動画「雀荘ブンブン・その93」を参照のこと)、本大会ははやくも国際色を帯び始めている。インターネットの特性をいかした雀荘ブンブンの裾野の広さを改めて実感させられる大会であった。
最終的な参加者総数は1000名を上回り、当時の天鳳サーバ同時接続数の6分の1前後を雀荘ブンブンが占拠した。後日天鳳の公式ブログにて紹介された。
雀荘ブンブン・第2回大規模視聴者大会
開催日時 | 2009年6月7日(日)21:00~25:00(JST) |
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参加者数 | 1416名 |
対戦数 | 3870戦 |
役満 | 46回(以下内訳) |
優勝者 | 孕むらさん(177pt) |
本大会は主催者ブンブンのプレイ動画実況デビュー1周年を記念して行われた。日曜日の夜から深夜にかけての開催にもかかわらず参加者数・対戦数ともに前回を大きく上回った。
本大会の役満率は対戦総数にたいして1.18%であり、前回を若干上回るも平凡な数字であった。ただしその内訳はバリエーションに富み、字一色をからめた倍役満も2回和了された。天鳳のルールでもっとも和了りやすい倍役満は小四喜と字一色の複合形だが、今回の倍役満はそれぞれ大三元と大四喜にからむ珍しい形であった。
とりわけ大四喜と字一色の複合役は特筆に価する。大四喜は単役でも地和や九蓮宝燈より和了率が低く、四槓子・純正九蓮宝燈(確定9面待ち)・天和に次ぐ最難役のひとつとして知られている。大四喜の和了形は風牌以外を雀頭として使う計30通りの組み合わせしかなく、さらに大四喜と字一色が複合するケースはその中のわずか3パターン(白發中いずれかが雀頭になるケース)にすぎない。これらの条件を踏まえた上で大四喜・字一色の和了率を概算すると、0.00004%~0.00006%前後という天文学的な数字になる。これはジャンボ宝くじを10枚~20枚購入して1等を当てる確率にほぼ等しい。
本大会では前回入賞した参加者は誰も入賞することができず、ランキングのトップ10は総入れ替えとなった。東風戦3回という短期決戦では、実力よりも牌運で成績が左右されがちであることが改めて証明された。裏を返せば、ツキ次第で初心者も上位入賞が十分可能であると言える。今回は振るわずとも次回は大化けするかもしれないという期待を抱かせる結果でもあった。
雀荘ブンブン・第3回大規模視聴者大会
開催日時 | 2009年7月13日(月)21:00~24:00(JST) |
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参加者数 | 1027名 |
対戦数 | 2246戦 |
役満 | 28回(以下内訳) |
優勝者 | IntelGoe(160pt) |
本大会はブンブンと交流の深いゲーム実況プレイヤーだいぽんの誕生日記念と銘打って開催された。
月曜日の夜から深夜という開催条件にも関わらず、第1回に匹敵する1000人超の参加者が集まった。大会ロビーが開かれていた時間帯には、天鳳サーバのトラフィックを週末の同時間帯を上回る水準にまで底上げした。
今回から、賞品として提供される天鳳プレミアムチケットの枚数が前回までの2倍(100名に1名の割合)になった。
諸般の事情により、今回は入賞者への小規模視聴者大会参加権の授与は見送られた。
役満率は約1.27%(総対戦数対比)。高難度の役が登場した前回・前々回に比べ、いたって平凡な役目が並んでいる。
雀荘ブンブン・第4回大規模視聴者大会
開催日時 | 2009年8月15日(金)21:00~24:00(JST) |
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参加者数 | 881名 |
対戦数 | 1870戦 |
役満 | 15回(以下内訳) |
優勝者 | くうきよめこ(197pt) |
ゲストの「空気」(くうきよめこ)が総合1位を獲得。ゲストとしては初めての上位入賞を果たした。
本大会は参加者数・対戦数とも過去3回の規模には及ばなかったが、上位入賞者の平均獲得点数は過去最高となった。これまでは+180点前後を確保すれば総合1位まで狙うことができたが、本大会では一気にハードルが上がって+176点が上位入賞者の最低点である。
役満率は約0.80%(総対戦数対比)。これまでの大会に比べると和了率は低めで、役目も平凡であった。
雀荘ブンブン・大規模視聴者大会(第5回以降)
雀荘ブンブン・第5回大規模視聴者大会 | |
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開催日時 | 2009年9月11日(金)21:00~24:00(JST) |
参加者数 | 963名 |
対戦数 | 2069戦 |
役満 | 27回(以下内訳) |
優勝者 | ろましぃ(207pt) |
雀荘ブンブン・第6回大規模視聴者大会 | |
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開催日時 | 2009年10月7日(水)21:00~24:00(JST) |
参加者数 | 813名 |
対戦数 | 1751戦 |
役満 | 15回(以下内訳) |
優勝者 | MKK(203pt) |
雀荘ブンブン・第7回大規模視聴者大会 | |
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開催日時 | 2009年11月6日(金)21:00~24:00(JST) |
参加者数 | 754名 |
対戦数 | 1608戦 |
役満 | 13回(以下内訳) |
優勝者 | ☆りゅう☆(217pt) |
雀荘ブンブン・第8回大規模視聴者大会 | |
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開催日時 | 2009年12月19日(土)21:00~24:00(JST) |
参加者数 | 617名 |
対戦数 | 1320戦 |
役満 | 12回(以下内訳) |
優勝者 | F12(204pt) |
雀荘ブンブン・第9回大規模視聴者大会 | |
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開催日時 | 2010年1月20日(水)21:00~24:00(JST) |
参加者数 | 577名 |
対戦数 | 1264戦 |
役満 | 10回(以下内訳) |
優勝者 | SE:iRu(190pt) |
小規模視聴者大会の要綱・詳細
雀荘ブンブン・小規模視聴者大会は、参加者を限定した視聴者大会である。その参加権は、ブンブンのブログに事前予告なしで投稿される告知記事にいちはやく参加表明をした先着9名に与えられる。また、大規模、中規模視聴者大会の入賞賞品としても授与される。
本大会は通常営業時と同様に、Skypeでチャットしながらの実況収録となる。そのため本大会に参加を希望する視聴者は、あらかじめSkype通話とTapur録音ができる環境(ソフトウェアのインストール、マイク・ヘッドセットの準備、Tapur録音データを保存するためのHDD容量の確保等)を整えておかなくてはならない。ただし、大会賞品として参加権が与えられた場合はこの限りではない。
対戦方法
本大会の参加者9名は、まず3名ずつ3つのグループに分けられる(グループ分けにはランダム抽選ソフトが使われる)。
それぞれのグループに主催者ブンブンが加わり、計4名で東風戦を1回ずつ行う。各グループでトップを獲得した参加者が決勝戦に勝ち進む(ブンブンが1位の場合は2位が繰り上がる)。
決勝戦も東風戦一発勝負で行われ、各グループの勝者3名とブンブンが対戦する。決勝戦でトップを獲得した参加者が、該当回の小規模視聴者大会優勝者となる(なお決勝でブンブンが勝利した場合は優勝者不在となる)。
参加予定者がなんらかの事情で欠席した場合は、最初につくる3グループのうち1グループは3人麻雀(サンマ)になる。補欠繰り上がり等の補充措置はとられない。
小規模視聴者大会グランドチャンピオン決定戦の要項・詳細
グランドチャンピオン決定戦は、本大会の優勝者が9名揃った時点で開催される雀荘ブンブンの最強位戦である。
さらにグランドチャンピオン9名が集まって雀荘ブンブン王決定戦を行おうという構想もある。
対戦方法
基本的には前述の小規模視聴者大会と同様のルールで行われるが、決勝戦のみ東南戦で行われる。
(その為、後日アップされる動画については強制二分割されていることが多い)
小規模大会との一番の違いは、この4対局を3セット行うことである。
すなわち、2,3ヶ月の期間中、3日(A日程、B日程、C日程と呼称)開催される。日程の都合がつかなければ、すべてに出場する必要はない。
なお、ブンブンや以前の日程で優勝した人物が優勝した場合は順次繰り上げとなる。
C日程の終了後、それぞれの優勝者3名とブンブンにより最終戦を行い、最終戦でトップを獲得した参加者が該当回のグランドチャンピオンとなる。
最終戦でブンブン、もしくはグランドチャンピオン経験者が勝利した場合はチャンピオン不在扱いとなる。
グランドチャンピオンは、次回のグランドチャンピオン決定戦へのシード権を得る。
グランドチャンピオン決定戦の期間中(全出場者決定~C日程、最終戦終了まで)は、小規模大会が行われない。
(大規模大会は開催されるが、期間中の小規模大会出場権が貰えない)
中規模視聴者大会の要綱・詳細
年に一度程度のペースで開催。
大規模大会の要領で、次の条件に該当する参加者で争われる。
- 参加条件
次のうち、ひとつ以上に当てはまること。
なお、直前の大規模大会より参加人数が多くなってしまった場合、『期』ごとに参加権が失効となっていく。
(※グランドチャンピオン決定戦終了までを1期とカウント。例えば、2011/4/23現在、グランドチャンピオン決定戦は2度行われているため、現在は第3期である)
参加権失効に該当していても、以降の期間で参加権を獲得していればよい。
なお、現在のところtwitter賞による参加権は失効しない事になっている。
また、各種連絡はSkypeを用いて行われるため、Skypeの導入が必須(通話環境は不要)。
「敗者復活」と「過去TOP9の不参加者&三人麻雀杯TOP9救済」をコンセプトに行われる大会。
その為、小規模大会で優勝していると、基本的には参加できない。
小規模大会の開催を前提としているため、グランドチャンピオン決定戦期間中は開催されない。
ブンブン自身の対局においては、「神視点による一人実況」という特殊な動画収録が行われた。
和了記念碑
雀荘ブンブン動画シリーズにおいて、特筆すべき和了形を記念として下記に掲載する。
役満
役名 | 和了者 | 和了形 | 動画 |
---|---|---|---|
国士無双 | ブンブン | ツモ | その35 |
国士無双 | tpitaru | ツモ | その96 |
数え役満 立直1 一発1 平和1 二盃口3 清一色6 赤ドラ1 裏ドラ2【30符15飜】 |
しっちゃん | ロン | その177 |
国士無双 | ブンブン | ロン | その250 |
数え役満 立直1 嶺上開花1 門前清自摸和1 二盃口3 断么九1 ドラ4 赤ドラ2 裏ドラ2【30符15飜】 |
ブンブン | ツモ ×2 | その270 |
大三元 | trombe | ツモ | その326 |
名和了
役満には及ばずも、麻雀役として印象的な和了形を下記に掲載する。
役名 | 得点 | 和了者 | 和了形 | 動画 |
---|---|---|---|---|
40符6飜 跳満 |
そら | その7 | ||
50符7飜 跳満 |
かづぉ | その19 | ||
30符6飜 跳満 |
囲炉裏 | その21 | ||
70符12飜 三倍満 |
ごじあつ | その22 | ||
40符8飜 倍満 |
カルビ | その25 | ||
50符5飜 満貫 |
みちる | その40 | ||
40符5飜 満貫 |
だいぽん | その42 | ||
30符5飜 満貫 |
囲炉裏 | その57 | ||
40符8飜 倍満 |
ヤタガラス | その67 | ||
40符6飜 跳満 |
ブンブン | その75 | ||
20符8飜 倍満 |
メダパニ | その80 | ||
50符5飜 満貫 |
けしごむ# | その83 | ||
50符7飜 跳満 |
ブンブン | その95 | ||
40符6飜 跳満 |
瀬戸内 | その101 | ||
40符7飜 跳満 |
tpitaru | その103 | ||
30符5飜 満貫 |
ブンブン |
裏ドラ
|
その114 | |
40符9飜 倍満 |
すね~く |
裏ドラ
|
その115 | |
80符5飜 満貫 |
ブンブン | その116 | ||
25符10飜 倍満 |
なべしき | その118 | ||
50符9飜 倍満 |
!? | その131 | ||
40符6飜 跳満 |
埋め | その146 | ||
40符8飜 倍満 |
腹黒店員 | その159 | ||
50符9飜 倍満 |
ブンブン | その161 | ||
40符7飜 跳満 |
!? | その165 | ||
50符10飜 倍満 |
腹黒店員 | その166 | ||
30符4飜 | ブンブン | その191 |
(以上第191回までの記録)
主な名言(迷言)
雀荘ブンブンの実況収録ではさまざまな名言(迷言)が生み出されている。その主なものを下記に列挙する 。
台詞・用語編
- そうなるんだ~(SND)
- 雀荘ブンブンにおけるブンブンの代表的な固有能力。詳しくは該当項目「SND」を参照のこと。
- 男喰いあり・赤さんあり
- 天鳳の麻雀ルールである「喰いあり・赤あり」をもじってひなみが発言し、ブンブンをも感心せしめた名文句。ブンブン=男喰いであるのは言うに及ばず、収録中に赤さん声が入る様子までも表現したこの言葉は、まさに雀荘ブンブンを体現する名言である。
- トントン
- 麻雀役の対々和(トイトイホー)のこと。初心者時代の囲炉裏が勘違いで発言したことから。上達してからは恥ずかしがって使っていない。
- イベリコ
- 麻雀役の一盃口(イーペーコー)のこと。囲炉裏の迷言。
- ニコニコ
- 麻雀役の七対子(チートイツ)の通称。一般にも通用する用語である。
- きよしいっしょく
- 麻雀役の清一色(チンイーソー)のこと。囲炉裏の迷言。ちなみに、MS-IMEで「きよしいっしょく」と入力するとちゃんと「清一色」に変換される。
- あずま/みなみ
- それぞれ風牌のとのこと。囲炉裏が字牌の読み方を知らなかった時代の迷言。
- 中尾
- 三元牌ののこと。囲炉裏の迷言。
- 豆腐
- 三元牌ののこと。豆腐のような色と形だから。BMメンバーの女性陣が愛用している。
- ぐろてん
- フリテンのこと。ゲーム実況プレイヤー・腹黒店員(ぐろてん)をもじって囲炉裏が命名する。
- ブンブン
- 数牌ののこと。主に囲炉裏がネタとして使っている。Mだから。
- ドスケベ☆リーチ
- いやらしい待ちに定評のあるブンブン。河に1枚切れの客風牌単騎待ち立直で、トップ目をピンポイントスナイプ。「西とかで単騎待ちだよね♪」
- つんもぉ
- みちるがツモ和了のときに発する言葉。視聴者の間では萌えると評判である。
- ブンブンだお( ^ω^)
- 囲炉裏・スパーク・そらがブンブン化したときに出た迷言。
- 漢は黙ってカン/女も黙ってカン
- 槓材が揃ったら迷わずカン。あわよくば嶺上開花を狙う。これが雀荘ブンブンクオリティ。
- 最大の敵は天鳳
- 天鳳では打牌に制限時間が設けられており、モタモタしていると勝手に牌がツモ切りされてしまう。初心者にとっては十分な考慮時間とは言えないため、まずはこのタイムリミットを克服することが初心者脱出の分水嶺である。つまり最大の敵は天鳳なのであった。
- ゾンビった
- 自分が捨てた牌やその周辺牌を次順で再び引いてしまうこと。「裏目った」とほぼ同様の意味。BMメンバーのけしごむ#が使用した言葉で、その後BMメンバーや一部の視聴者に広まった。
- 私は揺るがない
- うえちょ←の名言。「これは流行る」と噂されていたが、そうでもなかった。
- だいポン
- ポンをしたときにたまに出る言葉。同卓にだいぽんがいるときに用いられることが多い。
- せとうチー/せとポン/せとリーチ
- 瀬戸内がそれぞれチー・ポン・リーチをしたときに発する言葉。
- 課金の力
- ブンブンが天鳳のプレミアム会員(月額525円)になって以来、配牌やツモ運が異常に良くなったのではないかという一部参加者の疑惑から囁かれるようになったネタ。何かあったら「課金の力」である。もっとも、ブンブンの牌運は無料時代もかなりよかった。
- おめーのツモねぇから!/おめーの一発ツモねぇから!
- ブンブンが立直をかけたときに限って、なぜか次のツモ番が回ってくる前に他家に和了られてしまうことが多いため、コメントやタグでつけられるようになった言葉。元ネタは「おめーの席ねぇから!」である。
- 主賓フルボッコの法則
- 親しい実況者やブンブン自身の実況開始一周年など、何らかの記念と題して行われる大会では、その主賓となる人物の成績が何故か振るわない事。また、この法則を破ったものの最後の最後でラスになった場合、主賓急転直下の法則と呼ぶ。
- BBBB(ブンブンバレバレ)
- ブンブンは長らく麻雀実況を行っているためか、最近では対戦相手に何を狙っているか読まれてしまうことがある。或いは、リアクションから裏目になったのが相手にバレてしまった場合、BBB(後述、或いはリンク先参照)に捩ってこういったコメントがなされるようになった。
- フラグ回収
- 他の実況でもおなじみ、ブンブンの代表的な固有能力その2。「親は攻める」→振込み、ドラ受け拒否→即ドラツモ、「動画内で飛んだことない発言」→初飛びなど、数々の迷シーンを演出してきた。ただし、稀に良い方向に転がることもある。
- 諸刃の剣
- 漢は黙ってカン→振込み、他家のドラ増加などが発生してしまった場合。カンはハイリスク・ハイリターンである。
異名・通り名編
- 黒ブンブン(Black BunBun; BBB)
- ブンブンの異名。好青年然とした物腰からは想像だにしないイヤラシイ戦法を用いることから、対戦者や視聴者の間で囁かれるようになった。しかし本人は否定している……というより開き直っている。「勝てばいいんです」
- 雑草ブンブン
- 弱いブンブンのこと。「ブンブンw」の名前で参戦した回が、いまいち華のない闘牌ぶりであったことから。
- ラスボス
- 小規模視聴者大会決勝で好調となったブンブンのこと。(以下ネタバレ)
第一回小規模視聴者大会決勝戦でKYにも勝利してしまったことから、視聴者からこの名前を与えられた。
(ここまで)いかなる対局においても一切手を抜かないブンブンの姿勢がよく見られる異名である。 - 鳴きの!?(ビックリ)
- !?の通り名。鳴き麻雀を得意とすることから。
- ドラ切りのセト子
- 瀬戸内の通り名。躊躇なくドラ切りをおこなう様子からつけられた。役牌のドラを放銃することもしばしば。
- 不動のセト子→不動のセト子(笑)→不遇のセト子
- 瀬戸内三段活用。瀬戸内変遷の様子を端的に表した名句である。
- チャンタ・純チャンのセト子
- 瀬戸内の新通り名。基本のタンピンよりもチャンタ系の手を好むことから。
- 安パーク
- スパークの異名。立直の入った大物手を喰いタンで蹴ったり、二槓後の立直和了でドラが一枚も乗らなかったりと安アガリが目立つことから。
- 雀姫(じゃんき)
- うえちょ←のこと。聴牌即リーからの一発ツモを連続でくり出し、麻雀歴10日にしてベテラン勢をねじ伏せた強運の持ち主ゆえ。
- 放銃のけしごむ#
- けしごむ#の代名詞。この名前で参戦した回でダブロンを振り込んでハコテン終了を喰らったことから。コメントやタグでは「けしごむ→けしかす→けしとぶ」などと散々な言われようであった。
主なゲスト参加者
以下に雀荘ブンブンに参加した主なゲストメンバーを列挙する(敬称略・登場順)。なお視聴者大会の参加者は含まない。
本企画を「雀荘ブンブン」と正式に命名する以前は、「囲◎裏さん関係者・麻雀大会」としていたこともあり、参加者の多くは囲炉裏とも親交の深いメンバーである。
関連動画
名場面特集
雀荘ブンブンその1~320までの動画をピックアップした名(迷)場面集。
雀荘ブンブン公式イメージソング「ブンブンだー!!」
初音ミクのオリジナル曲「バンバンブー☆」(ラヴリーP作)の歌詞を、雀荘ブンブン仕様に変えてみた。ブンブンのブログでも紹介された公式イメージソングであり、動画のオープニングテーマとしても使われている。
「ブンブンだー!!」に絵をつけてみた
「ブンブンだー!!」を歌ってみた
「ブンブンだー!!」を演奏してみた
「ブンブンだー!!」を大合唱
関連項目
関連サイト
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