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集団ストーカーとは不特定多数によって個人を尾行・監視・付きまとい・嫌がらせをする人達、及びその行為を指す。
しばしばガスライティングとしてネット上の一部で話題に挙げられる。海外の先進国ではギャングストーキングやターゲットインディビジュアル(TI)と呼ばれ法規制が進んでいる。ホワイトハウスでも情報収集を行っている。集団ストーカーについての情報は主にTwitterなどに投稿されているので、リアルタイムなどで検索してみると良い。ただし、その信憑性については各自で判断してほしい。
その内実は大きく分けて、以下の2パターンが存在する。
この記事ではその両方について記述する。
目次
妄想による集団ストーカー
妄想による集団ストーカーとは
妄想による集団ストーカー被害とは主に「被害者」が自分は何か大きな組織によって監視されていると感じる(らしい)被害妄想のこと。主に統合失調症が原因となる。
その手段は町を歩いていると他人が笑ってきたり、店にいると自分のまわりに人が集まってきたり、自宅の周囲で何か大きな騒音を起こしたりといったものである。と自称被害者たちはおそらく大真面目に主張している。呼び名も仄めかしだとか仕立て上げだとかバリエーションも豊富である。
カンのいい人なら分かったと思うがこれは自称被害者の妄想である。笑い声の聞こえない町、人の集まらない店、騒音のない住宅というものがどれだけ不自然なことかと考えるとその答えは自然にでてくるであろう。もしあなたがこのような症状にさいなまれたらすぐに「信頼できる」精神病院へ。現在では統合失調症などは薬物の投与などで回復できるようになっており、早期の治療が望ましい。
ところで被害者の発言を信じるならば大量の集団ストーカー加害者がいるはずだが、企業にも宗教団体にも関連のない人を相手になぜそのようなことをするのか、また、どこで雇用しているのかは一切が謎である。
集団ストーカー(ガスライティング)で検索をかけると良くも悪くも分かりやすい内容が多数アップロードされているので、この記事を見るよりも、そちらを見た方が納得できるかもしれない。
集団ストーカーはテクノロジー犯罪とも関わりがあるとも言われるが、ここで言うテクノロジーとは電波によって相手の思考を読み取る、電磁波によって相手の体調を悪化させる、などの一般には現代科学の範囲では達成不可能と思われる超科学のテクノロジーである。詳しく知りたければ、【集団ストーカーテクノロジー犯罪被害者の会】、【集団ストーカー電磁波犯罪被害の会】、【テクノロジー犯罪被害ネットワーク】などを検索するといい。割と荒唐無稽な主張が並ぶことだろう。
ちなみに集団ストーカーとはガスライティングの別名であり、意味合いとしては同義とされている。
関連リンクにある「集団ストーカーの歴史と分析」においては、近年インターネットでその被害者たちが連絡をとりあうようになり、さらにその症状が悪化していると書かれている。悪化すると人の話を聞かなくなり、更に被害妄想をこじらせるので注意が必要であるとも書かれている。
妄想の悪化
そのようになってしまうと「公共機関が自分を監視している」「電波で攻撃されている」といった現実離れした主張がなされる場合もあり、ますます周囲からの孤立を深めてしまう。
妄想による集団ストーカーの問題点
実際に起きているわけではなく、精神疾患やその他の理由による集団ストーカー妄想は周囲との軋轢を生み出す原因になる。
道行く通りすがりの人物がすべてストーカーと化し、隣人が盗聴器を仕掛け、向かいのアパートからは常に監視カメラが向けられているという妄想にとらわれてしまった場合、そこには必ず衝突が起こる。もちろん、集団ストーカーが妄想である以上、そこには犯罪行為は一切ない。しかし、それゆえに言いがかりによる嫌がらせや冤罪が発生してしまう。
まわりとの関係がこじれてしまえば人の意識はますます内向きになり、より強固な妄想を作り出すという悪循環に陥ってしまい、社会復帰はさらに難しくなってしまう。
もしあなたが集団ストーカーに狙われていると思ったなら、何より証拠を取ることを心がけて欲しい。証拠が取れないようなら病気を疑おう。基本的には証拠が無いものは、存在しないに等しい。そしてそれらがなかったのであれば、やはり病気を疑ってほしい。
実際に報道された集団ストーカー
桶川女子大生ストーカー殺人事件
1999年に埼玉県桶川市の女子大生一家が、4ヶ月間以上にわたりストーカー集団による数々の嫌がらせ行為を受け、警察に被害届まで出したのにまともに取り合ってもらえなかった末、10月26日に白昼の駅前で女子大生が集団の一人に刺殺された事件。この事件は国会をも巻き込み、終には「ストーカー規制法」が成立した。詳細は → 「桶川ストーカー殺人事件」
統一教会による事件
2011年2月7日(月)に警視庁公安部が統一教会の男を女性相手のストーカーの容疑で逮捕した。この男の他にも複数の信者も女性に対して付きまとい行為を行ったという。
統一教会を脱会した元信者の女性に付きまとったとして、警視庁公安部は7日、ストーカー規制法違反の疑いで、埼玉県越谷市大泊、統一教会信者で職業不詳の宇佐美隆容疑者(42)を逮捕した。
公安部は同日、宇佐美容疑者宅を家宅捜索。ほかの複数の信者も女性宅近くで付きまとい行為をしていたとみられ、統一教会の組織的な関与の有無を慎重に調べている。
参考リンク
統一教会信者を逮捕=脱会女性にストーカー容疑 - 時事通信社 (※リンク切れ)
創作の中の集団ストーカー
集団ストーカーそのものを取り扱った作品はさほど見当たらないが、『集団に監視されている』『考えていることが周囲に筒抜けになっている』といった妄想をテーマにした作品は数多い。
特に集団による監視は日本の村社会と相まって閉鎖的な僻地を舞台にした作品ではよく登場する。
筒井康隆の短編小説『おれに関する噂』(1972年発表)では普通のサラリーマンが深い理由もなくマスコミに付きまとわれ一挙手一投足が報道されてしまうというストーリーがあった。この小説はテレビ番組『世にも奇妙な物語』内で映像化もされた。
このタイプのマスコミによる監視がエスカレートした作品としては映画『トゥルーマンショー』があげられる。この映画の主人公は生まれた時からその一生がテレビ放映されており、周囲すべてがセット・家族友人すべてが演技という非常に大がかりな舞台が整えられている。
また、主人公たちの心の声が周囲に丸聞こえになってしまう作品の代表例として漫画『サトラレ』などがあげられる。『サトラレ』内では「自分がサトラレで、考えていることが周りに筒抜けである」という妄想に取りつかれた一般人のエピソードもある。
少し変わったところを上げるのであれば、自分は監視されている・殺されるという妄想に取りつかれてしまうゲーム『ひぐらしのなく頃に』は、「実は主人公の妄想だった」という事実の裏で実際に秘密組織に監視されているという二重の集団ストーカーものであった。
関連商品
左:盗聴発見業者が実際に調査した集団ストーカーのまとめ。著者は関連リンク「集団ストーカーの歴史と分析」のサイト運営者でもある。
右:実際に集団ストーカーに悩まされている女性の手記。amazonでの試し読みあり。
関連項目
関連リンク
- 集団ストーカーの歴史と分析
-情報ガード
(盗聴器・盗撮カメラ発見などを専門とする探偵事務所)内のサイト
- Dr林のこころと脳の相談室
-サイト内の精神科Q&Aにて集団ストーカーやよく似た事例の相談がされている。
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