難易度詐称とは、主にゲームで行われている詐称である。レベル詐称、レベル詐欺と言われる事もある。
概要
ゲームの難易度とは、ユーザーに対してそのコンテンツが「どれくらい難しいか」を表した指標である。
しかし、ゲームの難易度は、プレイする人間の経験や知識による読み、慣れ、テクニック等に依存する部分が大きい為、客観的に評価することは難しい。
結果として、ゲーム製作側が"このくらいの難易度だろう"と評価したものが、プレイヤーによる評価と食い違ってしまう事もままある。特に、表示された難易度よりも明らかに難しい場合、難易度表示を鵜呑みにしたプレイヤーは手痛い目にあい、難易度詐欺だ!等と叫ぶことになる。
一方、表示された難易度よりも易しい場合は特に「逆詐称」と呼ぶこともある。本来の意味での詐称には違いないのだが、プレイヤーがどうなるかが正反対なのでこのように区別されることは多い。
シューティングゲームなどにおいては、初期設定でレベルを下げたとしてもパワーアップアイテムや周回をこなす事によって裏ではちゃっかりレベルが上がっていることがある。このため掲示板の指摘(掲示板 Res.#37)のように、「グラディウス」「パロディウス」などにおける「オートパワーアップ」は操作の複雑さを単純にする事から「初心者向け」と表記されているが、実は裏で勝手にレベルを上げられるという詐称表記になっている。しかしながら、実際には集中しすぎてレベルが上がった事が気がつかないプレイヤーも多いため、 さほど言われないようである
実際の所、そのレベル、難易度の設定が「難しい」か「適正」に関してはいろいろもめるところではあるが、 よくこの言葉が用いられる音ゲー(音楽ゲーム) などでは、譜面配置・押しやすさ・ノりやすさ・個人的な癖などによって意見が分かれる。
あまりにもクリア率が低かったりゲームメーカーに対する意見が多いとレベルが変更される事がある(掲示板 Res.#1)
ポップンの「音楽(BEMANI)」(サイレント)とか(17ではLv42、18以降はLv43)。
それと登場した当初はその難易度で妥当だったのが新作が出るたびに難易度がインフレしたせいで難易度表記が下がる例もあるよね。 たとえば、太鼓の「さいたま2000」とか(AC6~9では★10、AC10以降は★9)。
また、RPGやシミュレーションゲームにおいても、難易度を詐称している事がある (掲示板 Res.#8)
また、倒すべき敵にレベルや難易度が設定されているゲームでは、敵の個体単位でレベル詐欺、難易度詐欺が発生しやすい。
関連動画
関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E9%9B%A3%E6%98%93%E5%BA%A6%E8%A9%90%E7%A7%B0