雨宮慶太とは、日本のデザイナー、イラストレーター、映画監督である。有限会社クラウド代表。
来歴
1959年、千葉県浦安市(当時は東葛飾郡浦安町)生まれ。幼少期より特撮が好きで、特に『仮面ライダー』については少年仮面ライダー隊の隊員番号2番を持つほどの熱烈なファンであった。
1978年に阿佐ヶ谷美術専門学校に入学。同校卒業後の1981年にデン・フィルム・エフェクトに入社。その後1983年に有限会社クラウドを立ち上げ、独立する。
デザイナーとしてのデビュー作は1985年の『巨獣特捜ジャスピオン』。翌年の『時空戦士スピルバン』にてメインのキャラデザイナーを手がける。以後も数多くの特撮作品にてキャラデザインを手がけ、その影響を受けたデザイナーも多い。
映画監督としてのデビュー作は『未来忍者 慶雲機忍外伝』(1988年制作のVシネマ)。代表作として『ゼイラム』(1991年)、『タオの月』(1997年)がある。また、映画だけでなくTV作品の監督も多く務め、『鳥人戦隊ジェットマン』(1991年)では初の演出作品にしてパイロット版(1話と2話)の監督も手がけた。
最近は自ら原作を手がける作品も多く、『鉄甲機ミカヅキ』(2000年)、『牙狼<GARO>』(2005年)などがその代表である。
デザイン
メカ、生物など多種多様なモチーフを取り込んだ繊細且つ抜け目のないデザインを特徴とする。『時空戦士スピルバン』の戦闘機械人や『仮面ライダーZO』のドラスなど、クリーチャーデザインの上手さ、独特の重力描写に定評がある。
関連動画
関連リンク
関連項目
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