雲のように風のようにとは、
概要
「雲のように風のように」は、日本ファンタジーノベル大賞の副賞として制作され、1990年に読売放送系でアニメスペシャルとして放映された長編アニメである。通常のテレビ長編アニメと異なり「単独スポンサー」「CMによる中断が一切無い」という特殊な放映形態で放映された。
スタジオぴえろの作品であるが、作画監督が近藤勝也かつキャラデザがジブリ的であったり、主人公等のキャストに声優でなく、佐野量子・市川笑也といった一般の俳優が配置されていることもあって、良くジブリ作品と間違われることが多い。
原作である『後宮小説』は、小説家「酒見賢一」のデビュー作であり、後年の「十二国記」に代表される「疑似中国史モノ」のハシリともいうべき小説であって評価も高く、酒見賢一は受賞こそ逃したものの、本作で直木賞にノミネートされている。
2020年7月1日水曜日、10月25日日曜日、ともに無料BS放送局「BS12トゥエルビ」にて19時から再放送された。
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https://twitter.com/studiopierrot/status/1266295977117286400
2021年1月20日に、dアニメストア及びニコニコ支店での配信が開始された。
あらすじ
素乾国の皇帝が崩御した。
新皇帝即位に合わせて旧後宮は解散となり、新皇帝のための後宮を作るべく、宮女募集が宦官の手によって行われることとなった。
地方の片田舎「緒陀県」の少女「銀河」は、近所のオバサンの「三食昼寝付き」といううわさ話と「学校に行ける」という事から宮女に志願し後宮入りする。
見習い宮女の一員として女大学に通う銀河は、相部屋の「タミューン」「セシャーミン」「江葉」、そして後宮入りの日に偶然知り合った「コリューン」と友情を育みながら正妃を目指す。
しかし、その裏では新皇帝排除の陰謀や、イリューダ率いる反乱軍といった諸問題が渦巻いていた。
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