霊感商法とは、何か宗教的な力があると嘘をついて行う悪徳商法である。
概要
宗教的な力があると言って(例えば天使の声が聞けるとか占いが出来るとか)金銭をせしめたり不当に高いものを買わせること。早い話がカルマがわかると称する人物が、なにか物(イコン、仏像、壺など)を買わないとさらに不幸なことが起こると脅して物を買わせたり、占いを行うようなこと。開運商法。
具体的には統一教会や真言宗(本覚寺)、法の華三法行、神世界などが行っていた団体として挙げられる。1980年代から問題になり、1987年~96年にかけて、1万件、6800億円の被害と相談件数があったという。神世界が起した事件では大学教授や警官が関わっていたなど、大きな問題となった。
ただし、護符やお守りや破魔矢や縁起熊手や絵馬やおみくじ、法要や地鎮祭の謝礼など、伝統的に広く受け入れられているものも大抵は科学的根拠などは無いものの有料であるため、霊感商法との区別をどこで付けるかが問題となる。概ね、「不安を煽り立てたり長時間説得するなどの好ましくない販売方法を取る」「あまりにも高額である」といった、社会通念に照らして悪質な手法を採っている場合に「霊感商法」として非難されることが多いようだ。
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