霧雨魔法店とは、東方Projectのキャラクター、霧雨魔理沙が経営している(ということになっている)店舗である。
概要
魔法の森に存在し、魔理沙の自宅でもある。いや、店舗でもあると言うべきか。
基本的に「なんでも屋」であり、アリス曰く「妖怪退治から水道工事まで」、阿求曰く「半丁賭博の予想から異変解決まで」幅広く仕事を受け付けてくれる。
しかし、迷いやすい魔法の森に立地し、店主の魔理沙も留守にしがちでありまともに商売する気があるように思えないと阿求につっこまれている。東方三月精において店舗が描写されたが、看板には屋号の他には「なんかします」としか書かれておらず、おまけに店内は魔理沙が拾い集めてきたアイテムで散らかっており、小さな魔法の森のようになっているとか。
なお、直接店を訪れた客は、家に巣食っている妖怪の退治を依頼しに来た三妖精が初である。その際の発言によると、ずっと前から営業していたらしい。
しかし、三妖精が仕事を依頼するより前に、アリス・マーガトロイドが永夜異変解決の依頼のために訪れている。この当時から魔理沙が店をやっていたかどうかは不明であるが、この協力に際して魔理沙が貴重なグリモワールを譲渡されているので、彼女にとっては利益があったわけである。確定申告の際に収入に入らないようにするためだったのかもしれない。
ちなみに三妖精にこの店を紹介したのはアリスである。
なんでも屋とはいえ魔理沙が使える魔法は器物の破壊程度であるため(後に精霊魔法も覚えたようではある)妖怪退治が主な仕事内容である。また、阿求によればその魔法を生かして夏の花火大会でも依頼すると良いかもしれないとのこと。
店に客が来ないので、魔理沙はよく神社へ赴き、霊夢に依頼しようとした妖怪退治の仕事を奪って引き受けたりしている。原作のゲームにおいて魔理沙が出撃する場合は、それが店の仕事であると言えなくもないだろう。
よって、必ずしも遊ぶ目的だけで神社へ行っているわけではない。
ちなみに、勝手に仕事を横取りしたとはいえ、知っての通り妖怪退治の腕は霊夢と比肩するほどであり、依頼する側としては不利益になることはないと思われる。
報酬は成功払いで、失敗した場合は一切お金は取らないと良心的である。永琳や霖之助と違って魔理沙は自分の生活が懸かっているはずなのだがそんなことで大丈夫か?ただし永琳のようにいつまでも支払いを待ってくれるかどうかは不明。
結局のところ、魔理沙としてはこの店の営業よりも泥棒稼業に力を入れているように見える。余談だが、十六夜咲夜が魔理沙の家に泥棒に入ったことがある。
東方幻想麻雀において
全数牌に赤牌が1枚ずつ含まれ、常時裏ドラをめくるという驚異的な卓となっており、普通にアガって跳満は当たり前、時として数え役満のオンパレードという現象まで見られる。
ドラ8なども珍しくなく、リーチのメリットである裏ドラが常にめくれる為、ここぞとばかりに食いタンでのスピード勝負でもあった。「断么九、ドラ12」という現象さえ見られるのだから恐ろしい。
その後食いタンなし、飛びありに変更されたため、若干穏やかになったとも言える。
関連動画
「東方三月精」等で店の外観が描写されているため、MMDアクセサリも製作されている。
関連商品
「東方三月精 Strange and Brigt Natue Deity」では2巻に登場する。
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関連項目
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