『青い風のHOPEが幻想入り』とは、幻想入り作者である提督氏が投稿している『幻想入りシリーズ』のひとつ。
『ドラゴンボール』の登場人物であるトランクスが幻想入りした作品。
『ドラゴンボール』には何人かのトランクスが登場するが、この作品に登場するのは『ドラゴンボール』のセル編で20年後の未来からやってきたトランクス(通称:未来トランクス)である。
提督氏はほかにもいくつかの幻想入りを投稿しているが、本項では『青い風のHOPEが幻想入り』のみを記載する。
その他の作品については提督氏のプロフィールおよび「ジェダイ騎士が幻想入りの人」記事を参照。
ストーリー
セルを倒し、自分の時代の人造人間たちを倒すために未来へと旅立ったトランクス。
しかし、その際にタイムマシンに異常が発生。
気がつけばトランクスは見知らぬ土地、幻想郷に辿り着いていた。
ここから以下の項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
主な登場人物
- トランクス
本作の主人公。
礼儀正しく無闇な戦いを好まないイケメンすぎる青年。
幻想郷で最初に出会った早苗たちの理解と協力のもと、自分の時代・世界に戻る手段を求めて幻想郷を巡ることになる。
目的はあくまで自分の時代・世界へ戻ることだが、いくつもの出会いと戦いを経験していくうちに幻想郷にも愛着がわいてきた様子。
当初は話を聞かない幻想郷の少女たちに振り回され、自分の言葉をスルーされることも多かった。 - 東風谷早苗
トランクスが幻想郷ではじめて出会うことになった少女。
(たぶん)東方側の主人公にしてメインヒロイン。
常識にとわれない直球思考からトランクスと戦ったが、敗北。
その後、和解し、彼のよき理解者となり、なにかと世話を焼く。
ところどころでトランクスに対し、異性としての好意を抱いている様子が垣間見える。
とらさなが俺たちのHOPE!! - 河城にとり
故障したタイムマシンを修理するためにトランクスが訪ねた河童の少女。
タイムマシンの技術と堪能できるとしてその修理を快く引き受けた。
しかし、彼女にはトランクスたちの知らない「ある事情」があった……。 - 射命丸文
強大な力をもつトランクスを警戒した山の上層部から派遣された鴉天狗の少女。
1度戦ったあとは早苗と同じく彼のよき理解者となる。
新聞記者でもあり、取材対象としてトランクスにつきまとっている。
その馴れ馴れしさから、早苗からトランクスもろとも折檻されたことがある。 - 紅美鈴
中華風の衣装をまとった見た目通り武術が得意な妖怪の少女。
紅魔館の門番であり、トランクスのライバルその1。
気の扱いと戦闘の技術に長けており、トランクスも自分以上だと認めている。
トランクスは紅魔館で彼女と戦った際、幻想郷で初めて超サイヤ人へと変身した。
提督氏の嫁。 - 魂魄妖夢
白玉楼の庭師兼剣術指南役の少女で、トランクスのライバルその2。
ある目的から白玉楼を訪れたトランクスを文の捏造交じりの記事を鵜呑みにして排除しようと襲ってきた。
その力はトランクスを窮地に追い込んだが、己の過信と迂闊な言葉から彼の怒りを買い、返り討ちにあった。
すべてが終わったあとはトランクスと友情が芽生えた。 - 孫悟空
詳細は不明だが、作者によれば『ドラゴンボールGT』最終回直後の孫悟空のようだ。
白玉楼でその主である幽々子とともにトランクスと妖夢との戦いを見守っていた。 - セル
トランクスのいた時代(『ドラゴンボール』の世界)で世界を恐怖に陥れた人造人間。
ある事情から「幻想郷のセル」として誕生し、トランクスに復讐を果たそうと現れた。 - 霧雨魔理沙
普通の魔法使いの少女にして異変解決のプロ。
幻想郷のべジータ。
妖怪の山に現れたセルを倒すために駆けつけたが、力がおよばす敗北した。
各話あらすじ
のちほど記入予定らしい。
ドラゴンボールと東方との戦闘力のバランスについて
幻想入りに限らずこの類の二次創作において避けては通れぬもののひとつが戦闘力の調整である。
トランクスを含めた『ドラゴンボール』の登場キャラクターの多くは、惑星破壊級(サイヤ人や強敵たちに至っては銀河やそれ以上)の力をもっており、普通に考えれば、いかに特殊能力をもった東方キャラクターといっても歯が立つものではない。
『ドラゴンボール』のキャラクターが幻想入りする作品たち、いわゆる『東方龍球伝』の作品の多くは何かしらの設定や理由によりこの力の差をなくそうとしており、当作品も然りである。
当作品におけるそれは、「『ドラゴンボール』のキャラクターが幻想郷に現れたことで幻想郷の歴史が改変され、幻想郷の中では東方キャラクターたちも『ドラゴンボール』のキャラクターたちと同等の力を発揮できる」というものである。
詳しい事情は第2話冒頭と第7話前編で語られているが、大まかに言えばそういうことである。
ただ、筆者としては異なる作品同士の戦闘力のバランスなどは議論するだけ不毛であると考える。
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