青木高広単語

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青木高広（あおき　たかひろ、1981年11月26日-）とは、岐阜県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は読売ジャイアンツのコーチを務める。

愛称はペローン。（ ＾Д＾）

概要

小学校から野球を始める。

岐阜商業高等学校では3年夏に甲子園大会に出場したが、初戦で敗退した。

愛知大学では4年春にリーグ優勝を達成した。

日産自動車に就職し、3年連続で都市対抗野球大会に出場した。

2006年の大学生・社会人ドラフト4巡目指名で日産自動車から広島東洋カープに入団。背番号47。

広島時代

2007年（1年目）は前半戦でクオリティスタートを10回達成したにも関わらず未勝利。とにかく援護が少なかった。また勝利投手権利をリリーフにつぶされることも多かった。

2008年は自身の不調も相まって、24試合に登板（うち先発は7試合）したが勝ち星はなかった。

2009年7月5日（横浜ベイスターズ戦）で約2年ぶりの勝ち投手となった。

2010年はオープン戦から好投を続けるが、相変わらずの無援護に苦しむ。
しかし4月30日、9回を8安打無失点に抑え、自身初の完封勝利を達成した。ちなみに、このシーズンの初勝利でもある。

2011年はリリーフに転向。76試合登板とシーズンを通してフル回転、セットアッパーとして20ホールドも挙げた。

2012年は3月に膝の手術を受け、シーズンを棒に振った。

巨人時代

2013年4月28日、小野淳平との交換トレードで読売ジャイアンツへ移籍。背番号43。シーズンを通してリリーフとして活躍し、優勝に貢献した。

2014年は11ホールドを挙げた。

2015年は一度も一軍で登板することなく、戦力外通告を受け現役を引退した。

引退後

2016年からは巨人のスカウトを務め、2021年から巨人の三軍投手コーチに就任した。

人物・その他

愛称のペローンはその球の出所が掴みにくい独特のピッチングフォームから。ちなみにこの愛称は本人公認。カープには入団当時トレードで入ってきた青木勇人が既に在籍しており、青木が二人になったため登録名は青木高。こいせんではペローン（高広）、勇者（勇人）という呼び方で区別していた。

神宮球場のウグイス嬢に高木と間違えてアナウンスされたことがある。

第5次内野5人シフトでの投手担当。

同期で青木と同じく自動車メーカーの出身である宮崎充登、上野弘文と共に「自動車三人衆」と呼ばれていた（ちなみに、こちらも同期の中東直己もホンダ鈴鹿出身）。

成績

年度別投手成績

年度	所属	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2007年	広島	29	24	0	0	5	11	0	0	.313	128.1	28	89	70	68	4.77
2008年		24	7	0	0	0	3	0	1	.000	55.1	12	28	32	29	4.72
2009年		29	10	0	0	2	3	0	1	.400	74.0	16	50	40	39	4.74
2010年		19	11	1	1	1	6	0	2	.143	65.1	12	45	51	49	6.75
2011年		76	0	0	0	2	4	0	20	.333	55.0	21	39	21	20	3.27
2013年	巨人	34	0	0	0	5	1	0	0	.833	31.1	7	19	10	10	2.87
2014年		38	0	0	0	2	2	0	11	.500	33.0	8	15	9	9	2.45
NPB:7年		249	52	1	1	17	30	0	35	.362	442.1	104	285	233	224	4.56

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関連項目

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