青梅線とは、東京都立川市から奥多摩町までを結ぶJR東日本の鉄道路線である。前身は青梅電気鉄道と奥多摩電気鉄道。
概要
青梅線 | |
基本情報 | |
---|---|
運行事業者 | 東日本旅客鉄道 |
総路線距離 | 37.2km |
総駅数 | 25駅 |
路線記号 | JC |
軌間 | 1067mm |
電化方式 | 直流1,500V |
架空電車線方式 | |
最高速度 | 85km/h |
全線開業日 | 1894年11月19日 |
路線テンプレート |
青梅線はJR東日本の鉄道路線であり、全線が東京都内に位置する。立川駅から青梅駅までは沿線に住宅も多い通勤路線であるが、青梅駅より先はカーブが多い山あいの観光路線となる。
過去には前身の名残から青梅駅に電車区が置かれていたが廃止となり留置線が設置されている。
立川駅から東青梅駅までは複線であるが、中央線のグリーン車組み込みの12両化工事のため、東青梅駅が棒線化されるため複線区間は縮小される見込みである。その輸送力維持のために青梅駅と河辺駅のホームが2面3線化される予定(青梅市は青梅駅までの複線化を要望していたが覆されることになった)。
立川駅~青梅駅間は終日に渡り東京駅から中央線快速電車が乗り入れるほか、青梅ライナーなどの快速電車も設定されている。また、立川駅~拝島駅間には五日市線や八高線との直通列車も設定されている。休日にはホリデー快速が奥多摩駅から東京駅まで一本で乗り入れている。
立川駅~青梅駅間は10両編成が基本であるが、青梅駅~奥多摩駅間は4両編成が基本となる。青梅駅~奥多摩駅間、東京(or立川)~青梅駅でそれぞれ運行分離されることも多いが、東京からの列車が青梅駅まではいかず、河辺駅で東京行きに折り返すことも。
青梅線内の車両は例外を除き全て最新の通勤型車両であるE233系が用いられる。乗車人数も多くない青梅駅以西の山岳路線に、通勤車両が運行されるという事に違和感を感じる人も多いという。また、かつては青梅駅~奥多摩駅間にも女性専用車両が導入されていた。
青梅駅から奥多摩駅の間は東京アドベンチャーラインという愛称が設けられ観光パンフレットなどに用いられている。休日には御嶽駅に登山客がよく利用する。
路線図
※各駅停車と、中央線快速電車に乗り入れする「快速」「通勤快速」「通勤特快」「青梅特快」等は青梅線内各駅に停車するので省略した
特急おうめ | ホリデ丨快速 | 駅名 | ■乗り換え路線 ○駅周辺施設 |
---|---|---|---|
● | ● | 立川駅 | ■JR東日本 中央線(快速)・南武線 ■多摩都市モノレール 多摩都市モノレール線(立川北駅・立川南駅) |
| | ● | 西立川駅 | ○国営昭和記念公園 |
| | | | 東中神駅 | |
| | | | 中神駅 | ○多摩川ふれあい水族館 |
| | | | 昭島駅 | |
● | ● | 拝島駅 | ■JR東日本 八高線・五日市線 ■西武鉄道 拝島線 |
| | | | 牛浜駅 | |
| | ● | 福生駅 | |
| | | | 羽村駅 | |
| | | | 小作駅 | |
● | | | 河辺駅 | ○河辺タウンビル |
| | | | 東青梅駅 | |
● | ● | 青梅駅 | |
| | 宮ノ平駅 | ||
| | 日向和田駅 | ||
| | 石神前駅 | ||
| | 二俣尾駅 | ||
| | 軍畑駅 | ||
| | 沢井駅 | ||
● | 御嶽駅 | ○武蔵御嶽神社 | |
| | 川井駅 | ||
| | 古里駅 | ||
| | 鳩ノ巣駅 | ○鳩ノ巣渓谷 | |
| | 白丸駅 | ○白丸ダム | |
● | 奥多摩駅 |
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