青鬼(あおおに)とは、noprops氏(Vectorでのネーム)によりRPGツクールXPで製作されたホラーゲームである。
曖昧さ回避
- 青鬼 - 日本の昔話等に伝わる「鬼」の一種で、体が青黒い者のこと。他の種類に「赤鬼」等がいる。
- 山根青鬼 - 日本の児童漫画家で「山根あおおに」とも表記される。双子の弟に山根赤鬼がいる。
- 青鬼 - 長野県白馬村の地名。
- 青鬼 - 江戸時代後期の老中、間部詮勝のあだ名。
- 青鬼 - 漫画「花のあすか組!」に登場する役職、又はその役職に就いている人物。「ブルーサイド」とも。
この項目では原作ゲームについて記述しています。 |
概要
ストーリー
ヒロシとカズヤは、いじめっ子のタクローらに半ば強制的に連れられ、化け物が出ると噂の館を訪れる。
その館の中で彼らは、世にも奇妙な怪物「青鬼」に襲われることとなる…
ゲーム内容
ゲームの基本的な趣旨は、各場所にある謎解き・仕掛けを解き明かし、閉じ込められた館から脱出すること。プレイ中には様々な鍵・アイテムが手に入り、それを使用したり組み合わせたりすることで館内を散策して行く。しかしながら、青鬼は様々な場所から突然現れ執拗に主人公を追いかけ回して来る。青鬼に少しでも触れられるとその時点でゲームオーバー、最後にセーブをしたところから再開となる。
青鬼から追跡されている時は、マップの構造・設置物を利用して上手く青鬼を回避し、ある程度逃げることで撒かなければならない。追跡時は一部例外を除き専用BGMが流れ、青鬼を撒くとBGMがなくなる。青鬼は基本的に決められた場所・条件で出現するが、ランダムに出現する場合もある為、予想し難い青鬼の出現場所・方法に多くのプレイヤーが声を出して驚いてしまう(というか予想していても大抵驚く)。
・敵が出現しているときは――
アイテムを取得できません。
メニュー画面を開けません。
鍵は開けられます。
・敵は、一定時間逃げ続けるか、タンスなどに身を隠すことで、撒くことができます(特別な場合を除く)
このゲームが注目されたのは後述のバージョン更新後からであるが、リメイク前の初代を実況して楽しむ回帰的な実況プレイ動画も投稿されている→アホ鬼
バージョン更新
ver.3.0
更新歴 | |
---|---|
~ver.1.0 | 200?年?月 |
~ver.3.0 | 2009年3月 |
~ver.5.2 | 2009年9月~10月 |
~ver.6.23 | 2010年7月~11年3月 |
~青鬼2016 | 2016年12月~ |
2009年3月公開。
リメイク前に比べ、青鬼の速度・動きが修正され撒くことが難しくなった。
「タクロー」は「卓郎」、「メグミ」は「美香」と名前が若干変更され、「カズヤ」は「たけし」という新キャラクターになった。ストーリーも、「卓郎・たけし・ひろし・美香の友達4人組が、興味本位で郊外の館に訪れた」という設定に変更され、これ以後のバージョンでも同様の設定になっている。また、青鬼のキャラクターやバックグラウンド等にも若干の変更があり、これらが何を意味するのか一時期議論を呼んだ。
ニコニコ動画では、2009年5月8日にゲーム実況者グループ「ボルゾイ企画」が「【青鬼】絶叫に定評のある友人に無理やり実況させた【実況】part1」という実況プレイ動画を投稿し、その日の総合マイリストにおいて1位(2009年5月8日22時頃)となったことで青鬼は一躍その名が知れ渡った。
ver.5.2
2009年9月15日、以前より公開されていた青鬼新バージョンのおよそ完成版であるver4.6が公開。その後プレイヤーからのバグ報告によって日々微修正が加えられたバージョンが公開され、10月10日公開のver5.2で今回のバージョンアップは終了。このバージョンでは館の構造から始まり、青鬼の速度や出現場所・謎解き要素等が大幅に変更されており、全体的な難易度と恐怖演出が以前に比べ増量している。
ver.6.0
2010年7月8日、ver6.0が公開。キャラクター達の顔グラフィックが変わっているのが印象的な他、今までになかった青鬼の核心に迫るような表現も多く含まれている。また、最初に主人公の名前を変更できるようになっており、その名前によってゲーム内容の細部や全体が変わることがある。
ver.6.23
2011年3月14日公開。このバージョンアップでは、ver6.0の名前変更によるおまけ要素が更に追加された。因みに「キノシタ」という名前は、青鬼の英語verの翻訳を担当した「木下さん」が元になっている。
名前 | 効果(ネタバレ防止の為反転) |
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ヒロシ | 顔グラフィックがver5.2までのものに戻る |
タイマー | 青鬼を撒くまでの時間が表示される |
サウスパーク | ストーリーが海外アニメ「サウスパーク」のパロディになる |
むてき | 追跡してくる青鬼に対して無敵になる |
フワッティー | 所々にフワッティーが現れる |
キノシタ | 台所にキノシタさんが寝ており、寝言が聞ける。因みに彼の所に青鬼を連れていき台所を出ると… |
青鬼2016
2016年12月1日公開。本作は厳密にはバージョンアップでは無く、RPGツクールMVによるリメイク作であり、スマートフォンでのプレイも可能である。ver.6.23の設定を引き継ぎいでいるが、新たなエンディング、やりこみ要素としてのアチーブメント、コラボを含むコミカルモードと言った様々な要素が盛り込まれている。
6.23版まであった名前変更によるオマケ機能は健在。全て使用可能であり、サウスパークが仕様変更を受けたが、代わりにコラボモードを追加している。因みに「サスケ」及び「ふうきゅう」という名前は、それぞれ青鬼2016の制作関係者「神無月サスケ」氏と「ふうきゅう」氏が元になっている。
名前 | 効果(ネタバレ防止の為反転) |
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noprops | オプションから無敵化・タイマー表示・倍速機能などをON/OFFする項目が増える |
コミカル | サウスパーク風の内容「コミカルモード」に切り替わる |
コミカルムテキ | コミカルモードの「むてき」仕様 |
サスケ | コミカルモードでオプションが解禁される |
サウスパーク | 諸事情により、コミカルモードに差し替えられた |
ハッカドール | ハッカドールとのコラボ |
ヒカットール | ハッカドールの髪がバグらなくなる |
ハッカムテキ | ハッカドール版の「むてき」仕様 |
ふうきゅう | ハッカドール版でオプションが解禁される |
サダカヤ | 映画「貞子vs伽椰子」とのコラボ |
青鬼(フルリメイク)
2017年7月28日公開。本作は厳密にはバージョンアップでは無く、スマートフォンアプリでのリメイク作である。ver.6.23の設定を引き継ぎ、システムは先に配信された「青鬼2」と同じとなっている。
青鬼2016で追加されたエンディングについては言及がないものの、新しいシナリオが随時配信される予定。
お絵カキコ
枚数が多くなってきたため、「青鬼のお絵カキコ」に分離しました。
関連動画
ver3.0 -
ver5.2 -
ver6.0 -
青鬼2016
MAD、MMD等
関連静画
noprops氏ニコ動アカウント
プロフ画像は漫画「幽☆遊☆白書」の仙水忍。青鬼に劣らない顔芸インパクトがある。
自身のtwitter及びpixivのプロフ画像にも同じものを使用しており、twitterに至っては背景もコレ。
なお、この模写画像は自身のpixivに「青鬼」キャラに混じってちゃっかり投稿している。
関連項目
外部リンク
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