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音楽(BEMANI)とはBEMANIシリーズの楽曲である。pop'n music 17 THE MOVIEのボス曲。
概要
ジャンル | サイレント / SILENT | ||||
---|---|---|---|---|---|
アーティスト | 弁士カンタビレオ | ||||
BPM | 210-520 210-360(ポップン:EX、IIDX全譜面) |
||||
担当キャラクター | サイレントルーム | ||||
難易度 | pop'n music | ||||
EASY | NORMAL | HYPER | EX | ||
- | 29 | 40 | 50 | ||
beatmania IIDX | |||||
BEGINNER | NORMAL | HYPER | ANOTHER | ||
SP | - | 5 | 10 | 12 | |
DP | - | 5 | 10 | 12 | |
REFLEC BEAT | |||||
BASIC | MEDIUM | HARD | SPECIAL | ||
5 | 8 | 10+ | - |
この曲はpop'n music 17 THE MOVIEのイベント、第一回ポップン映画祭の隠し曲として登場した。なお作曲者はwacであるが、弁士カンタビレオという別名義を使っている(ちなみにアルバム版ではvirkato)。
曲について
曲自体はピアノ協奏曲第1番”蠍火”のようなクラシック調。もともとの原題が「未完成ピアノ協奏曲第2番"人生いろいろ!"」と言う事もあり蠍火のような連弾によるピアノ協奏曲になっている。今までのボス曲とは違った優雅な雰囲気のある曲。wac曲ではおなじみの、各譜面ごとに曲のアレンジが異なる仕様は、この曲にも存在する。
アルバム版ではオーケストラの生演奏による10分超の大曲となった。一部にトワイライトチャイムのフレーズが引用されている他、ラストで小さく流れるメロディが独立してアルバム冒頭のピアノ曲になっている。→ I(wac)
後にwacのtwitterで、映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネへのリスペクトであることが明かされた。[ ツイート1 ] [ ツイート2
]
譜面について
もともとが高BPM曲であることに加え、NORMAL・HYPER譜面までは序盤でBPM520まで跳ね上がる。その後BPM280台をベースにある程度のBPMの変化を経て、ラストに360まで跳ね上がる。HYPER譜面までは癖はあろうともある程度のBPMの変化に慣れていれば対応が十分可能といってもいい。
EX譜面の難易度は17 THE MOVIE当時はLv.42であったが、解禁直後から「レベル詐欺」との声がたくさんあり、前作のラスボス「トイコンテンポラリー(Lv43)」を攻略した人ですら撃沈される有様だった。ト イ コ ン よ り 難 し い。
難しすぎるとの声が多かったためか、次回作18 せんごく列伝からはLv.43に格上げとなった。
そんな問題のEX譜面は今までのボスであるプログレッシブバロックや、ニエンテ、トイコンテンポラリーとは違い、密度の薄濃がはっきりしており、密度が薄い場所はほぼスカスカ、濃いところはほぼ発狂になっている。
序盤の発狂を越えたら中盤までは緩いが、中盤から密度が上がり、終盤にはトイコンテンポラリーEXのわけのわからないものより長く、速く(BPM260とこの曲の中では遅いが、12分換算なので実質BPM195の多量乱打である。2作前のラスボスのニエンテの最発狂がBPM199の二重階段だったのでほとんどの人には雪崩にしか見えない)、押しにくい発狂(通称:どうしようもないもの、右図参照。ちなみに実際は右図の倍の長さである)が大幅にゲージを奪いクライマックスへ。(残念ながらここでゲージが半分以下だとクリア不可)
BPMが徐々に加速し来るのは―――――そう、それはトドメのラス殺し。
こちらも右手の同時縦連が激しく、左手の8分も複雑であり、ノート数がかなり多いので押し外すとゲージが吹き飛ぶ。
おまけに、このラス殺しにハイスピードを合わせると前述のどうしようもないものが見えにくくなり、どうしようもないものに合わせるとこちらが速すぎて見えない。どうしようもないジレンマである。
そんな感じで全国でクリア者はトイコンテンポラリーの3分の1しかいない(編集当時)。よってSunny Park時点でポップン最強の呼び声高い曲の一つ。しかしこの譜面の唯一の救いはギリギリ1530ノーツで辛ゲージを避けているということである。
ただでさえ難しいのに辛ゲージであればたまったもんじゃない。Lv44でもおかしくないであろう。
……とか言ってたら、Sunny Parkにてレベル表記が変更された際、トイコンテンポラリー・ダージュ・ムラクモと一緒に最高難易度のレベル50へ連行されてしまった。
言葉に表現したくても難しい物がある。下記の関連動画を視聴してほしい。というか
「おっきなボタン9つで演奏するのとか無理だと思ってたんだよね~」
余談だが、KAC2012のpop'n music部門決勝戦の中継でwacはこの曲について「全国のプレイヤーにごめんなさい。」と発言。そしてその直後「そんな難しくないと思ったんだけどなー」などと犯行を供述した。
BEMANI他機種への移植
2013/7/29より開始した「クプロ・ミミニャミ・パステルくんのみんなで宇宙戦争!!」により、beatmania IIDX 20 tricoroへと移植された。
BPM変化はポップンと違いどの難易度も210~360。N譜面はポップンのN,H譜面と同一の音源であるが、BPM500超え地帯のBPMはBPMを半取りしているためシーケンススピードに激しい変化がおきることはない。H譜面は序盤のみポップンのEX譜面の音源になっており、それ以外の地帯はポップンのN,H譜面と同一の構成。A譜面はポップンのEX譜面と完全に同じ音源である。
HYPERは☆10にも関わらず初日のクリアレートが10%台を記録。これは前作Lincleで最もクリアレートの低かった☆10のDXY!(35%)どころか☆11最低のDo it!!(27%)を大幅に下回る脅威のクリアレート。理由としてラストにBPM360地帯が有りここでゲージが飛ぶため、EASYやNORMALゲージでのクリアも困難なため。ここ以外は210-280のため、ラストに合わせてハイスピを調整すると他が大変に。予習対策をしっかりしないと実力があっても落とされるだろう。二日目には対策が進んだのかクリアレートが上がっているがそれでも50%台と低め。ラスト以外は局所的に密度が上がるところこそあるが☆10としては緩いので、道中でこぼさないだけの実力があるならばHARDゲージで挑むのが良いだろう。
AnotherはポップンのEXを少し簡単にして7ボタンに収めたような譜面。全体密度はピアノ協奏曲第1番”蠍火”より低いが、局所密度は遥かに高い。道中は全体的にポップンに比べて縦連が大幅に増えており、また高速三重縦連や多重階段、ふりかけ地帯といった難所もそのまま再現されている。ラストの加速地帯は乱打が混じっていたポップンとは違い多重縦連のみのシンプルな構成。ポップンで「ふりかけ」と呼ばれた発狂地帯にノーツが固まっており、ゲージを削られる可能性もあるが、ラストの加速地帯が弱体化しているため、ノーマルゲージでは☆12中位程度。HARD、EX-HARDでは高速の縦連とふりかけ地帯が勝負どころ。
こちらのクリアレートは未だ10%台を維持しており、☆12の中でも十指に入る低さである。 まだイベント開始直後で、解禁者が少ないということもあるが。
その後、BeatStream主導連動イベント「怪盗BisCoの予告状!!」にてREFLEC BEATにも収録された。こちらもpop'n・IIDXと同じく、難易度によって音源が変更される。また、HARD譜面のみジャケットが変化する。
BASIC・MEDIUM譜面はpop'nのN・Hに準拠しており、BPMが520まで加速する。ただし、リフレクの場合低難易度においてはスクロールスピードが速すぎず遅すぎない程度に調整されるので、pop'nやIIDXほどの露骨な殺しにはならない。が、それでも難易度相応の腕前の人には厳しいスピードなので要注意。
HARD譜面はpop'nのEXに準拠しており、BASIC・MEDIUMとは違ってBPMは360までとなる。pop'nやIIDXほどの密度は無く、一部簡略化されているものの、序盤の発狂、中盤の縦連、最後の加速縦連など、要所要所でpop'nの譜面が再現されている難易度の高い譜面に仕上がっている。
リフレクにおいては「ふりかけ」地帯が最難関となっており、同時押しの密度が減少し、リズムも簡略化されているものの、同時押しのうちの一つがロングオブジェクトになっているため、ここを切り抜けられるかどうかが勝負。
SOUND VOLTEXリミックスコンテスト
収録コンテンツをユーザーから公募するなど、BEMANIシリーズでも異彩を放つSOUND VOLTEX。
2013年3月4日、その公募内容を告知しているSOUND VOLTEX FLOORにて「SOUND VOLTEX II -infinite infection-制作決定記念リミックスコンテスト」の対象楽曲が公開され、音楽もそのうちの1曲であることが明かされた。
対象楽曲の中でもどのような方向性のリミックスが採用されるのかが一際注目されていた音楽だが、2013年7月3日のSDVX II第3弾アップデートにてついにその姿を現した。
タイトル | 音楽 -壊音楽 mix- | |||
---|---|---|---|---|
アーティスト | LeaF | |||
BPM | 270-420 | |||
難易度(旧) | NOVICE | ADVANCED | EXHAUST | VIVID |
5 | 11 | 17(15) | - | |
イラスト | eimy♥ | - | ||
エフェクト | Megacycle & MAD CHILD | - |
採用されたのはBMS制作等で活躍するLeaFのリミックス。リミックスコードが「壊音楽」とついていることからもわかるように、音楽ジャンルでいう「ブレイクコア」のスタイルで徹底的に原曲ブレイクさせたうるサイレント激しいリミックスとなっている。
原曲ブレイカーゆえに人によって好き嫌いが激しい類のリミックスであるが、作曲者であるwac本人はその群を抜いたぶっ壊れ具合が気に入っている様子。
譜面も曲調に沿うように激しいエフェクトが提供され、EXHAUST譜面は連続交互直角や曲線つまみ、ロングとショートが入り混じる高速連打、さらには原曲でおなじみの縦連要素に終盤の加速地帯も盛り込まれ、Lv15の名に恥じない譜面となっている。
その後最高レベルが20に引き上げられたことに伴い17に昇格。
なお、氏はその後ホームステージのBMS界隈ではどうしようもないものとどっこいのとてつもなく恐ろしい、というか検索してはいけない言葉に匹敵する内容の楽曲を次々と生み出していく事になるのだが… 果たしてリミックス内容や本曲をわざわざ選んだのも後の所業の片鱗と言えるのだろうか?
まさか第2の刺客!?ボルテ音楽リミ第2号
2013年8月7日のSDVX II第6弾アップデート「大ヒット御礼!まさか週刊!?ボルテ夏休み第2号」にて、まさかの音楽リミックス2曲目が収録。
ちなみに同じBEMANI楽曲の異なるリミックスが2曲収録されるケースとしてはTomorrow Perfume(C-Show Remix/tpz Despair Remix)、Sakura Reflection(P*Light Slayer Remix/音頭 -盆踊 Remix-)に続く。
タイトル | 音楽 -resolve- | |||
---|---|---|---|---|
アーティスト | Yu_Asahina | |||
BPM | 114-220 | |||
難易度(旧) | NOVICE | ADVANCED | EXHAUST | VIVID |
6 | 11 | 17(15) | 19 | |
イラスト | 菌類 | 菌類 feat. 十七夜 | ||
エフェクト | PHQUASE | レッドホットスクリューズ×~PH~ |
1週前のアップデートでBMS発表楽曲「HAELEQUIN」を収録されたアサヒナユウのリミックス。週刊Yu_Asahina、創刊。壊音楽mixとはまさに対照的、原曲の展開・雰囲気を踏襲したリミックスとなっている。wacアルバム版ロングのメロディも取り入れるなど、ファンユーザーがにやりとする要素も。
ちなみにリミックスコードの「resolve」は「決意」「解決」「(分解・崩壊からの)変化」などの意味を持つ。
そして譜面も貫禄のEXHAUSTLv15。素直そうではあるがちょくちょく白黒ショートが入り混じる鍵盤、終盤の直角回転終わり間際に襲ってくるリターン直角+α、ラストにはおなじみの加速に加えQubismEXHのアレを強化したような3連譜同時微縦連、そして地味にスコアを削りに来る77回のBPM変化……このリミックスも「音楽」の名を冠するだけあり、やはり一筋縄ではいかない難度になっている。フカセ絶対許さないんで
こちらも最高レベルが20に引き上げられたことに伴い17に昇格。さらに高難易度のVIVID譜面も追加された。
音楽 (STARDOM Remix)
BPM | 135 | |||
---|---|---|---|---|
譜面難度 | 1人用 | 2人用 | ||
かんたん | ふつう | かんたん | ふつう | |
6 | 10 | 6 | 10 |
DANCERUSH STARDOMではまさかのcosMo@暴走Pによるリミックスバージョンが登場。
2022年11月22日より開催された「DANCERUSH STARDOM GYM5」を12月21日以降に「STEP5 フリースタイル PART2」まで進めると「NOW PLAYING」フォルダに出現しプレー可能に。その後時計を1周させマスターする事によって楽曲が「TRACK LIST」フォルダに移動し常駐解禁が可能になる。
本曲は元が大ボスだったらしく、イベントの最後に待ち受ける楽曲という事もあって難易度「ふつう」のレベルは10と最も高い数値に位置している。
なお、本曲は基本的に足でプレーするゲームである関係で流石に「どうしようもないもの」や鮭の産卵が襲い掛かる様な内容ではない。しかし、所詮GYMの最後に待ち受けるフリースタイル曲という事もあってか、これまでGYMを通じて学んできた基本的なステップの多くが現れる所謂「総合譜面」になっている。本曲でGYMの成果を是非とも全力で引き出して欲しい。
関連動画(ポップン)
5ボタン・NORMAL・HYPER譜面。まだどうにかできるもの。
※まだどうにか出来るが、EXには存在しない「BPM520地帯」があるため注意しよう。
EX譜面。どうしようもないもの。
どう見てもLv42に見えません、本当にありがとうございました。
どうにかなった人
そして、ついにフルコンされる
また一人、また一人と人間を卒業した者が現れる。人間って凄い。
餡蜜を殆ど(ラスト以外全部ガチ押し)使わずにフルコン。今までのフルコン動画と比較して、キー音とスコアの高さに刮目。
どうしようもないものを弄ぶ者達
左は、GOODをBADに+にせポップくんの嵐でのクリアであり、つまりガチ押しメインで譜面丸暗記でないと不可能である。そして右は史上初のS乱クリア者(しかも複数回達成済)である。もはや人間の所業とは思えない…。
かつてはロースピ+キャラポで、BAD一桁でフィバクリをしている凄腕プレーヤーもいた。(動画削除済み)
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