概要
音響戦士(サウンドウォリアー)は2010年11月13日発売のパック「STORM OF RAGNAROK」で登場したカード群である。その名の通りドラムやピアノといった楽器をモチーフとしており、チューナーも多く存在している。
効果によって音響戦士のレベル・種族・属性を自在に変えることで、シンクロ召喚のサポートを行うことができる。
属するモンスターは全て風属性・機械族で統一されている。
「STORM OF RAGNAROK」で登場したモンスターはチューナーのみであり、このカテゴリのモンスターのみではシンクロ召喚を行うことができなかったため、他のデッキに出張する形で使用されていた。
それから4年が経ち、2014年11月15日発売の「ザ・シークレット・オブ・エボリューション」で優秀な非チューナーモンスターが収録し、さらにこのカテゴリでは初のサポートカードも登場。これによりカテゴリ内で構築する価値も生まれた。
チューナーモンスターの効果によって多様なシンクロモンスターを扱える対応力の高さが売りの音響戦士だったが、新規音響戦士やカードプールの増加によってこれまでの働きだけに留まらず、属性・種族を参照する融合モンスターやエクシーズモンスターの展開も可能となった。
加えて以前まで出張要因として働いていた実績もあり、他テーマとの混合も無理なく行うことができる。
組み込める選択肢の幅が極めて広いため、プレイヤーの個性が色濃く反映されるカテゴリと言っても過言ではないだろう。
カード説明
以下、遊戯王カードwikiより。
2010年11月13日発売"STORM OF RAGNAROK"
音響戦士ベーシス
チューナー・効果モンスター/星1/風属性/機械族/攻 600/守 400
(1):1ターンに1度、フィールドの「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、そのモンスターのレベルを手札の枚数分上げる。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、その自分の「音響戦士」モンスターのレベルを手札の枚数分上げる。
レベル1の下級チューナーモンスター。音響戦士のレベルを手札の枚数分上昇する効果を持つ。
詳しくは「音響戦士ベーシス」の記事へ。
音響戦士ドラムス
チューナー・効果モンスター/星2/風属性/機械族/攻 700/守 700
属性を1つ宣言し、フィールド上に表側表示で存在する
「音響戦士」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは宣言した属性となる。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、属性を1つ宣言し、自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外することで、
自分フィールド上に表側表示で存在する
「音響戦士」と名のついたモンスター1体は宣言した属性となる。
レベル2の下級チューナーモンスター。音響戦士の属性を変更する効果を持つ。
詳しくは「音響戦士ドラムス」の記事へ。
音響戦士ピアーノ
チューナー・効果モンスター/星3/風属性/機械族/攻 900/守1300
種族を1つ宣言し、フィールド上に表側表示で存在する
「音響戦士」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは宣言した種族となる。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
また、種族を1つ宣言し、自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外することで、
自分フィールド上に表側表示で存在する
「音響戦士」と名のついたモンスター1体は宣言した種族となる。
レベル3の下級チューナーモンスター。音響戦士の種族を変更する効果を持つ。
詳しくは「音響戦士ピアーノ」の記事へ。
2014年11月15日発売"ザ・シークレット・オブ・エボリューション"
音響戦士ギータス
ペンデュラム・効果モンスター/星3/風属性/機械族/攻1500/守 100
【Pスケール:青7/赤7】
「音響戦士ギータス」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1): 手札を1枚捨てて発動できる。
デッキから「音響戦士ギータス」以外の「音響戦士」モンスター1体を特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
レベル3の下級ペンデュラムモンスター。手札1枚をコストにデッキから音響戦士をリクルートするP効果と、召喚成功時に墓地の音響戦士を蘇生するモンスター効果を持つ。
詳しくは「音響戦士ギータス」の記事へ。
音響戦士サイザス
リバース・効果モンスター/星4/風属性/機械族/攻1200/守1900
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
デッキから「音響戦士サイザス」以外の「音響戦士サイザス」モンスター1体を手札に加える。
(2):1ターンに1度、「音響戦士サイザス」以外の
自分フィールド・墓地の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
このターンのエンドフェイズまで、そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
(3):墓地のこのカードを除外し、「音響戦士サイザス」以外の除外されている
自分の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
レベル4の下級リバースモンスター。リバースした場合に音響戦士をサーチする効果、音響戦士のカード名と効果をコピーする効果、除外されている音響戦士を帰還させる効果、という3つの能力を持つ。
詳しくは「音響戦士サイザス」の記事へ。
アンプリファイヤー
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
「音響戦士」カードの効果が発動する度にこのカードに音響カウンターを1つ置く。
(2):フィールドの「音響戦士」モンスターの攻撃力は、
このカードの音響カウンターの数×100アップする。
(3):1ターンに1度、自分フィールドの音響カウンターを5つ
または7つ取り除いて以下の効果を発動できる。
●5つ:フィールドの「音響戦士」カードの数×300ダメージを相手に与える。
●7つ:フィールドの「音響戦士」カードの数まで、相手のフィールド・墓地のカードを選んで除外する。
音響戦士のフィールド魔法。モチーフは音を増幅する機器である「アンプリファイア」から。通称「アンプ」と呼ばれる。
音響戦士の効果が発動する度に音響カウンターが置かれ、その数だけフィールドの音響戦士を強化する効果に加え、音響カウンターを取り除くことでその数に応じた効果を発動できる。5つ取り除けばフィールド上の音響戦士カードの数×300ダメージを相手に与え、7つ取り除けばフィールド上の音響戦士カードの数だけ相手のフィールドと墓地のカードを選んで(対象を取らずに)除外する。
除外効果が極めて優秀であり、音響戦士を大量展開している時に発動できれば大打撃を与えられる。
その分必要なカウンターの量は多めだが、音響戦士はフィールド・墓地で効果を発動できるのでカウンターは溜めやすい。
ちなみにイラストに描かれている内、「音響戦士マイクス」と思われるモンスターは当時未登場であった。
あとアンプを使用しない楽器であるためかピアーノは描かれていない。
2015年7月18日発売"ディメンション・オブ・カオス"
音響戦士マイクス
ペンデュラム・効果モンスター
星5/風属性/機械族/攻2300/守1100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):もう片方の自分のPゾーンに「音響戦士」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは4になる。
(2):自分エンドフェイズに、
除外されている自分の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
【モンスター効果】
(1):このカードは自分フィールドの音響カウンターを3つ取り除き、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターン、
自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにモンスター1体を召喚できる。
レベル5の上級ペンデュラムモンスター。除外されている音響戦士を手札に戻すP効果や、召喚・特殊召喚成功で召喚権を増やすモンスター効果を持つ。
詳しくは「音響戦士マイクス」の記事へ。
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関連項目
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