響良牙(ひびき りょうが)とは、高橋留美子原作の格闘ラブコメ漫画及び、アニメ『らんま1/2』に登場する架空の武道家である。CV:山寺宏一
概要
極度の方向音痴である。日本全国津々浦々、時に海外の僻地に迷子と成るのも珍しくはない。
男子校在校中に購買部で昼食のパンを買おうとする度に乱馬に何度も邪魔をされパンを買いそびれる事幾度、それ以来早乙女乱馬をライバルと見做し、倒す事を生き甲斐・人生の目標としている。
早乙女親子が中国に渡った事を知り、良牙も乱馬の後を追って中国に渡り伝説の修行場「呪泉卿」付近で、変な女(女らんま)に「黒豚溺泉」に蹴り落とされてしまう。
この泉は1200年前に黒い仔豚が溺れたという呪い的泉で、溺れた者は水を被ると黒子豚になり、お湯を被ると元に戻るという泉である。
両親(作中に登場はしていない)は健在なのだが、父母も極度の方向音痴であるため、あまり家にはいないようである。
女性関係
天道早雲の三女で、早乙女乱馬の許婚、天道あかねに好意を持っているが、彼女からは友達としか思われていない。
また、仔豚の時はあかねから「Pちゃん」(白鳥あずさにはシャルロットと名づけられている)と名づけられ、あかねのペットになっている(あかね自身は良牙がPちゃんの正体であるとは気づいていない)。
その後、豚好きの娘、雲竜あかりと交際するが、あかねへの思いは捨てられないようである。
黒仔豚
仔豚の時は頭のバンダナは首に巻かれた状態で外見・啼声はかなり女性受けする愛らしさを持つ。豚の声帯の構造上、喋る事は不可能で、仔豚らしいえも言えない可愛い啼声を出す。
会話で意思疎通が出来ないが、最初は自身が仔豚である立場を恥じるものの、天道あかねに甘える事を次第に憶えて行き、ペットと飼い主状態となる。あかねからペットの仔豚として可愛がられるのも満更ではないようだ。
ライバルの早乙女乱馬には当然豚になっても態度は変わらず、噛み付く等反抗的であるが、体力格差は大きく勝負には成らない。
良牙を鍛えた武道家
基本は我流のようであるが、下記の人物が良牙を鍛えた事がある。
- コロン
- 師匠ではないが、早乙女乱馬同様に、鍛えられ爆砕点穴という技を伝授されている。
- 早乙女玄馬
- TVアニメ100話で、早乙女乱馬の父、早乙女玄馬の弟子になっている。
- 土木作業員と思われる男
- 獅子咆哮弾という技を良牙に教えた人。後述のように極めようとすればするほど自ら不幸になろうとしてしまう厄介な技なので、極意はあえて雑な教え方をした模様。
武器
- 傘
- いつも持っている傘は極めて重く、これをハンマーの様な鈍器として使った。
- バンダナ
- 初期は、頭に何枚もバンダナ巻いており、刃物のように鋭く切れるため、相手に向けて投げて攻撃をする。
- ベルト
- ベルトも刃物のように鋭く切れるため、相手を切り裂く事ができる。
必殺技
- 爆砕点穴
- 万物に存在するとされる爆砕のツボを見抜き、そこを突くことで爆破する荒業。
「人体に効く」と良牙も乱馬(こちらは玄馬から)も吹きこまれていたが、実際は無機物にしか効果がない土木技。
要するに、実戦では煙幕替わりや石礫程度にしかならない。
しかし、この技の本質は、技の度に自身も多量の岩石礫を浴びることによる異常なまでの耐久力の会得にある。
- 獅子咆哮弾
- こちらも土木技であるが、気弾をぶつけるという性質上、人体にも効果がある。
- 「気が重い」という事を糧とした重い気をぶつける技であるため、極度の方向音痴+豚という、不幸慣れしている良牙とは相性がよく、事実上の良牙最強技。
- 通常版は波動拳等のように相手に向けて発射するが、射程はあまり長くない。
- 脅威となるのは完全版であり、全身から真上に放出、膨大な量の「重い気」で、自己を中心として相手もろとも周囲一帯を押しつぶす技になる。しかし、この時自分は放心、つまり「気が抜けている」状態となることですり抜けているため、雑念を受けると自滅してしまう欠点がある。(同様に、数秒の間ではあるが相手の攻撃に対して完全に無防備となる)
- この技にこの技で対抗することは、「相手より不幸になることを目指す」ことであり、残るのは悲劇だけであると言われている。
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関連項目
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