概要
少年系、クール系、狂気系、癒し系、変人系など、様々な声質や演技を巧みに使い分け、
内面に狂気を隠した危険なキャラの演技にも定評がある。
誰の声をやっているかと聞かれたらまず「丸尾くん」と言えば納得するであろう。
ニコニコ動画においては、本人が担当するキャラクターで呼ばれる事が多い。
「カミーユ」「しまっちゃうおじさん」「少佐」「kwsk(=コックカワサキ)」等。
一部では「皇太子」「殿下」とも呼ばれる。
飛田曰く、顔立ちや物腰が似ているからと言うことで、コーエー主催イベントであるネオロマンスフェスタでも皇室ネタを披露していることがある。
ちなみに業界での愛称は「飛ちゃん」である。
お酒は飲めず、少し飲んだだけで顔を真っ赤にしてしまうと語っている。
猫を2匹飼っている(種類はアメリカンカールとソマリ)。
声優のアドリブ半分で構成されているトランスフォーマーシリーズでは、様々なナレーションの物真似を多く披露しており、本人主演の機動戦士Zガンダムネタも披露していた。
また、舞台俳優としても活躍している。
劇団《RELAX》に所属しており、こちらは年に一回の定期公演を行っている。
カミーユ・ビダン役のオーディション
もともと富野アニメを見ていた飛田は、機動戦士ガンダムの新シリーズが始まると聞いて抵抗があったという。
そんな心境で機動戦士Zガンダムの主人公カミーユ・ビダン役のオーディションに参加し、
そこで時間が1分程余った為、何でも良いから喋ってくださいと言われる。
この時に飛田は富野由悠季に対し、
「あんなに良い終わり方をしたのに、続編なんか作らない方がいいと思います」
と言ってしまった。
しかしその生意気さが富野に気に入られ、見事カミーユ役に決定した。
総監督の富野は当時を振り返って、「カミーユの役者は、使えないと思った」というコメントを述べたこともあったほか、彼から『Ζガンダム』出演者に対し、「キャラクターの生死は、演じるあなたたちのオーラにかかっています」といった趣旨の言葉を言われた際には、「誰が死ぬもんか」と思って1年間必死でカミーユを演じたという。
劇場版に置いては、飛田は「一般に混じったオーディションへの参加によって再度獲得した」と公言している。
富野も当初は飛田を落とす前提でオーディションに呼んだと語っている。
ただし、これは富野がTV版から約20年の時間を経た飛田の演技を再確認し、改定された作品のテーマにそれが見合うか、そして覚悟を量るためのものだったといわれており、富野もその実力を認めてのことである。
出演作品
アニメ
OVA
ゲーム
- アンジェリークシリーズ(リュミエール)
- キアイダン00(佐倉猛)
- 機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ(ロンド・ギナ・サハク)
- 決戦III(足利義昭、斎藤利三)
- コール オブ デューティ ブラックオプス(シュタイナー博士)
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ(孫光龍)
- テイルズ オブ デスティニー2(カーレル・ベルセリオス)
- テイルズ オブ ベルセリア(メルキオル)
- ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン(異界滅神ジャゴヌバ)
- 薄桜鬼(山南敬助)
- ファイナルファンタジーXII(ヴェイン・カルダス・ソリドール)
- ファンタシースターオンライン2(ゲッテムハルト)
- Fate/Grand Order(ドン・キホーテ)
- ロビット・モン・ジャ(エストラゴン先生)
- ロックマン11 運命の歯車!!(Dr.ライト、ライトット)
特撮
吹き替え
- アイアンマン2(ジャスティン・ハマー)
- 帰ってきたヒトラー(アドルフ・ヒトラー)
- ザ・ペンギンズ from マダガスカル(隊長)
- スパイダーマンシリーズ(ホフマン)
- ザ・シンプソンズ(ミルハウス・ヴァン・ホーテン、I・Q・ネイディルバーム・フリンク・ Jr教授〈初代〉、ニック・リビエラ医師、スクラッチー 他)
- シュレック(ピノキオ)
- LEGO スター・ウォーズ:ドロイド・テイルズ(C-3PO、パナカ隊長 他)
- LEGO スター・ウォーズ:ニュー・ヨーダ・クロニクル(C-3PO、パナカ隊長 他)
関連動画
関連コミュニティ
関連項目 |
外部リンク |
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