「飛空艇バグの人」とは、ゲーム『ファイナルファンタジー6』(FF6)の飛空艇バグを利用した動画投稿者、エディ氏のことである。
別名は「電子マネーの人」(エディ⇒楽天EDY⇒電子マネー)。
FF3などの飛空艇を手がけた名プログラマー、ナーシャ・ジベリについてはナーシャ・ジベリの項目を参照。
飛空艇バグとは?
まず、名前の由来となった飛空艇バグについて。
FF6では、戦闘で全滅しゲームオーバーになると、最後にセーブしたデータから再開される。
この際にある特定の動作(魔大陸から一度脱出し、飛行状態画面を映してから再度魔大陸へ上陸して全滅)を行っていると、全滅後に再開した時、飛空艇に乗ったまま再開される、というものである。
このバグを利用することで、飛空艇を所持していないセーブデータでも飛空艇に乗り、本来なら通らないといけないイベントをスキップしたり歩数を短縮することができるようになる。
なお、飛空艇を所持していないセーブデータでは着陸した時に飛空艇が消滅する。再度飛空艇バグを起こすか、飛空艇を所持するまでは飛空艇に乗ることができないので注意。
エディ氏の活躍
飛空艇バグを起こすことで従来に無い航路のFF6動画ができるようになった。
エディ氏の一作目、極限低歩数攻略がアップされるようになった。
この飛空艇バグ、特定の状況を起こせば再現可能だが、ノーセーブで魔大陸まで行かなくてはならず、序盤で一度飛空艇バグを起こすとしたらゲーム内時間で4時間は必要になるというとんでもない代物であった。
その飛空艇バグも、エディ氏は出し方を一度説明した後は、「ここで飛空艇バグを起こします」と言って工程を省略してしまう。
視聴者も飛空艇バグの回数が増えるにつれ、感覚が麻痺し、飛空艇未所持でも飛んでるのが当然のものだということに慣れてしまった。
視聴者が時折正気に還り、「あれ、これって何時間かけてルート作ってるんだ?」という疑問を抱いて時折コメに反映されたが……
かくして、飛空艇バグの為だけに何十時間、何百時間とかかった低歩数攻略が終了した。
その次のシリーズ作は……飛空艇バグありタイムアタック。
飛空艇バグを起こすのがマゾなことは周知の事実であり、それをあえてやり続ける姿勢。やはり狂人であったか。
賞賛の意味で飛空艇バグの人とタグがつけられるのも納得なのであった。
そしてバグありタイムアタックが終わった後も、飛空艇バグあり高ステータスデータ作成に着手。
もうこの人飛空艇バグ起こしたいが為にプレイしてるよね。
そうして魔大陸を飛ばしているうちにエディ氏は新たなバグを発見する。
シドタイマー、ドアタイマー、テントバグ……。
そしてバグが見つかるたびに更新されるかつての低歩数記録の数々。
遂にはその姿勢がニュース記事に取り上げられるところまで行った。
かくして2023年9月15日、足かけ6年かけた「低歩数攻略season2」を完結させたのであった。
翌年、season3が始まるのだが。
補足
こう見ると動画作成の為のパフォーマンスで飛空艇バグを起こしているように見えるが、実際のところは、PS版に付属しているおまけ「やりこみじいさん」のデータ作成が主である。
やりこみじいさんはクリアした時のゲーム内歩数、ゲーム内時間、ステータスなどのものを最短最長を保存するというもの。
実時間がいくらかかってもいいから、この数字を削り上げるのが目的となる。
(なおその為、現実世界のPS3に多大なる負荷をかけているのだが)
動画のスタイルはとても丁寧で、冗長と思わせる部分はおおよそカットしている。
時折、模倣するユーザー用のアドバイスを残すこともある。
飛空艇バグ使ってやりこむ人が居るのかどうやら参考にして失敗したコメを残す人も居るようだ。
純粋に飛空艇バグを使わずにプレイする時にも参考になるアドバイスも。
Twitterでは熱心にFF6をやりこむ姿が見え、シリーズ以外での検証動画を残すことも。
現在はFF6一本でやりこんでいるが、他作品もやりこんだらと考えると先が楽しみである。
あらすじ
当あらすじは動画を見てからおおよその内容を思い出す為に見るのを推奨します。
極限低歩数攻略編
「Lv99でも、苦戦はする。だってモーグリだもの」
エディによる飛空艇バグの新航路は斬新なものばかりだった。
監視所スキップ、アルブルグスキップなどという新しい手法で視聴者を楽しませるエディ。
だがそれはとある狼の罠で・・・・・・?
ゲストモーグリ(ゲストモグ)を主戦力に戦うエディはとある事実に気づく。
『このままではラスボスを倒せない』
ラスボスケフカはゲストモグを相手にしないことが判明。だってゲストだし。
エディは世界を救う為、新たな仲間を探す。
その仲間は、エディの気まぐれによる大きな強化が施されていた。
一歩を惜しむ為に飛空艇と魔大陸を飛ばす名作。
「歩数警察だ! 歩行過多罪で逮捕する!!」
極限低歩数攻略 season2
5193歩で完結かと思われた低歩数攻略。
しかし新たなバグ・タイマーによるイベントスキップが発見されたことで状況は一変。
遂にはテントバグによる座標ワープが発見され、3分割パーティをマップ外に持ち出すなど
やりたい放題を尽くすことに。
極限低歩数攻略 season3
歩数を1536歩まで縮めたエディ。しかし、新たなバグが立ち塞がる!
タイムアタック編
「私、ダッシューズ履く! モーグリじゃないから履ける!」
一歩一歩に気を使う一作目が終わった。
今度のエディが挑むのは短期攻略。
ダッシューズによる4倍速移動に翻弄されるエディ。ガバムーブ言うなし。
今回の目標はどこまで妥協できるか、であった。
妥協をしないのはTASさんにお任せするスタイル。
新たに、1秒移動というタイムアタック短縮法を考案するが、実戦に導入しない。
今回は妥協に満ちあふれている。
だがしかし、飛空艇バグを使った場面では一切の妥協をしない。
吟味を殆どしない珍しい怪作。
高ステータスデータ作成編
「ついに低レベル攻略を開始したぞ!」
全滅レベルアップによるLv99スタートをやめ、低Lvの魔石ステータスボーナスを最大限に活かそうとするエディ。
妥協の無い戦いがはじまる。
これまでの先駆者が居ない新規ルートによる経験値配分、ルート選定。
まりょくを上げる者だけが先にレベルアップできる。
人間とモーグリの間を行き来する仲間たち。
ゲストモグの出番は?
秘策、全滅レベルダウンとは?
あらたな最強への道は、絶賛配信開始中。
低やり込み度攻略編
高ステータス編と並行して予告された新たな冒険。
それは「やりこまないやりこみ」であった。こうご期待。
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関連項目
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