飯塚高史とは、日本の元プロレスラー(最終所属は新日本プロレス)であり、クレイジー坊主である。北海道出身。本名および若手時代のリングネームは「飯塚孝之(いいづかたかゆき)」
概要
いわゆる新日第三世代レスラーのひとり。若手時代は馳浩とともにサンボ(ロシアの近接格闘術)を学んだ時期もあったが、性格が優しく地味な部分が災いして本格化を阻み続けた。
1993年に野上彰と「J・J・JACKS」を結成し、IWGPタッグに挑戦するもこれもまた獲得には至らず1996年3月に解散した(余談ではあるが、フジテレビTWOの番組に出演した声優の阪口大助は、噛ませ犬の例えにJ・J・JACKSを例えに出した)。
そんな中でも1999年1月4日には村上和成に強烈なストンピングをくわせ、あわや生命の危機というアクシデントをおこしたことがあった。
2008年、GBHから襲撃される天山広吉を救出し友情タッグを結成、しかしこれをも後ろから裏切り、生涯初のヒールターンを敢行。風貌は丸坊主に長い口ひげ、首には怪しいものをつめた三角巾、大音量の入場曲タイタントロンにのって奇声をあげながら入場する。飯塚ははこのときよりクレイジー坊主となった。口の悪い人からは「会社命令だったんだろ」「しゃべれないからしゃべる必要のないキャラになった」だの言われたが、反則・ラフ・狂乱・凶器・襲撃というヒールの要素をことごとく満たし、レスラーや局アナへ狙いを定める。失神即終了ルールやチェーンデスマッチは彼が高頻度で絡む。
意外ではあるが、友情タッグが結成されていたときからもうかがえるように飯塚と天山は旧知の間柄である。そして飯塚はこのようなギミック変更にあわせて身体の厚みを増すほどグッドシェイプに鍛え上げており、プロレスの技術も一揃い持っている、見るべきところの多いレスラーである。
もちろんブーイングを容赦なくあびせることこそが、新日リングに悪の騒動を巻き起こす彼への礼儀だ。
引退
2019年に突然の引退発表がありファンからは大きなどよめきが起こった。
その後北海道、大阪と元タッグパートナーの天山に正気に戻れと説得されるも最後までヒールを貫き通し2月21日の引退試合でもその姿勢を崩すことなく引退した。
得意技
- ブリザード(ブリザードスープレックス)
- ペディグリー
- 噛み付き
- スリーパーホールド(魔性のスリーパー)
- アイアンフィンガー・フロム・ヘル(使うと一発反則負け)
- 野上アナウンサーへの襲撃
- 野上アナウンサーをスプレーペイントで芸術品にする
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飯塚孝之時代
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関連項目
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