飲尿健康法とは、自身の尿を飲むことによって病気を防いだり、健康を促進させたりしようとする民間療法の1つである。
飲尿療法、自尿療法などとも言われる。
概要
「尿を飲む」と聞くとショックを受ける人も多いだろうが、基本的に腎臓が健康な人であれば、尿は排泄されるまで無菌状態であり、雑菌が湧くのは排泄後となる。
また腸内細菌や衛生面で問題とされる糞便とは異なり、尿の成分は血液から作られた余剰物(血清など)と同じ成分でできているとされる。
そのためほんの微量ではあるが、ミネラルや血栓を溶かす効果の成分など様々なものが尿の中には含まれている(あくまで微量。大事なことなので(ry
つまり、それらの成分を尿から再度取り込むことで、健康を促進しようとする療法が、飲尿健康法なのである。
日本では『奇跡が起きる尿療法』(1990年 著:中尾良一)の出版で広く知られるようになった。
一昔前に流行ったこの療法だが、いくつかの仮説が立てられている。
尿とはもともと血液であり、血液には身体中の情報が刷り込まれている。
これを飲むと、喉の奥にある『センサー細胞』が刺激され、自分自身の身体の状態を『センサー細胞』が感知する。そして、通常時よりも正確な情報を得た『センサー細胞』は、人間本来の自然治癒力を十全に発揮させる。
漢方薬がそうであるように、尿は自然治癒力を発揮させる起爆剤となりえるのだ。
・・・というのはあくまで推論ではあるが。
しかし、実際に尿療法を行って回復したという報告はいくつも存在している。外国でも積極的に研究されており、論文も数多く書かれている。現代医学が意味をなさなかった癌患者が、尿療法で回復した事例もあるので馬鹿にしてはならない。
実行する際の諸注意
飲尿療法とはただ尿を飲むだけの健康法だが、失敗すると地味に嫌な事態になる。
- 毎日コップ一杯は飲むこと。でなければ効果は発揮されない。できれば朝一番の尿を飲むことが望ましい。
- 尿は排尿後から雑菌が湧く。躊躇はほどほどにして、その場で飲もう。
- どんなに気持ち悪くても、絶対にむせないこと。尿が鼻に入り、食べるもの全てが小便の味になる。厳しい場合は水やお茶で薄めよう。
- 他人の尿は意味がない。必ず自身の尿を飲むこと。嫁の聖水に味意外の効果を期待してはならない。
- 『好転反応』という身体異常がでることもある。いわゆる温泉湯治の湯あたりのようなもので、「好ましい方へ転ずる」ことを意味している、とされる。
尿療法における好転反応は『吹き出もの、下痢、微熱、患部の痛み、歯痛、頭痛、疲労感、倦怠感』などで、期間は1~7日だったり一月~三月だったりとさまざまである。繰り返し出る場合もあるが、大抵は出ても3回で終わり、その後に好転反応は来なくなると言われている。
(飲み方を間違えて雑菌が湧いていたり、別の要因で体調を崩している場合もあるので、一概に「好転反応だから」と決めつけないように注意) - 尿に関する感染症の疑いがある場合は控える。尿道炎や膀胱炎など、二次感染の可能性もあるため。行うのは完治してからにしよう。
これらを守れば、徐々に体調は改善されていくとされる。
抜けない疲労感に悩まされていた筆者も、段々と気分が良くなっていった。
最後に
あくまでも、この健康法による科学的な効果は未だ解明されていないというのが現在の実状である。はっきり言えば医学的・科学的な根拠は無い。
また日本では一般的に「尿を飲む」という行為に嫌悪感を持つ人が多い、ということも必ず念頭に入れておかなくてはならない。
そのため、
- 行う場合はあくまで自己責任で行うこと。
- 他人に強要するような行為・発言は絶対にしないこと。
といったことを守った上で行うことが、当たり前だが重要である。
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関連項目
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