『馬鳥』とは、馬家の鳥頭…のことではなく、旧FF14で一時期使用されていた、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー』シリーズを代表するマスコットキャラクター、チョコボの名称。
概要
新生前の『ファイナルファンタジーXIV』(以下『旧FF14』)では、正式サービス開始前(β以前~先行ログインサービス期)にアイテム名などで常用外漢字を含む分かりにくい漢字が多用されており、チョコボに関するアイテム名が馬鳥~~になってたりチョコボ厩舎がチョコボ馬留になったりしていた。
ユーザーの懸念・疑惑
分かりにくい漢字名称はマクロ登録やチャットの変換にとても不便な状況下であったが、UIに関する問題点が大きすぎてあまり大きな問題点としてはあげられなかった。
しかし、2010年9月16日、株式会社スクエニ社長である和田洋一氏がFF14を中国でサービス展開するとの発表を行ってからは、スキル名・アイテム名が中国人が読んでも分かるように配慮したのではないか?という憶測がネットで広がり、さらにこういった名称があらかじめデータとして存在していたことから「クライアント設計の段階で中国に丸投げしたのではないか?」という疑惑がつきまとうことになった。
「謎仕様」として動議されていた潜在関係の問題が、中国で施行されている「オンラインゲーム法」と時間的周期が一致しているという報告が上がってから、その疑惑はますます強まった。
FF14同様のMMORPGタイトルであるFF11ではサービス初期から中国人RMT業者による不正行為・独占行為・BOT・MPKなどの反規約的行為が 長く続いており、またMMOアカウントハック系トロイの木馬の震源地が中国からであることもあいまって、FF11ユーザーの中国人に対する怒りは有頂天を 極めていた。そのため、この大々的な中国人に対するプレイ環境の整備は以下の要素が懸念されており、FF14に関して不安な未来を予測させる出来事になっ ている。
名称変更の経緯
しかし、もともとのチョコボの中国語表記は「陸行鳥」である。馬留というのも古い和語であり、中国語では別の意味になってしまう。その他の漢字表記も中国語としては意味を成してないものが多く、世界設定担当者である岩尾 賢一はカタカナではユーザーに理解しにくいと思い日本語にしましたとテスターサイトで発表している。
田中プロデューサー(当時)はツイッターにて、馬鳥等の難しい漢字は担当者の趣味であった、これから修正していくと発言を行い、これらの名称は正式サービス開始の前日である9月29日に差し替えが行われている(参考リンク)が、FF14のバッシングネタとして「馬鳥」は根強く残り続けている。
関連動画
関連項目
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