駄馬(だば)とは、
概要
馬には様々な用途があるが、人間が乗るものを乗馬(この場合競走馬も含まれる)、荷物を運ぶ馬のうち、そりや荷車、馬車などを引くものを輓馬(ばんば)、直接背中に乗せるものを駄馬という。
人が背中に乗る必要がなく、多くの場合は引き馬である。乗馬能力がない馬でも仕事をすることができ、乗馬用の馬具を省略できることもあってコストが低い。そのため、一般農家は長らく駄馬と共に生活してきた。
機械化が進んだ現代においては、自動車の方が遙かに便利になった。また、乗馬や輓馬のように、駄馬を利用した人間の娯楽が発展しなかったことから、駄役を担う馬は急速に数を減らしている。
しかし、ヘリコプターや自動車の入れない急峻な山岳地帯では、馬やロバ・ラバでなければ進入できない場所もあり、そのような場所への輸送目的で現在も軍隊で使われることがある。
「質の低い馬」という意味について
上述のように、駄馬には質の低い馬が使用されることが多かったことや、「駄」には「くだらない、とるにたらない」という意味があることから、質の低い馬のことも指す。
現在では、一般市民が最も多く馬に触れる機会が競馬であることから、「駄馬」は自分が馬券を外した馬成績の悪い馬その他への罵倒として使われがちである。
しかしながら、馬がどのような局面で活躍するかは、調教の方法や出走したレース、その日の天候やレースの状況によっても異なる。駄馬扱いだった馬が、何らかのきっかけで覚醒し、名馬もしくはネタ馬として長らく愛された例も多い。
競走馬としては平凡に終わっても、繁殖で成果を上げた馬もいる。
繁殖にも乗馬にも適さなかったが、リードホースという天職を得たフサイチホウオーのような例もある。
ハルウララのように、能力面では紛れもない駄馬であったが、奇妙な運命の巡り合わせで競馬場一つを救ってしまった結果名馬とされた例すらある。
ナイスネイチャは、GⅠ戦線でこそ勝ちきれない善戦マンであったが、そのことでむしろ多くのファンから愛され、引退後は同年代のどの馬よりも長生きをし、今ではその寿命と人気を活かして引退馬協会の旗振り役を担っている。
馬は家畜であり、その生活は人間の都合で決まる。どれだけ勝てない馬であろうが、それは人間が「走ってください」とお願いしているから走っているだけである。そして、その馬が他の仕事に就いている姿は、タイムマシンでも使わなければ見ることはできない。
安易に駄馬だと決め込む前に、人間の側が彼らの才能を発揮させられていないだけでは、と顧みることも時には必要ではないだろうか。
(中略)
踊り手
駄馬で有名と思われるのが、【イーアルカンフーでラップ】を踊ってみたの駄馬ver、
「【イー・アル・カンフーで、ラップ】を台無しにしてみた」。
その後色んな踊り手が『駄馬バージョン』として踊っている。
その後、台無しではなく正しい踊り方として「正しいゲッダンの踊り方」を投稿。
これが前述の動画以上の人気を博している。
2009年3月14日投稿の「ほぼ全裸でいただきじゃんがりあんR」を駄馬遺作として引退宣言した。
生きた記念として動画は残されているが、初期の3作品は非公開動画になっている。
関連動画
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