駅ナンバリングとは、駅などに対して番号(数字のみ、もしくは英字+数字)を付与することである。そうしてつけられた番号のことを駅番号と呼ぶこともある。
概要
鉄道に乗って目的地にたどり着くためには路線名や駅名を把握する必要がある。地元住民など地理感覚を持っていれば列車の行先表示を見ながら目的の方面に向かうこともできるが、不慣れな観光客にとっては難しい。非母語話者であれば尚更である。そうした観光客や訪日客にも鉄道が利用しやすくなるような施策が駅ナンバリングである。
日本語に不慣れな訪日客の感覚を体験してみよう。以下はとある極東の国の高速列車のターミナル駅から有名な観光地の最寄り駅への行き方案内をビルマ語(ミャンマー語)で記載してみたものである。
(※Google翻訳およびビルマ文字変換ツールを使用。訳文の正確性は保証しません)
- 駅ナンバリングがない場合
တိုကျိုဘူတာမှယာမာနိုတဲရထားကိုစီးပါ။ ကာနၲဓာဘူတာမှဆင်းပါ။ ကာနၲဓာဘူတာတွင်ဂီနၲဇာရထားသို့ပြောင်းပါ။ အာဆာကူဆာဘူတာမှဆင်းပါ။
- 駅ナンバリングがある場合
တိုကျိုဘူတာ (JY01) မှယာမာနိုတဲရထား (JY) ကိုစီးပါ။ ကာနၲဓာဘူတာ (JY02) မှဆင်းပါ။ ကာနၲဓာဘူတာ (G-13) တွင်ဂီနၲဇာရထား (G) သို့ပြောင်းပါ။ အာဆာကူဆာဘူတာ (G-19) မှဆင်းပါ။
ね? 読める文字があるだけで心強いでしょ?
路線記号
冒頭部で記した通り、駅番号は基本的に英字+数字の組み合わせで構成される。
この場合、英字部分は路線記号とも呼ばれ鉄道事業者や路線ごとに異なる。路線記号は駅案内を担うという性質上、最低限同じエリアの他事業者との重複を出来る限り避けることが望ましいが、他事業者との重複を気にせずに付番された事例もある。
事業者によっては路線記号を付けず、数字だけを駅番号として付与する場合も存在する。
(例:金沢シーサイドラインなど)
路線記号・駅番号のアイコン化
路線図や案内サインに駅ナンバリングを表記する場合、駅の識別を図るという目的を果たすだけなら単純にテキスト表記すれば済む話である。しかし日本では、駅番号を英字部と数字部の2行に分け、丸や四角などで囲んでアイコン化させるケースが多い。
こうした印刷物や掲示物に使用されるフォントは各社のデザインマニュアルにより定められているが、路線アイコン・駅アイコンの場合はわざわざ他社のデザインに準拠したフォントが用意されるほどの周到ぶりである。しかし、枠の存在により本来目立たせるべき駅番号の文字サイズが小さくなってしまう本末転倒なケースもしばしば見受けられる(表示面積が限られるLED表示器では特に深刻である)。
これは、駅ナンバリング最初期に導入された東京メトロ・都営地下鉄が発祥ではないかと思われる。営団地下鉄・都営地下鉄では各路線のラインカラーを円形のアイコンで表記していた。営団の民営化により2004年に東京メトロが発足した際、サイン計画を担当した株式会社アール・イー・アイの提案によって路線アイコンの中にアルファベットが加えられ、数字を併記することにより駅アイコンとしても機能するようになった。
この見た目が日本における駅ナンバリングの固定観念として植え付けられてしまったためか、2004年以降に駅ナンバリングが導入された路線の大半は東京メトロを模倣したデザインになっている(一方で大阪市交通局→Osaka Metroは1行表記を採用し、神戸新交通や叡山電鉄がこれを模倣している)。2012年頃からは丸囲みに限らず四角囲みや白抜き文字などを採用する事業者も登場し、駅ナンバリング本来の目的から外れたデザイン合戦に拍車がかかることとなった。
特徴のあるデザイン
- 弘南鉄道弘南線:おにぎり
- 弘南鉄道大鰐線:りんご
- 都電荒川線(東京さくらトラム):さくら
- 西武鉄道:電車
- 埼玉新都市交通ニューシャトル:六角形
- 岳南電車:富士山
- 名古屋市営地下鉄:下1/4の欠けた円形
番号部の付番方法
駅ナンバリングは法的に定められたものではなく、事業者毎で自主的に行っている施策である。このため付番方法は全国一律の規格・規定が無く、鉄道事業者ごとにバラバラである。支線が分岐する箇所や新駅・廃駅を含む箇所では連番が崩れている場合が多く、番号だけを頼りに移動すると見当違いな方向に向かってしまう危険性もある。本項では、こうした付番方法の分類を試みることにする。
支線が分岐する場合の扱い
2路線以上が交差する場合の扱い
- 接続駅に両路線の駅番号を重複付与
- 実例多数
- 接続駅には片方の駅番号のみを付与し、他方の路線は隣駅から再付番
- 例:阪急電鉄
- 接続駅には片方の駅番号のみを付与し、他方の路線は番台区分のうえ隣駅から再付番
- 例:名古屋鉄道
- 接続駅の前後を欠番として、接続駅での番号部を統一
- 例:近畿日本鉄道
他社線に乗り入れる場合の扱い
会社ごとの詳細
各路線での付番方法はWikipediaの「駅ナンバリング」の記事に網羅されている。JR・大手私鉄では、すべての事業者で導入している、もしくは導入しつつある。
JR北海道
札幌駅を起点(01)として、規定のルートに沿って進んだときの番号と、ルートを示すアルファベットとを組み合わせて表記。駅の番号は重複附番しない。たとえば、白石駅だったら、Hルートに函館方面に2駅進んでいるのでH03となるが、そこから旭川方面に1駅進んだ厚別駅はAルートなのでA04となる。
JR北海道の駅ナンバリングのアルファベット一覧
- H
- 札幌駅(01)→白石駅(H03)→南千歳駅(H14)→東室蘭駅(H32)→長万部駅(H47)→森駅(H62)→大沼公園駅(H68)→七飯駅(H71)→函館駅(H75)
- A
- 厚別駅(A04)→滝川駅(A21)→旭川駅(A28)→新旭川駅(A30)→網走駅(A69)
- T
- 東滝川駅(T22)→富良野駅(T30)→落合駅(T37)(次の新得駅はKルート)
- F
- 神楽岡駅(F29)→学田駅(F44)(次の富良野駅はTルート)
- W
- 永山駅(W31)→稚内駅(W80)
- AP
- 新千歳空港駅(AP15)
- K
- 追分駅(K15)→新夕張駅(K20)→新得駅(K23)→釧路駅(K53)
- Y
- 沼ノ沢駅(Y21)→夕張駅(Y25)
- B
- 東釧路駅(B54)→桂台駅(B79)(次の網走駅はAルート)
- M
- 輪西駅(M33)→室蘭駅(M36)
- N
- 東森駅(N63)→池田園駅(N71)(次の大沼公園駅はHルート)
- S
- 桑園駅(S02)→二股駅(S32)(次の長万部駅はHルート)
- G
- 八軒駅(G03)→北海道医療大学駅(G14)
ここからわかる通り、一部路線には番号が付けられていない。
札幌市営地下鉄
東西線はT、南北線はN、東豊線はHでそれぞれ宮の沢駅・麻生駅・栄町駅を01として番号を順番につけている。複数路線が交わる駅は重複附番となる。
函館市電
2系統はY、5系統はDを使う。重複する湯の川から十字街まではDYとつける(湯の川を01とし十字街は20)が、その後5系統をD21から使い、終点の函館どつく前(D23)に到着したら2系統の末広町はY24となり終点の谷地頭はY26となる。
道南いさりび鉄道
木古内駅を起点とし、終点の五稜郭駅方面に向かって01から番号をつけていく。ただし、番号がついているのは七重浜駅までで、五稜郭駅は、JR北海道の駅番号H74をそのまま用いている。
仙台市地下鉄
南北線はN・東西線はTでそれぞれ泉中央駅・八木山動物公園駅を01として番号を順番につけている。交点の仙台駅は重複附番である。
JR東日本 東京の電車特定区間(E電)
JR東日本での駅ナンバリングは2016年10月1日以降、東京の電車特定区間(E電)内から順次導入された。附番方法は基本的に系統起点駅からの順番である。ただし、起点が01とは限らない。東京の電車特定区間外の東千葉駅から成田空港駅、高尾駅から大月駅、及び藤沢駅から伊東駅までについても、前述の規則により駅番号が付与されている。
なお、駅ナンバリング導入当時、高輪ゲートウェイ駅は存在していなかった。但し品川駅・田町駅間の新駅建設は決定済みであった。このため京浜東北線・山手線で新駅に付番する為の駅番号 JK21・JY26 を予め欠番とした。その後、2020年3月14日に開業した高輪ゲートウェイ駅に JK21・JY26 が付番された。
- 東海道線・伊東線(JT)
- 東京駅(JT01)→熱海駅(JT21)→伊東駅(JT26)
- 横須賀線・総武快速線・成田線(JO)
- 久里浜駅(JO01)→成田空港駅(JO37)
- 京浜東北線・根岸線(JK)
- 大船駅(JK01)→品川駅(JK20)→田町駅(JK22)→大宮駅(JK47)
- 横浜線(JH)
- 東神奈川駅(JH13)→八王子駅(JH32)(京浜東北線東神奈川駅がJK13なのでそこから続くようになっている)
- 南武線(JN)
- 本線:川崎駅(JN01)→立川駅(JN26)
- 南武支線:(尻手駅(JN02))→八丁畷駅(JN51)→浜川崎駅(JN54)
- 鶴見線(JI)
- 本線:鶴見駅(JI01)→扇町駅(JI10)
- 海芝浦支線:(浅野駅(JI05))→新芝浦駅(JI51)→海芝浦駅(JI52)
- 大川支線:(安善駅(JI06))→大川駅(JI61)
- 山手線(JY)
- 東京駅(JY01)→池袋駅(JY13)→品川駅(JY25)→田町駅(JY27)→有楽町駅(JY30)→東京駅(JY01)
- 中央本線系統(JC)
- 中央快速線・中央本線:東京駅(JC01)→大月駅(JC32)
- 青梅線:立川駅(JC19)→西立川駅(JC51)→奥多摩駅(JC74)
- 五日市線:拝島駅(JC55)→熊川駅(JC81)→武蔵五日市駅(JC86)
- 中央本線甲府・中信地区(CO)
- 初狩駅 (CO33)→小淵沢駅 (CO51)
- 中央・総武線各駅停車(JB)
- 三鷹駅(JB01)→千葉駅(JB39)
- 宇都宮線・高崎線(JU)
- 東京駅(JU01)→大宮駅(JU07)
- 埼京線(JA)
- 大崎駅(JA08)→大宮駅(JA26)(りんかい線大崎駅がR08なのでそこから続くようになっている)
- 常磐快速線(JJ)
- 上野駅(JJ01)→取手駅(JJ10)
- 常磐線各駅停車(JL)
- 綾瀬駅(JL19)→取手駅(JL32)(千代田線綾瀬駅がC-19なのでそこから続くようになっている)
- 京葉線(JE)
- 東京駅(JE01)→千葉みなと駅(JE16)
- 武蔵野線(JM)
- 西船橋駅(JM10)→府中本町駅(JM35)(京葉線市川塩浜駅がJE09なのでその次の番号から続くようになっている)
- 湘南新宿ライン(JS)
- 逗子駅(JS06)→大宮駅(JS24)(横須賀線逗子駅がJO06なのでそこから続くようになっている)
東京モノレール
東京臨海高速鉄道(りんかい線)
東京メトロ・都営地下鉄
便宜上2社局を一括して扱う。銀座線はG・丸ノ内線本線はM・日比谷線はH・東西線はT・千代田線はC・有楽町線はY・半蔵門線はZ・南北線はN・副都心線はF・浅草線はA・三田線はI・新宿線はS・大江戸線はEで、それぞれ渋谷駅・荻窪駅・中目黒駅・中野駅・代々木上原駅・和光市駅・渋谷駅・目黒駅・和光市駅・西馬込駅・目黒駅・新宿駅・新宿西口駅として番号がついている。丸ノ内線方南町支線は、丸ノ内線本線中野坂上駅がM-06なのでそれにつながるように方南町駅をMb(Marunouchi branch の頭文字)-03として順番に番号がついている(かつてはmだったが2016年11月から順次変更)。
ゆりかもめ
京成電鉄・北総鉄道・芝山鉄道
便宜上3社を一括して扱う。京成線はKS・北総鉄道はHS・芝山鉄道はSRを用いる。この3社間では重複附番はない。
- 京成本線
- 京成上野駅(KS01)→京成津田沼駅(KS26)→成田空港駅(KS42)
- 北総線・京成成田空港線
- 京成高砂駅(KS10)→新柴又駅(HS01)→印旛日本医大駅(HS14)→成田湯川駅(KS43)→空港第2ビル駅(KS41)
- 京成東成田線・芝山鉄道線
- 京成成田駅(KS40)→東成田駅(KS44)→芝山千代田駅(SR01)
- 押上線
- 押上駅(KS45)→京成立石駅(KS49)→青砥駅(KS09)
- 金町線
- 京成高砂駅(KS10)→柴又駅(KS50)→京成金町駅(KS51)
- 千葉線・千原線
- 京成津田沼駅(KS26)→京成幕張本郷駅(KS52)→千葉中央駅(KS60)→ちはら台駅(KS65)
新京成電鉄
松戸駅をSL01として番号を順番につけている。本来、新京成は「SK」がよく使われてきたが、既に西武国分寺線で使用済みの為、「SL」を採用した。
京急
主たる路線(京急本線品川駅→堀ノ内駅、および久里浜線堀ノ内駅→三崎口駅)を基盤につけるが、支線分岐がある場合先に支線に番号をつけてからそのまま続きをつけていく。なお、泉岳寺駅には京急の番号がなく、都営浅草線の番号A-07をそのまま用いる。
- 京急本線
- 泉岳寺駅(A-07)→品川駅(KK01)→京急蒲田駅(KK11)→雑色駅(KK18)→京急川崎駅(KK20)→八丁畷駅(KK27)→金沢八景駅(KK50)→追浜駅(KK54)→堀ノ内駅(KK61)→浦賀駅(KK64)
- 空港線
- 京急蒲田駅(KK11)→羽田空港国内線ターミナル駅(KK17)
- 大師線
- 京急川崎駅(KK20)→小島新田駅(KK26)
- 逗子線
- 金沢八景駅(KK50)→新逗子駅(KK53)
- 久里浜線
- 堀ノ内駅(KK61)→新大津駅(KK65)→三崎口駅(KK72)
東急・横浜高速鉄道
東横線はTY・目黒線はMG・田園都市線はDT・大井町線はOM・池上線はIK・東急多摩川線はTM・世田谷線はSG・こどもの国線はKD・みなとみらい線はMMでそれぞれ渋谷駅・目黒駅・大井町駅・五反田駅・多摩川駅・三軒茶屋駅・長津田駅・横浜駅を01として番号を順番につけている。複数路線の交わる駅は重複附番。なお、大井町線は二子玉川駅の次は溝の口駅である(緑の各駅停車と同じ)。
横浜市営地下鉄
横浜市営地下鉄ブルーラインの路線記号はB、横浜市営地下鉄グリーンラインはGである。いずれも起点駅に路線記号に続けて01を付番し駅順に数字を1づつ増やす。なおブルーラインはあざみ野駅から小田急の新百合ヶ丘駅まで延伸事業が確定しており、駅番号もあざみ野駅から数字を増やすだけで対応できる模様。一方、グリーンラインは現営業路線両端ともに延伸計画は有るものの、それが事業化された際に駅番号がどうなるかは不明である。
- 横浜市営地下鉄ブルーライン
- 湘南台駅(B01)→あざみ野駅(B32)
- 横浜市営地下鉄グリーンライン
- 中山駅(G01)→日吉駅(G10)
金沢シーサイドライン
路線記号は存在しない。起点駅である新杉田駅を1として順番に番号をつけている。
- 金沢シーサイドライン
- 新杉田駅(1)→金沢八景駅(14)
湘南モノレール
路線記号はSMR。起点駅である大船駅をSMR1として順番に番号をつけている。
JR東海
路線の起点を00として、そこから順番につけている。東海道本線は熱海を起点として米原方面につけ、それ以外の路線は東海道本線からの分岐駅を00とする。御殿場線は国府津駅を起点としており、東海道本線から分岐していない太多線は美濃太田駅を起点とする。原則としてTOICAエリアにのみ付与するが、境界駅(国府津・熱海・米原)と中央本線・高山本線の外国人が多く訪れるとされる駅についても付与される。また、東海道本線静岡地区についてはCA30は2020年3月開業の御厨駅のために欠番となっている。なお、CHは名鉄築港線で使われているため、CHは存在しない。
- 東海道本線(静岡地区)
- 熱海駅(CA00)→豊橋駅(CA42)
- 東海道本線(名古屋地区)
- 西小坂井駅(CA43)→米原駅(CA83)※静岡地区からの連番
- 御殿場線
- 国府津駅(CB00)→沼津駅(CB18)
- 身延線
- 富士駅(CC00)→西富士宮駅(CC07)
- 飯田線
- 豊橋駅(CD00)→豊川駅(CD05)
- 武豊線
- 大府駅(CE00)→武豊駅(CE09)
- 中央本線
- 名古屋駅(CF00)→中津川駅(CF19)→南木曽駅(CF23)→上松駅(CF29)→木曽福島駅(CF30)
- 高山本線
- 岐阜駅(CG00)→美濃太田駅(CG07)→下呂駅(CG16)→高山駅(CG25)→飛騨古川駅(CG28)
- 太多線
- 美濃太田駅(CI00)→多治見駅(CI07)
- 関西本線
- 名古屋駅(CJ00)→亀山駅(CJ17)
名鉄
路線ごとの記号2文字のあとに番号を付けるが、重複してつけることはない。名古屋本線はNH、豊川線はTK、西尾線・蒲郡線はGN・三河線(海線)はMU、三河線(山線)はMY、豊田線はTT、常滑線・空港線はTA、河和線・知多新線はKC、津島線・尾西線(津島駅以南)はTB、尾西線(町方駅以北)はBS、竹鼻線・羽島線はTH、犬山線はIY、各務原線はKG、広見線はHM、小牧線はKM、瀬戸線はST、築港線はCHである。
例外的な付番
- 河和線・知多新線は河和線を河和駅(KC19)まで付番した後、知多新線の番号を上野間駅(KC20)から割り当てる
- 尾西線(町方駅以北)は観音寺駅(BS12)の次の駅は名古屋本線の名鉄一宮駅(NH50)であり、その次の西一宮駅はBS21である
名古屋市営地下鉄
東山線はH・桜通線はS・鶴舞線はT・名城線はM・名港線はE・上飯田線はKでそれぞれ高畑駅・中村区役所前駅・上小田井駅・金山駅(名港線も含む)・上飯田駅を01として番号を順番につけている。名城線は金山駅を起点に右回りを基準にして番号を付けている(東別院駅がM02で西高蔵駅がM28)。
JR西日本
JR西日本では、4エリア(関西/岡山・福山/山陰/広島)で路線記号を導入しているが、関西エリアの一部範囲にのみ駅番号は導入されている。路線記号と、駅ナンバリングの付与範囲は以下の通りである。
路線記号 | 関西 | 岡山・福山 | 山陰 | 広島 | |
---|---|---|---|---|---|
路線 | 駅ナンバリング範囲 | ||||
A | 北陸線(敦賀駅-長浜駅)・琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・山陽線(姫路駅-上郡駅) | 敦賀駅(A01)-姫路駅(A85) | 山陰線(城崎温泉駅-米子駅) | ||
B | 湖西線 | 敦賀駅(B08)-京都駅(B31) | 因美線(鳥取駅-津山駅) | 可部線(広島駅-あき亀山駅) | |
C | 草津線 | 境線(米子駅-境港駅) | |||
D | 奈良線 | 京都駅(D00)-奈良駅(D21) | 山陰線(米子駅-益田駅) | ||
E | 嵯峨野線・山陰本線(園部-城崎温泉) | 京都駅(E00)-園部駅(E16) | 木次線(宍道駅-備後落合駅) | ||
F | おおさか東線 | 新大阪駅(F02)-久宝寺駅(F15) | 三江線(廃止)(江津駅-三次駅) | ||
G | JR宝塚線・福知山線 | 大阪駅(G47)-篠山口駅(G69) | 山陽線(糸崎駅-広島駅) | ||
H | JR東西線・学研都市線 | 木津駅(H18)-尼崎駅(H49) | |||
I | 加古川線 | ||||
J | 播但線 | ||||
K | 姫新線 | ||||
L | 舞鶴線 | 宇野みなと線 | |||
M | 瀬戸大橋線(岡山駅-児島駅) | ||||
N | 赤穂線(播州赤穂駅-岡山駅) | ||||
O | 大阪環状線 | 天王寺駅(O01)-新今宮駅(O19) | |||
P | JRゆめ咲線 | 西九条駅(P14)-桜島駅(P17) | 芸備線 | ||
Q | 大和路線 | JR難波駅(Q17)-加茂駅Q39) | |||
R | 阪和線 | 天王寺駅(R20)-和歌山駅(R54) | 山陽線(広島駅-南岩国駅) | ||
S | 関西空港線 | 日根野駅(S45)-関西空港駅(S47) | 山陽本線(上郡駅-岡山駅) | ||
T | 和歌山線 | 津山線 | |||
U | 万葉まほろば線 | 桃太郎線 | |||
V | 関西線(亀山駅-加茂駅) | 伯備線 | |||
W | きのくに線 | 山陽本線(岡山駅-福山駅) | |||
X | 山陽本線(福山駅-糸崎駅) | ||||
Y | 呉線 | ||||
Z | 福塩線 |
大阪市高速電気軌道(ニュートラムも含む)・北大阪急行電鉄
御堂筋線はM・谷町線はT・四つ橋線はY・中央線はC・千日前線はS・堺筋線はK・長堀鶴見緑地線はN・今里筋線はI・南港ポートタウン線はP。大阪市営地下鉄は他の業者と異なり01からではなく11から順番に番号を付けている。谷町線は大日駅・四つ橋線は西梅田駅・千日前線は野田阪神駅・堺筋線は天神橋筋六丁目駅・長堀鶴見緑地線は大正駅・今里筋線は井高野駅を起点にしている。以下に例外を示す。
- 御堂筋線・南北線
- 千里中央駅(M08)→江坂駅(M11)→なかもず駅(M30)
- 中央線
- コスモスクエア駅(C10)→大阪港駅(C11)→長田駅(C23)
- 南港ポートタウン線
- コスモスクエア駅(P09)→中ふ頭駅(P11)→住之江公園駅(P18)
大阪市営地下鉄では2004年7月1日に駅ナンバリングを導入したが大阪港駅~コスモスクエア駅間及びコスモスクエア駅~中ふ頭駅間は当時大阪港トランスポートシステム(OTS)の路線だったため大阪港駅及び中ふ頭駅が始発として扱われていた。
阪急
梅田駅を起点(HK01)に路線群内では連番となるようにつけている。神戸線群→宝塚線群→京都線群の順に番号が大きくなる。中津駅(HK02)は神戸本線・宝塚本線の2線が、十三駅(HK03)では京都本線を加えた3線が乗り入れているがは神戸本線の駅番号が与えられている。
- 神戸本線
- 梅田駅(HK01)→塚口駅(HK08)→西宮北口駅(HK08)→夙川駅(HK09)→神戸三宮駅(HK16)
- 伊丹線
- 塚口駅(HK06)→稲野駅(HK18)→伊丹駅(HK20)
- 今津線
- 今津駅(HK21)→西宮北口駅(HK08)→門戸厄神駅(HK23)→宝塚南口駅(HK28)→宝塚駅(HK56)
- 甲陽線
- 夙川駅(HK09)→苦楽園口駅(HK29)→甲陽園駅(HK30)
- 宝塚本線
- 梅田駅(HK01)→十三駅(HK03)→三国駅(HK41)→石橋駅(HK48)→宝塚駅(HK56)
- 箕面線
- 石橋駅(HK48)→桜井駅(HK57)→箕面駅(HK59)
- 京都本線
- 梅田駅(HK01)→十三駅(HK03)→南方駅(HK61)→淡路駅(HK63)→桂駅(HK81)→河原町駅(HK86)
- 千里線
- 天神橋筋六丁目駅(K11)→柴島駅(HK87)→淡路駅(HK63)→下新庄駅(HK88)→北千里駅(HK95)
- 嵐山線
- 桂駅(HK61)→上桂駅(HK96)→嵐山駅(HK98)
神戸高速鉄道の花隈駅にはHK17、また天神橋筋六丁目駅には大阪市営地下鉄堺筋線の番号が使われている。
関連動画
関連項目
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