概要
駅名標とは、その駅名標がある駅の駅名が書かれた看板、もしくは掲示物のことである。
日本では、その駅名標がある駅の駅名のほか、隣の駅の駅名を掲載するタイプが主流である。
駅ナンバリング(駅番号)を導入する鉄道路線の駅の駅名標では、その駅の駅番号を掲載する事が多い。
駅名標の例
便宜上、タイプ名をつける。
Aタイプ
その駅の駅名と、隣の駅の駅名を載せる。それだけのシンプル派。色?基本黒と白だけでいいんじゃね?
多くの場合、日本語(漢字)、ひらがな、ローマ字で書かれるが、一部の駅名標(小田急、伊豆急など)は、中国語、韓国語による表記もみられる。
なお、基本的に背景を白とし、文字と線の色を黒とするものが多いが、私鉄では、その鉄道会社のイメージカラーを線の色としたものが多い。
Bタイプ
Aタイプの駅名標に、それぞれの路線の色を加えたものを駅名標に掲載するタイプ
Cタイプ
Aタイプ、またはBタイプの駅名標に駅ナンバリングが付与されたタイプ。
Aタイプからのものには、JR北海道やJR四国。Bタイプからのものには、東京メトロなどが該当する。
JRグループの特定の都区市内ゾーンの場合
特定の都区市内ゾーンに属するJRの駅の駅名標の右上にその駅に属する都区市内ゾーンのアイコンをつける。
ニコニコ大百科で使えるアイコン
同じホームに2社以上の鉄道会社がまたがって乗り入れる場合
JR東日本中央・総武線各駅停車の中野駅の3・4番線では、東京メトロ東西線が乗り入れてきたり、東京急行電鉄目黒線の目黒駅のホームに東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線が乗り入れるように、同じホームに2社以上の路線が乗り入れている場合がある。
この場合の駅名標は、その駅のホームを管理している鉄道会社の様式にあわせた駅名標を用い、ちょっとだけ乗り入れ他社の要素が含まれていくようになっている。
例えば、さっき出したJR中野駅3・4番線は、JR東日本がホームを管理していることからJR東日本の様式の駅名標にはなっているが、帯が東京メトロ東西線のラインカラーである水色になっていたり、昔の渋谷駅の東京メトロ副都心線のホームは、将来的にこのホームに東横線が乗り入れる事を見据え、東急乗り入れ以前から東急が管理していたことから、昔から駅名標も東急仕様で、通常赤い帯になっている部分が、副都心線のラインカラーである茶色になっていたりした。
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