駆逐イーノッ級とは、艦隊これくしょん~艦これ~には登場しない、天界のエルダー評議会書記艦「イーノック」をモデルとした艦娘、生まれたての子鹿である(CV.三木眞一郎)。
概要
第12回MMD杯参加動画、【第12回MMD杯本選】イーノックが艦娘たちと踊ってみたようです。に登場。艦隊これくしょん~艦これ~に登場する艦娘たちと共に『スイートマジック』を踊る。
正式名称は駆逐艦イーノック。イーノッ級駆逐艦のネームシップである。略称は「イ級駆逐艦」または「イーなんとかさん」
同型艦が計72隻存在するという説もあるが、現在でも未確認の艦名が多数あるとされ、史実(エルシャダイ本編)でも確認は取れていない。
ルシフェルの忠告を聞かず不十分な装備のままフルボッコにされたという戦訓から、「一番いい装備」として背面に50口径12.7cm連装砲1基2門、および61cm三連装魚雷発射管2基を搭載し、大日本帝国海軍の誇る特Ⅲ型駆逐艦に準ずる火力を確保している。
しかしながら、基準排水量に対して余りにも重武装であった事、女子力(物理)を持たない事に起因する主機のパワー不足に加え、前述の連装砲の配置が高所過ぎたという問題のため非常にトップヘビーであり、潜在的に復元性に大きな問題を抱えていた。
その結果、イーノックは船体の水平保持すらままならない状態となり、そのまま傾斜復元も叶わず転覆。その場で解体され武装を取り外す事となる。就役後わずか30秒足らずの事だった。
その後、武装解除した状態で戦列に復帰。以降、度重なる扶桑型戦艦の主砲直撃にも耐えるなど、図らずも船体の優れたダメージコントロール能力、耐久力を示した。
その存在感こそ無視できぬものであったが、存在価値自体は制作者自身からも疑問が持たれている。
戦功
その高い存在感から、第12回MMD杯本戦においても注目を集め、マイリス率7.92%という優れた撃沈率を記録し、総合部門において敢闘賞を受賞する〔1〕。度重なる砲撃、制空権の喪失、顔面損傷などの厳しい戦局を耐えきり、最期は引き上げ不能な状態で着底しながらも笑みを絶やさぬ姿が、多くの人の心をとらえたと評価できるだろう。
改装
第12回MMD杯閉幕後に改装を施して再び戦列に復帰、【第12回MMD杯Ex】イーノックが艦娘たちと踊ってみたようです。に再登場。重武装と女子力(物理)不足から転覆した過去の経験を全く生かすことなく、新たに四連装魚雷発射管を搭載、重雷型駆逐艦に姿を変えた。
しかしながら根本的な問題は一切解消されておらず、本戦の悲劇を繰り返す結果となる。
奇しくも、転覆は本戦と同じ、30秒後の出来事であった。
大改装
第15回MMD杯閉幕後に満を持して?新たな改装を施して「大戦艦 清霜」とともに戦列に復帰、 "イーノックが艦娘たちと踊ってみたようです。 ~きょうもハレバレ編~"に登場。重武装と女子力(物理)不足から転覆した過去の経験を余すことなく活かし、大日本帝国軍の空母による徹底的な空襲と、大改修を受け更なる火力を得た航空戦艦扶桑型の猛攻を回避し耐えきるまでの、圧倒的な回避性能とダメージコントロール能力と安定性を得るに至った。
しかしながら根本的な問題である「重武装」については一切解消されてるどころか、彼のアイオワ級に比肩するとも言われるほどの重武装を施したため、大和型と同じ重武装を誇るも同じ欠点を持つ「大戦艦 清霜」とともに悲劇を繰り返す結果となる。
進水式にて、着水直後に装備の自重により沈没した。わずか15秒の出来事であった(なお清霜は進水前に後方に転覆したので着水することはなかった)。
関連動画
酷い目に遭わされたりネタにされる機会も多いので、彼の本来の姿をつい忘れそうになるのだが、
本気になれば深海棲艦ほか救われない魂のケガレを「浄化」し救ってみせる頼もしい一面も時に見せる。
関連項目
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