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高崎健太郎（たかさき けんたろう、1985年6月24日-）とは、熊本県出身の元プロ野球選手（投手）である。
なお、変換ミスにより「高さ危険太郎」などと揶揄されることもあるが、ベイスターズに所属すると言われている「低さ安全太郎」選手との関連性は不明。
概要
| OB | |
|---|---|
| 高崎健太郎 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 | 日本 |
| 出身地 | 熊本県 |
| 生年月日 | 1985年6月24日 |
| 身長 体重 |
176cm 82kg |
| 選手情報 | |
| 投球･打撃 | 右投右打 |
| 守備位置 | 投手 |
| プロ入り | 2006年希望入団枠 |
| 経歴 | |
| プロ野球選手テンプレート | |
2006年のドラフト希望枠で横浜ベイスターズに入団。即戦力と期待されたが、2009年に中継ぎとして56試合に登板して防御率が4.01だった程度だが、2010年最終戦に先発登板し、阪神タイガースを相手に7回無失点で勝ち投手となってから開花。
2011年、開幕ローテーション入りを果たすと、開幕3戦目の中日ドラゴンズ戦、7回1失点と抜群の内容でチームを 11年ぶりの開幕カード勝ち越しに導いた。しかしその後は好投しても援護がなく、リードして降板しても後続に勝ちを消され、2勝目を挙げたのは7月のことだった。結局シーズンを通して無援護無援護アンド無援護で、1年間ローテーションを守り抜きチームで唯一規定投球回数に到達、防御率3.45だったが5勝15敗。援護率はセ・リーグ最下位の2.20であった。とはいえ5勝は三浦大輔と並んでチーム最多勝であり、先発不足のチームでローテーションの柱として1年間チームを支えた。
2012年は開幕投手に抜擢され、6回3失点で勝ち負けはつかなかった。無援護と炎上をほぼ交互に繰り返したが、5月に待望の初勝利をあげると、8月2日の広島東洋カープ戦で去年に並ぶ5勝目をあげる。しかしその勝利以降突如無援護に加え味方のエラーで失点するという形で好投が報われない事態が続き7試合勝てず、自己最多の6勝目をあげたのは約2ヶ月後の9月27日の中日ドラゴンズ戦であった。なおその勝てなかった試合の中には8回2失点完投（失点は味方の失策2つによるもので自責は0）、チームが上げた得点は自らのタイムリーのみで2−1で負けるという試合があった。最終的には7勝10敗、防御率3.20と三浦の9勝に次ぐ勝ち星をあげチームに貢献した。
2013年は不調に陥り、セ･パ交流戦では中継ぎに転向。その後は先発に復帰するが7月27日を最後に登板はなく、2勝5敗に終わった。
2014年はシーズン中盤から先発に復帰。14試合の登板で2勝3敗だった。
2015年は開幕から先発として登板したが、好不調の波に苦しみ、7試合の登板で2勝に終わった。
2016年は痛風による左足人さし指付け根の炎症の影響で登板なしに終わった。
2017年は開幕戦の1試合で炎上したのみに終わり、現役を引退した。
引退後はDeNAに残りスコアラーに就任。2020年からはプロスカウトを務める。
プレースタイル・人物
最速152km/hのストレートに切れ味鋭いスライダーとストライクの取れるカーブが武器で三振も取れる本格派。
ムエンゴなところも含め引退した三浦大輔の後を継ぐDeNAのエースとして期待された。
成績
年度別投手成績
| 年度 | 球団 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2007年 | 横浜 DeNA |
9 | 4 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | .667 | 30.0 | 14 | 23 | 24 | 18 | 5.40 |
| 2008年 | 11 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 17.0 | 9 | 17 | 17 | 15 | 7.94 | |
| 2009年 | 56 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 5 | 1.000 | 74.0 | 16 | 59 | 36 | 33 | 4.01 | |
| 2010年 | 7 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 15.0 | 4 | 9 | 13 | 13 | 7.80 | |
| 2011年 | 29 | 29 | 0 | 0 | 5 | 15 | 0 | 0 | .250 | 177.1 | 36 | 127 | 71 | 68 | 3.45 | |
| 2012年 | 24 | 24 | 2 | 0 | 7 | 10 | 0 | 0 | .412 | 151.2 | 40 | 97 | 63 | 54 | 3.20 | |
| 2013年 | 20 | 9 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 4 | .286 | 66.1 | 31 | 54 | 44 | 43 | 5.83 | |
| 2014年 | 14 | 7 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 2 | .400 | 49.2 | 14 | 30 | 26 | 23 | 4.17 | |
| 2015年 | 7 | 7 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | .400 | 34.1 | 10 | 19 | 19 | 19 | 4.98 | |
| 2017年 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 1.0 | 1 | 0 | 3 | 3 | 27.00 | |
| NPB：10年 | 178 | 84 | 2 | 0 | 25 | 40 | 1 | 11 | .385 | 616.1 | 175 | 435 | 316 | 289 | 3.26 | |
関連動画
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関連コミュニティ
関連項目
- プロ野球選手一覧
- 2006年度新人選手選択会議
- 梶谷隆幸 / 下園辰哉
- 横浜DeNAベイスターズ
- 佐々木主浩 - 横浜ベイスターズのOBで、背番号22を背負っていた「ハマの大魔神」
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