概要
高崎線 | |
基本情報 | |
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運行事業者 | 東日本旅客鉄道 日本貨物鉄道 |
総路線距離 | 74.7km |
総駅数 | 19駅 |
路線記号 | JU |
軌間 | 1,067mm |
電化方式 | 直流1,500V |
架空電車線方式 | |
使用車両 | 651系 |
最高速度 | 120km/h |
全線開業日 | 1883年7月28日 |
路線テンプレート |
明治16年、日本鉄道の手により上野駅~熊谷駅間が開業したことに端を発する。同区間は埼玉県初の鉄道路線であり、また、日本で始めての私設鉄道(私鉄)による路線でもあった。1906年(明治39年)に国に買収され、国有化された。
ラインカラーは■オレンジ。
路線名としては大宮駅~高崎駅間の路線であるが、ほとんどすべての列車が大宮駅から東北本線(宇都宮線)に乗り入れて東京駅まで運行されるか、上野東京ラインまたは湘南新宿ラインに乗り入れて東海道線に直通する。そのため、東京駅~高崎駅間を通しで高崎線と呼ぶのが一般的である。大宮駅~東京駅間の駅では「宇都宮線・高崎線」と案内されている。一部は両毛線前橋駅・上越線新前橋駅発着の電車もある。
また、上野駅-東京駅間列車線分断以前は高崎駅から東海道本線の富士駅まで直通する普通列車が存在し、前述の分断により廃止された。だが、2015年3月14日の東北縦貫線(上野東京ライン)復活開業により東海道線への直通運転が復活した。
中距離路線のためE231系1000番台、E233系3000番台などの近郊型車両が使用される。2014年3月14日までは211系も運行されていた。他にも八高線の気動車が倉賀野駅から高崎駅まで乗り入れる。
高崎線の利用状況について
利用状況としては、南部における東京都内への通勤需要が多い。朝夕時間帯には鴻巣駅~大宮駅間無停車の通勤快速が運転されるほか、通勤時間帯を若干外した新特急、夜間のホームライナー等も運転されている。また、大宮方面から埼玉県北への通勤・通学需要もみられ、朝時間帯には逆方向の旅客需要も多いのが特徴である。
上り方面では鴻巣駅を境として、旅客需要の段差が発生する。下り方面では、熊谷駅と本庄駅が、同様の段差となっている(高等学校が所在しているため)。
籠原駅以北は10両編成、20分ヘッドに運転本数が減少する。これは、岡部駅以北のホームが15両編成に対応していないこと(深谷駅は15両編成に対応している)と、同駅に車両基地が置かれているためであるが、深谷市を中心に、本数増、増結の要望も発せられている。
普通列車
- 東京駅~籠原駅・深谷駅・高崎駅・新前橋駅・前橋駅間で運転しており、列車線にホームのある全ての駅に停車する。
- 東京駅~大宮駅(さいたま新都心駅)間はホーム設置駅を限定しており、京浜東北線に対し速達運転を行なっている。
- 朝に1本のみ鴻巣駅始発上野行が存在する。 ←2015年3月14日のダイヤ改正で籠原駅発となり廃止。
- また、籠原駅~前橋駅を運行する列車も存在する。
- 上野東京ライン開通後は多くの列車が上野東京ラインに乗り入れることになり、日中については基本的に東海道線直通となる。
快速アーバン
- 尾久駅・さいたま新都心駅・宮原駅・北上尾駅・北本駅・北鴻巣駅・吹上駅・行田駅を通過する。
- 東京駅~前橋駅間で運行する。
- 土休日の4本はE231系、土休日の8本はE233系を使用する。
- 日中のアーバンが湘南新宿ライン特別快速に置き換えられたため、本数が少ない。
- 上野東京ライン開通後は朝の下り2本は東海道線からの直通となる。なお、東海道線内は普通列車となる。
- 詳細は「快速アーバン」へ
通勤快速
- 平日・夜に運行する種別。下り・上りともに運行する。(正直言って上りは必要無いんじゃ)
- 上野駅~前橋駅間で運行する。
- アーバンと停車駅が違い、尾久駅に停車するが、上尾駅・桶川駅は通過する。
- ただし、下りの最後の2本は上尾駅・桶川駅に停車する。
- 1往復を除き、E231系を使用する。残りはE233系を使用。
- 2021年3月のダイヤ改正で快速アーバンに置き換えられた。
快速(湘南新宿ライン)
- 湘南新宿ライン(大宮駅~大船駅)では快速運転だが、線内は各駅に停車する。
- このため、線内では「普通」として案内される。
- 前橋駅・高崎駅・籠原駅~平塚駅・国府津駅・小田原駅で運行する。
- 北行の車内自動放送は大宮駅を過ぎると、「高崎線 普通列車」。
特別快速(湘南新宿ライン)
- 高崎線・湘南新宿ライン・東海道線で快速運転を行う。
- 線内(大宮駅以北)では、快速アーバン+北本駅に停車する。
- 基本的に高崎駅~小田原駅間で運行するが、かつては臨時で熱海駅まで行くこともあった。
- 北行の車内自動放送は大宮駅を過ぎると、「高崎線 特別快速」。
特急
あかぎ・スワローあかぎ
- 通勤・通学用の特急。
- 上野駅・新宿駅~高崎線・前橋駅間で運行。
- 停車駅は列車によって異なるので各自で確認すること。
- ちなみに上野駅・新宿駅からは桶川駅または鴻巣駅までが特急料金が500円である。
- 2013年11月18日から、普通車指定席が設定される。指定席特急料金は通年同額。
- 2014年3月17日から、平日に全列車指定席の「スワローあかぎ」が登場した。
- 詳細は「あかぎ(列車)」を参照。
草津・水上
ホームライナー鴻巣
- 平日夜下りのみ運行。運行区間は上野駅→鴻巣駅。
- 500円のライナー券を購入して乗車する。ただし乗車できるのは上野駅のみ。
- 車両の都合上、グリーン車も連結されているが、自由席扱いとなる。大抵、この車両から席が埋まる。
- 停車駅は浦和駅・大宮駅・上尾駅・桶川駅・北本駅・鴻巣駅。
- 2014年3月14日で全列車廃止となった。
現在の使用車両
過去の使用車両
- 115系
- 80系
- 181系
- 165系
- 183系・189系
- 485系(臨時急行能登、ホームライナー鴻巣3号)
- 489系(急行能登・ホームライナー鴻巣3号)
- 211系(通勤快速・快速アーバン・普通)
- EF64形+24系(寝台特急あけぼの)
- 185系(特急草津・水上・あかぎ・スワローあかぎ)
路線図
湘南新宿ラインの赤羽駅以南は湘南新宿ラインの項を参照。高崎駅以北に乗り入れる電車については両毛線の項を参照。特急「水上」「草津」の高崎駅以北については上越線・吾妻線の項を参照。特急「あかぎ・スワローあかぎ」の高崎駅以北については上越線・両毛線の項を参照。
関連動画
関連項目
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