高木勇人単語

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高木勇人（たかぎ　はやと、1989年7月13日-）とは、三重県出身のプロ野球選手（投手）である。

概要

小学校から中学校まで軟式野球をしていた。

海星高等学校では2年秋にエースとなる。県大会優勝、東海大会ベスト4が最高で、甲子園出場はなかった。プロ志望届を提出していたが、指名漏れとなり、三菱重工に就職する。

三菱重工名古屋では1年目から公式戦に出場し、2年目にはヤマハの補強選手として本戦に出場。3年目に三菱重工8年ぶりの優勝に貢献してMVPを獲得した。その後も三菱重工にいたが、一方で制球に難ありとしてプロ志望届を提出しても見送られ続けた。7年目の2014年には制球が改善され、第7代表決定戦（ヤマハ）で4安打完封で胴上げ投手となった。その後本戦の大阪ガス戦で敗れたが、この時の奮闘を評価され、2014年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団した。背番号54。

巨人時代

2015年は開幕を一軍で迎え、3月29日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初登板初先発。6回2失点でプロ初勝利を挙げた。これまでの苦労もあったのか、ヒーローインタビューでは感極まって涙を流した。巨人の新人が開幕シリーズで初登板初先発勝利を挙げたのは3人目、55年ぶりの快挙だった。

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2016年は25試合に登板し、5勝9敗だった。

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2017年は開幕から先発を務めたが、負傷して一軍に復帰した後は中継ぎに転向した。

西武時代

2017年のオフ、巨人にFA移籍した野上亮磨の人的補償として埼玉西武ライオンズに移籍することになった。背番号は20。

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2018年は8試合の登板で1勝2敗に留まった。

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2019年は2試合に留まり、戦力外通告を受けた。12球団合同トライアウトに参加したがNPBからのオファーはなく、ワールドトライアウトに参加してMVPを獲得。

BC神奈川時代

2020年は、メキシカンリーグのユカタン・ライオンズに所属するはずだったが、新型コロナウィルスの影響で2020年のメキシカンリーグは開催中止になる。7月に日本に帰国し、ベースボール・チャレンジ・リーグの神奈川フューチャードリームスに入団した。背番号は13。神奈川では7試合に登板し、2勝1敗、防御率5.11。

オフに退団し、2021年は再びメキシカンリーグのユカタン・ライオンズに復帰する予定だったが、3月に外国人選手枠の関係で破談となり、神奈川に再入団することになった。

BCL・神奈川退団後

2022年2月2日にメキシカンリーグのベラクルス・イーグルスへの入団が発表された。

プレースタイル

最速153km/hの直球、カーブ、フォーク、シュート、原辰徳に「高木ボール」と命名させた、カットボールとスライダーの中間の特殊な曲がり方をする変化球を持つ。

人物・その他

黒豆を好んでいることから黒豆王子と呼ばれている。社会人1年目では体重が60kgほどしかなかったが、黒豆を食べ続けたことによって25kg増えたという。

成績

• （2021年終了時点）

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2015年	巨人	26	25	1	1	9	10	0	0	.474	163.2	47	131	66	58	3.19
2016年		25	18	0	0	5	9	0	0	.357	117.0	83	91	61	56	4.31
2017年		16	2	0	0	1	2	0	1	.333	27.1	5	15	9	8	2.63
2018年	西武	8	3	0	0	1	2	0	0	.333	19.2	11	10	22	19	8.69
2019年		2	0	0	0	0	0	0	0	.---	2.1	4	1	7	2	7.71
NPB：5年		77	48	1	1	16	23	0	1	.410	330.0	150	248	165	143	3.90

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関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2014年度新人選手選択会議
• NPB（日本プロ野球）
  • 読売ジャイアンツ　/　埼玉西武ライオンズ
• ベースボール・チャレンジ・リーグ
  • 神奈川フューチャードリームス