高木紗友希とは、猿界のプリンセスであり、元女性アイドル歌手。Juice=Juiceの元メンバー(2代目サブリーダー)であり、ハロー!プロジェクトの一員だった。
概要。
高木 紗友希 たかぎ さゆき ※脱退時 |
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プロフィール | |
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ニックネーム | さゆべぇ |
所属事務所 | アップフロントプロモーション |
出身地 | 千葉県松戸市 |
生年月日 | 1997年4月21日 |
血液型 | A型 |
身長 | 156cm |
メンバー カラー |
■バナナ レモン |
コール | さゆき |
ハロプロ 加入日 |
2013年2月25日 |
ハロプロ 卒業日 |
2021年2月12日 |
丸顔でギョロッとした目、厚めの唇をしていて、どことなく猿っぽさと鼻の短い犬っぽさを兼ね備えた愛嬌ある顔立ち。愛称はさゆべぇ、さるき、ミシェル(アメリカの人気テレビドラマ「フルハウス」のミシェルにそっくりなことから)、番長。
エッグ時代~デビュー当初は普通の体型だったが、2015年頃から目立って太りだし、顔がパンパンになった上鈍くさい体型になっていた[1]。積極的にダイエットに取り組んだ結果翌年にはピーク時から11キロもの減量に成功、元々色白で結構美脚だったこともあり、以後ルックス面で他メンバーにさほど後れは取らなくなった。
ダイエット成功後も年齢を重ねるごとにルックスは右肩上がりに伸びていき、2019年夏には22歳にしてファースト写真集をリリース。水着姿は2015年秋に受注生産限定で発売した映像作品「Greeting〜高木紗友希〜」で既に披露していたが、その時と比べても成長した美巨乳ぶりは専ヲタ以外にも結構な反響を呼んだ。宮本佳林曰く「水風船」。
2009年11月23日に横浜BLITZで行われた定期発表会「2009 ハロー!プロジェクト新人公演 11月 〜横浜FIRE!〜」にてハロプロエッグの新メンバー(8期生)としてお披露目された。
エッグ加入以前から度々舞台に出演したり、先輩の佐藤綾乃と共に映画「ほんとうにあった怖い話 3D」に出演するなどしている。2011年に日本テレビ系で放送された、ハロプロメンバーの大半が出演した深夜ドラマ「数学♡女子学園」には佐保明梨・吉川友・宮本佳林・田辺奈菜美・吉橋くるみと共にエッグから選抜され出演している[2]。
エッグ時代から歌・ダンスとも光るものを見せていたが、Juice=Juiceにおいても結成当初から主力メンバーとして活躍、デビュー後に積み重ねた数多くのライブ経験によって大きく成長し、在籍中期以降は他メンバーも認めるハロプロ最高ランクの歌唱力を持つに至った。特に声量は小柄な体格に見合わない凄まじいものを有する。実際に2020年10月に放送された『関ジャム 完全燃SHOW』での女性アイドル歌手特集ではヒャダインをして『この子は別格なんです』と評価されるまでの存在となっていた。
そんな高木の見せ場となっているのが「Wonderful World」「Magic of love'15」等におけるフェイク、「CHOICE & CHANCE」ラストの高音ロングトーンなどで、高木のヴォーカリストとしての高い能力を伺うことができるだろう[3]。
以前はテンションが上がると声量に物を言わせて無茶をする傾向があったが、2016年11月に声帯結節の手術を受けてからはある程度自重するようになった。
田中れいなにあこがれており、「数学♡女子学園」出演時も、田中演じる町田ニーナにあこがれる後輩役を演じている。
2015年4月に出演した「西川貴教のイエノミ!!」においてイジられキャラが開花。西川貴教より苗字からの連想で「ぶぅ」という仇名を拝領する。先輩のヘイケガニに続いての活躍が期待されるところ。
2018年9月には地元松戸でJuice=Juiceメンバーとしては初の一日警察署長を経験、翌2019年6月の宮崎由加卒業に伴い、2代目サブリーダーとなった。
近年は似顔絵イラストを好んで描くようになり、オフィシャルショップでもイラスト入りマグカップやJuice=Juiceメンバーイラストのフィギュアスタンドが発売されているが、割と情け容赦ない画風で、梁川奈々美の顔を「/・3・\」と表現したりしている。但し容赦なさは自画像にも発揮されており、自画像にサルの着ぐるみを着せたりしている。
ハロプロの歌姫としての飛躍、そしてその先に・・・。
2018年10月20・21日に埼玉県熊谷市の彩の国くまがやドームで開催された『SATOYAMA&SATOUMI with ニャオざねまつり in 熊谷』イベントに付随して、2日目に「ハロプロ・オールスターズ シングル発売記念イベント ~チーム対抗歌合戦~」が行われた。
このイベントはHello!Project誕生20周年を記念して同年9月にリリースされた、ハロプロ・オールスターズのシングル「YEAH YEAH YEAH/憧れのStress-free/花、闌の時」SP盤に付属するイベント応募券の当選者[4]のみが参加できるイベントで、ハロプロ全正規メンバー55人を「チーム和田彩花」と「チーム譜久村聖」に分け、それぞれのチームリーダーがユニット編成・歌唱曲を決め、全楽曲披露後に観客によるスマートフォンからの投票で勝利チーム・最優秀ユニットを決めることになっていた。
チーム和田に入った高木は小田さくらとのデュオでチーム内全9ユニットのトリを任され、ハロプロの歌唱力2トップが手を組んだ、文字通りのチームの切り札として期待された。ユニット名は二人の名前に共通して入っているローマ字「S」と「K」(「SAKURA」「SAYUKI」)から「SK TWO」になった。歌合戦本番ではハロプロ歴代全楽曲でも指折りの難曲「Everyday Everywhere」(太陽とシスコムーン)を披露、歌合戦限定ユニットということもあって若干ぎこちない面を見せるところもあったが、二人の圧倒的な歌唱力をまさにやりたい放題に発揮し、観客を圧倒。チーム和田を勝利に導く決め手になった。だが観客からの投票で選ばれた最優秀ユニットはチーム譜久村のCrazy 心 (クレイジーハート)(=佐藤優樹&小野田紗栞)に譲った。
从;´゚e゚ リ川;´' c' リ<こんなのただの人気投票じゃないか!!
ともあれ、このイベントは小田・高木の歌の実力をハロヲタに再認識させ、特に高木の飛躍につながるきっかけとなった。
2020年に到来した新型コロナウイルス禍により、ハロプロは全グループのツアーが中止に追い込まれる。それに代わって行われた、観客全員着席・発声禁止形式で、聴くとハロヲタが無意識に叫んだり暴れたりするハロプロ楽曲を封印し、JPOPの名曲をカバーしてハロプロメンバーが披露するコンサートツアー「The BALLAD」シリーズで高木の歌唱力は改めて光ることになる。この「The BALLAD」で高木が披露したカバー曲の一つ、MISIA「逢いたくていま」が公式Youtubeに小田が歌った同曲とともにアップされ、「SK TWO」の再来を予感させた。そして同年10月12日、日本武道館で行われた「Hello! Project 2020 Autumn ~The Ballad~ Extra Number」[5]で小田・高木デュオによる「逢いたくていま」を披露する。このコンサートは出演者全員がソロ歌唱を披露する形式だったが、小田・高木だけがそれぞれのソロ歌唱と別枠で二人歌唱を披露するという別格扱いだった。さらに年末の12月21日にTBS系列で生放送された特番「CDTVライブ!ライブ!クリスマススペシャル」ディズニーソングメドレーコーナーに小田とのデュオで出演、「パート・オブ・ユア・ワールド」(リトル・マーメイドより)を披露し、ハロヲタ以外の視聴者にも「ハロプロに高木紗友希あり」を印象づけた。
2021年に入り、ハロプロの合同コンサートツアーと同時に行われることになったM-Line Clubメンバーによる合同コンサートツアーに小田とのペアでゲスト出演することも発表され、近い将来のハロプロ卒業・ソロデビューを明確に予感させ始めていた高木だったが・・・しかし、彼女も歌い手である以前に女だった。2021年2月11日、よりによって週刊文春オンライン(いわゆる文春砲)にMY FIRST STORYとの交流をきっかけにブレイクした歌手・優里と半同棲状態であることをすっぱ抜かれ、優里の自宅マンションで洗濯物を干している写真や、自転車で中野サンプラザでのコンサートから優里宅に戻る様子の写真が掲載されてしまった。[6]
これには本人も責任を感じたのかすぐに高木は事務所を訪れ、スタッフに今回の件について説明したという。この時の内容からハロー!プロジェクトのメンバーとして、自覚を欠いていると総合的に判断され、翌2月12日、ハロー!プロジェクト及びJuice=Juiceの活動を終了(脱退)することが発表された。
この事務所の判断には「若く才能のあるアーティスト同士の純愛に所属事務所が水を差した」として各方面から批判が殺到し、Juice=Juiceメンバーのみならず小田さくら・牧野真莉愛ら一部ハロプロメンバーもブログで複雑な心境を吐露するなど様々な物議を醸した。
だがそれからおよそ2週間後の2月27日、この件についての文春砲第二弾が着弾し、状況は一変する。
A子さんは2020年11月に優里からインスタグラムで“DMナンパ”をされ、12月20日に優里からの告白で交際をスタートさせている。しかしA子さんは優里の自宅で女性のものと思われる化粧品やヘアアイロンなどを次々に発見し、疑念を深めていく。そして2021年1月から急に優里がドタキャンを繰り返すようになり、疎遠になっていた。
「交際中からずっと他の女性の影がチラついていました。優里くんの自宅で女性用の下着やヘアアイロンを発見する度に『家事をしてくれるおばさんがいる』と言い訳されていたのですが、まさか相手がアイドルの高木さんだったとは……」(A子さん)
高木は一応本命の彼女扱いはされているものの、優里が同時進行で(少なくとも)2人の女性と交際していたことと、他の女性には上記のような意味不明の言い訳をしていたことが報じられた。下着を男の家に置いていくおばさんってどこの官能小説よ?
現役アイドルでありながら相手方に三股をかけられていたというダッサい状況にハロヲタの間では「家事をしてくれるおばさん」というパワーワードが高木の蔑称として定着し、ブログで高木に同情を寄せていたハロプロメンバー・OGたちもだんまりを決め込むばかりになった。
その一方高木自身の今後については改めて協議の上、決めていくとのことだったが、3月31日をもって契約終了となった。
『今後の活動に関しての話し合いにおいて、高木は最初から「Juice=Juiceのメンバーでないのなら退社したい」「音楽活動を自分なりに頑張ってみたい」と主張、弊社で音楽活動を続けていくという提案、今後について時間を置いて再考すること、そしてメンバーやスタッフが彼女の今後を心配していることも改めて伝えましたが、退社して自分なりに音楽活動を始めたいという意思は変わることはなく、』と事務所から発表され、脱退決定後の活動提案・説得に全く応じなかった様子が伺える[7]。
その後4月4日に個人Twitter・インスタグラムを開設したが、今後については今の所全く不透明なままである。
関連動画。
関連商品。
外部Link。
- プロフィールのinternet archive→(●2013年8月)(●2014年2月)(●2014年6月)(●2014年12月)(●2015年3月)(●2015年7月)(●2016年3月)(●2016年10月)(●2017年5月)(●2017年11月)(●2019年3月)(●2019年6月)(●2019年7月)(●2020年5月)(●2020年9月)(●2021年2月)
- 高木紗友希さん (@takagi_sayuki__) / Twitter
- 高木紗友希(@takagi_sayuki__) • Instagram写真と動画
- Juice=Juiceオフィシャルブログ<アメブロ>:高木担当分(更新終了)
- 高木 紗友希さん(@sayuki_takagi.official) • Instagram写真と動画(更新終了)
関連項目。
ハロプロエッグ 6/7/8期 |
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瀬崎あずさ - 佐藤綾乃 / 平野智美 - 勝田里奈 / 高木紗友希 |
Juice=Juice オリジナルメンバー |
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宮崎由加 - 金澤朋子 - 高木紗友希 - 大塚愛菜 - 宮本佳林 - 植村あかり |
Juice=Juice |
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初期メンバー:金澤朋子 - 植村あかり 2期メンバー:段原瑠々 3期メンバー:稲場愛香 4期メンバー:工藤由愛 - 松永里愛 5期メンバー:井上玲音 |
脚注
- *ぽっちゃりしていた当時はアゴがなくなったように見えることもあり、ネット上で「ハマコー」と呼ばれることもあった。
- *佐保と吉川は本放送時にはエッグを卒業していた。
- *いわゆる「プラチナ期」のモーニング娘。楽曲が高橋愛・田中れいながメインで歌唱することを前提に作られていたのと同様に、Juice=Juiceの楽曲も金澤・高木がメインで歌うことを前提とした箇所が多く、ここに挙げた「CHOICE & CHANCE」ラストも完全な高木専用パートで、同時期に在籍した他のハロプロメンバーでも高木に近いレベルでライブで披露できた者は船木結ぐらいしかいなかった。
- *5000席程度は用意されていたため、当選率はかなり高かったようである。
- *東京オリンピックに備えての改修が完了した日本武道館の改修後初の有観客コンサートだった
- *コロナ禍前であれば多少なりとも猶予を与えられたのだろうが、優里側のスタッフにマスクやフェイスガードを付けていない人物がおり、その該当人物との接触もあったことから下手すれば宮本佳林卒業ライブの中止はおろか、ハロプロメンバーやスタッフに新型コロナ感染が広がるという大惨事に繋がりかねないスキャンダルでもあった。
- *脱退発表の2月12日時点で「今後行われるコンサート・イベントに参加しない」と発表されたこと(藤本美貴がモーニング娘。を脱退した時は、娘。での活動からは離脱したが、それ以外のGAMコンサートツアーなど決定済みの予定はこなした)、コンサートでも披露済みで3月末に発売が決定していたJuice=Juiceの新曲「DOWN TOWN/がんばれないよ」が一ヶ月発売延期されたことから、脱退発表当初から退社を危惧する声はハロヲタから上がっていた。
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