香川県庁 |
市名の由来
「高松」の地名の由来は諸説あるが、最も古いものは平安時代前期の「和名類聚抄」に出てくる当時の地名である「多加津(たかつ)の郷」というのが転じて「高松」になったとする説である。また、「高松郷に天を突くような大きな松があったから」とする説などもある。
ここで言われている「高松郷」とは現在の高松市古高松地区であり、生駒親正が1588年に高松郷の西にある香東郡篦原(のはらの)庄玉藻浦に建てた城を「高松城」と命名した(同時に高松郷を古高松と命名した)。やがて高松城の城下町全体が「高松」と呼ばれるようになり、現在に至る市名にも使われるようになった。
現在の高松港周辺は当時小さな漁港であり、現在も玉藻城の東側にある東浜漁港として残っている。
概要
四国北東部に位置する香川県の県庁所在地であり、同県の経済・行政の中心となっている。
人口は約42万人であり、四国地方では松山市に次ぎ2位である。
人口こそ四国2位ではあるが、四国電力やJR四国といった四国を代表する企業の本社、東京や大阪などの大企業の四国支社・支店、四国を管轄する多くの出先機関や高松高等裁判所などの公的機関が集積し、実質的に四国の中枢都市として機能している。
強力な拠点性を有し、更にアクセスが良いため、郊外や近隣都市だけでなく県内全域や隣県からも通勤・通学客が通っており、都市雇用圏人口は約84万人と香川県内の大半を占め四国最大の規模を誇る。
高松市のオタク事情
地方では数少ないテレビ東京系列の放送局が視聴できる都市である。そのため深夜アニメの本数は地方都市にしては比較的多い方である…が、アニメ文化はあまり根付いておらず、アニメショップも最近まで瓦町に近い南新町のアニメイトしかなかった。2015年になってようやく瓦町FLAGにアニメガが出店している。
かつてはゲーマーズも出店していたが(地元書店のフランチャイズ)、繁華街から離れたところに出店していたこともあり撤退してしまった(商店街に出店していれば・・・)。一時期は商店街にメイド喫茶が数店舗出店していたが、こちらも現在では全て撤退してしまっている。
書籍に関しては、宮脇書店という地元の書店チェーンが市内だけで23店舗(県内全域では51店舗にのぼる)を展開しており、郊外などでも比較的楽に購入することが出来る(ただし中小規模の店舗がほとんどのため品揃えの少なさは不満の対象になることもある。また、宮脇書店がその店舗網でガッチリと地盤を固めているので、県外の大手書店チェーンが進出しづらい状況になっている)。県民性なのか宮脇書店の店舗網の影響なのかは分からないが、香川県の一人当たりの書籍購入金額は全国でもトップクラスである。
ビデオレンタルに関しては、TSUTAYAやゲオなどが市内に点在しているためそれなりに楽に利用することができるが、中心部に店舗が無いため(かつては商店街にあったが閉店してしまった)、中心部に住んでいる人は郊外まで出かけないと利用できないという状況が続いている。かつて中国・四国地区のゲオを運営していた会社が高松にあったため(その後本社に吸収された)、高松市内および香川県内ではTSUTAYAよりゲオの方が店舗数が多い(ちなみに四国のTSUTAYAを運営している会社は高知と愛媛にある)。
最近では中央商店街の常磐街においてコスプレイベントを開催するなど、街の活性化にアニメ文化も活用していく方針のようだ。
高松市とニコニコ動画
ニコニコ動画における高松市関連の動画で最も有名なものは、高松市に本社を置く高松琴平電鉄(通称:ことでん)関連の動画であろう。ことでん路線の前面展望動画やことでんの歴史を扱った動画まで、幅広いジャンルの動画が多数投稿されている。開通当時から破格の高規格であったことや、数々の無茶な投資活動や魔改造、鉄道ファンには人気だったが利用者からは批判の的だった「動く博物館」と呼ばれるほどの旧設備、さらに2000年代に入ってからの倒産と執念の復活といった激動の歴史を歩んでいるためネタ的にも豊富なようだ。
また、四国を代表する幹線道路である国道11号・国道32号、岡山県とを結ぶ海上国道である国道30号、香川県の沿岸沿いを走るさぬき浜街道などが市内を通っているため、そういった道路の車載動画も多く投稿されている。
讃岐うどんの本場でこそ無いが市内には著名なうどん店がいくつか存在するため、うどん屋巡りの動画に登場することも多々あるようだ。
基礎データ
高松市役所 |
- 人口
推計人口・・・419,589人(2011年3月1日時点)
法定人口・・・419,291人(2010年国勢調査) - 面積:375.11km²
- 人口密度:1118.5人/km²
- 現市長:大西秀人
- 市の木:黒松
- 市の花:ツツジ
地理
香川県内の中央部から少し東側に位置し、北は瀬戸内海、南は徳島県との県境に接する。
讃岐平野の一部となっており、平野部の割合が高い。そのため市街地や商業地などもほぼ市内全域に広がっている。
気候としては瀬戸内型気候区に属し、降水量は少なく日照時間は長くなっている。そのため度々水不足になっており、市だけでなく県全体としていろいろな対策がなされている。
交通
公共交通機関
鉄道
- JR四国は高松駅を起点とし東西に2路線、ことでんは瓦町駅を起点とし東・南・南東方向に3路線を走らせている。
- JRは主に長距離移動、ことでんは主に近郊移動に使われている。
- 主要駅としては、JR四国の主要路線がほぼ全て乗り入れる高松駅、ことでん3路線が全て乗り入れる瓦町駅がある。
- 高松駅はかつて宇高連絡船との接続駅だったため、その名残から現在でも四国鉄道網の起点となっている。
- 上記の理由から、高松駅は利用客・発着本数共にJR四国で最多となっている。
- ただし、鉄道自体は路線数・駅数・本数がどれも少ないため、市内交通において鉄道の分担率はかなり低く、市民の足は専ら自動車か自転車である。
- 通勤・通学用としては多くの利用者が存在し、JRでは予讃線の通る坂出市や丸亀市、宇多津町などから、ことでんでは市内郊外の住宅地やさぬき市、三木町、綾川町などからの利用客は多い。
- 高松駅周辺は「サンポート高松」として再開発が行われており、とても綺麗に整備されている。
- ことでんにおいては、四国初のICカード乗車券「IruCa」が導入されており、利便性向上に貢献している。
- ちなみに、ICカードおよびマスコットキャラクターの名前でもある「IruCa(イルカ)」の名称は、ことでんが経営破綻し再建に乗り出す際の「ことでんはいるか、いらないか」という社内の議論から生まれたとされている(ことでん社長のインタビューより 実際は先にマスコットのイルカが誕生し、偶然にも「IC」の2文字が入っていたため、ICカード名にも採用されたという経緯がある)。
JR四国のターミナル駅である高松駅 | ことでんのターミナル駅である瓦町駅 岡山県の百貨店である天満屋が入居していたが、 現在は閉店しており、瓦町FLAGになっている。 |
バス
- ことでんの子会社であることでんバスが市内を中心に路線バスを走らせているが、自家用車の普及などもあり路線数・本数共に少なく、利用客も多くない。
- ことでんバスでは、ことでんのグループのICカード「IruCa」が全線で利用可能である。
- 市街地を循環するレインボー循環バスは、東回り・西回り共に1時間に2~3本(休日は何便か削減)走っており、高松駅・高松三越・瓦町駅・レインボー通り・ゆめタウン高松・栗林公園・県庁・市役所など、市街地内の主要地には大体行くことができることや、150~200円という比較的安価な運賃であるため、利用客もそれなりに多い。
道路
- 香川県は全国でもトップクラスの道路整備率を誇る自動車王国であり、市街地の多くが平野であるため道路の整備は非常に進んでいる。
- 四国の大動脈とも言われる国道11号線が中心部を通っており、主にこの道路を中心として交通網が形成されている。
- 国道11号線を中心に、国道32号線、観光通り、さぬき浜街道、長尾街道、高松南バイパスなどを主として車の通行量は多い。これらの道路は全てが高松市外の都市と繋がっており、近隣都市との往来はかなり盛んである。
- 高速道路が市内のほぼ中央を横切っており、ICが4つ存在する(ただしそのうち3つはハーフインター)。
- 基本的に東西方向の移動は国道11号線やさぬき浜街道などがあるため比較的楽だが、南北方向の移動には、大きな道路が少ないため時間がかかりやすい。
南北方向の主な道路は国道193号線ぐらいである。
アクセス
市内及び近郊アクセス
公共交通機関
鉄道は、市内においては路線数・駅数・本数どれもが少なく、あまり利便性が高いとは言えない。ただし近隣都市からのアクセスの場合、高松駅~多度津駅間はJR四国の中でも特に重要路線とされており他路線に比べ整備されているため(JR四国唯一の複線化区間でもある)、本数もそれなりに多い。
JR主要駅から高松駅までの所要時間
ことでん主要駅から瓦町駅までの所要時間
道路
道路は、香川県(讃岐平野)全体で比較的道路網が整備されており、県内の多くの都市から楽に訪れることができる。
近隣都市とを繋ぐ主要道路はほとんどが4車線以上で整備されており、特に坂出市方面とを結ぶ国道11号線および郊外の大動脈である高松南バイパスに至っては6車線とかなり利便性が高い。
自動車での高松市中心部への所要時間は、道路の混雑状況や車の速度にもよるが、志度駅から約20分、坂出駅から約40分、丸亀駅・宇多津駅からは約1時間程度である(ぶっ飛ばした場合、概ね10分程度短くなる)。
広域アクセス
他県からのアクセスとしては、JR四国の主要路線がほぼ全て乗り入れる高松駅があるため四国3県及び岡山県からは比較的楽に訪れることが出来る。
また、高速道路が市内中央部を横切っているためICが4つ存在し、岡山県や関西方面の高速道路と直結しているため車でのアクセスも良い。ただし神戸淡路鳴門自動車道を利用して訪れる場合、鳴門IC~高松東ICの手前までは暫定2車線の対面通行となっているため注意が必要である(将来的には4車線化が計画されているが、現時点で着工時期は未定である)。
さらに、本州から鉄道または車を使用して訪れる場合は瀬戸大橋か明石海峡大橋などを通らなくてはならないため、金銭的には割高になってしまう。
他県から高松市を訪れる手段としては、鉄道、フェリー、飛行機、自家用車、高速バスなどがある。
隣県主要都市等から高松市までのアクセス(高速道路での所要時間は法定速度を遵守した場合である)
(※高速道路を使用した場合の利用料金は、上限制やETC割引、時間帯割引などがあって不規則なため省略)
岡山市・・・鉄道(岡山駅~高松駅):約1時間、1,470円
高速道路(岡山IC~高松西IC):約1時間
徳島市・・・鉄道(徳島駅~高松駅):約1時間(特急列車)、3,070円(乗車券:1,410円、特別料金:1,660円)
高速道路(鳴門IC~高松中央IC):約50分(徳島ICから高松へ向かうことは出来ないため鳴門ICで代用)
松山市・・・鉄道(松山駅~高松駅):約2時間30分(特急列車)、6,010円(乗車券:3,400円、特別料金:2,610円)
高速道路(松山IC~高松西IC):約1時間30分
高知市・・・鉄道(高知駅~高松駅):約2時間10分(特急列車)、5,270円(乗車券:2,660円、特別料金:2,610円)
高速道路(高知IC~高松西IC):約1時間20分
神戸市・・・鉄道(三宮駅~高松駅):約2時間(新幹線利用)、7,080円(乗車券:3,960円、特別料金:3,120円)
高速道路(京橋出入口~高松中央IC):約2時間
東京都・・・鉄道(東京駅~高松駅):約4時間30分(新幹線利用)、17,680円(乗車券:11,010円、特別料金:6,670円)
空路としては高松空港が市の南部に位置し羽田空港などへ就航しているが、市街地からのアクセスはあまり良いとは言えず、鉄道や高速道路など他の交通手段が豊富なため利用客はあまり多くない。(それでも四国内では第2位の利用客数である。)
行政
高松市には、四国の中枢都市として四国を総括する多くの中央省庁や公的機関の出先機関が集積している。
国の出先機関は地方支分部局で15局中13局、特別の機関や司法機関に至ってはほぼ全てが市内に立地している。
以下では、四国全域を管轄地域とする機関のみを挙げる。()内は担当省庁。
主な出先機関
官公庁の出先機関
地方支分部局
-
地方整備局、経済産業局などが入居する高松サンポート合同庁舎 - 四国厚生支局(厚生労働省)
- 四国経済産業局(経済産業省)
- 四国地方整備局(国土交通省)
- 四国運輸局(国道交通省)
- 四国行政評価支局(総務省)
- 高松法務局(法務省)
- 高松矯正管区(法務省)
- 高松入国管理局(法務省)
- 四国地方更生保護委員会(法務省)
- 四国公安調査局(公安調査庁)
- 四国財務局(財務省)
- 高松国税局(国税庁)
- 高松地方気象台(気象庁)
特別の機関
高松法務合同庁舎(左)と高松高等裁判所(右) |
司法機関
行政委員会
内部事務所
その他公的機関
経済
高松市には全国規模で展開する大企業や近県の企業の四国支社・支店が集積しており、四国における経済の中心都市となっている。
商業
市内における小売業・卸売業の販売額を合計した年間商品販売額は、全国の都市で18位(平成19年度統計)である。
これは全国の中核市で最高位であり、中四国では広島市に次ぐ2位と人口規模を大きく超える商業規模を誇っている。
特に卸売業の販売額は全国16位であり、中核市で最高位であるとともに岡山市や北九州市、浜松市といった政令指定都市よりも高い。
対して小売業の販売額は全国26位であり人口規模相応となっている。ただし四国の都市では人口が最多の松山市を凌ぎ最高位である。
中心部
高松市中心部には唯一の百貨店である高松三越、ならびにコトデンそごう→高松天満屋が撤退したビルをリニューアルした瓦町FLAGが立地しており、高松中央商店街と合わせて高松市の商業拠点となっている。
高松市は讃岐平野に位置しているため平野部が多く、さらに合併を繰り返して人口を増やしてきたため人口が市域全体に分散している。そのため中心市街地の人口はあまり多くない。しかし、高松市の中心部はオフィス街として発展しているため、多くの人が郊外や近隣都市から通勤・通学しているのが現状である。そういった通勤者などは、平日はオフィスのある中心部において買い物や飲食などをするが、休日は自宅周辺や自家用車で行きやすい郊外商業地を利用する場合が多い。
そのため、中心部の商業地である高松中央商店街の通行量は休日よりも平日の方が多いという珍しい都市でもある。
ただし、ここ数年は大規模再開発の影響もあってあまり差がなくなってきており、休日の方が通行量が多い場合もある。
商店街の通行量自体は、その規模の大きさもあってかなりの数である。
高松中央商店街
高松中央商店街は7つの商店街からなっており、そのアーケードの総延長は約2.7kmで日本一と言われる。
かつては地方でも有数の規模の商店街として栄えていたが、バブル崩壊後の不況やモータリゼーションによる商業地の郊外化などによって買い物客の減少が続き、大型店の撤退などもあって一時の勢いは完全に失われてしまっている。特に南部に位置する常磐街はかつては市内でも最大級の繁華街として栄えていたが、大型店の撤退などもあり現在では最も衰退の激しい商店街として知られてしまっている。
しかし現在、商店街北部では高松三越と丸亀町商店街が主となって大規模な再開発が進んでおり、また常磐街では自治体や香川大学などの協力もありいくつかの施設が新設されるなど、状況改善に向けた動きが進んでいる。
こういった動きにより商店街、ひいては高松市中心部の商業的地位回復が期待されている。
郊外
高松市は全国の地方都市でも特に郊外が発展している都市であり、大型SCや大規模商業地が多数存在している。
大型商業施設としては、ゆめタウン高松、イオンモール高松(旧:イオン高松ショッピングセンター)、イオン高松東店(旧:高松サティ)などがある。商業集積地区としては、屋島西町地区、レインボー・サンフラワー地区、香西地区などがあるが、基本的に郊外の幹線道路沿いにロードサイドショップが林立しており、商業集積地区同士の間の道路においても商業施設が多数存在している。
特に大型SCであるゆめタウン高松は立地条件やアクセスの良さもあり、市内だけでなくお隣徳島県からも買い物客を呼び寄せるなど開店以来県内最大規模の大型商業施設として君臨している。年間売上高は約300億円であり、県内では高松三越や瓦町FLAGを凌ぐ最大の商業施設であるだけでなく、ゆめタウンを運営するイズミ(広島市)の全店舗の中でもトップの売上高を誇っている。
本社を置く企業
高松には四国の中心都市として、電力会社や鉄道会社をはじめとする四国全域を管轄地域とする企業が数多くある。
また、業種によっては全国展開や海外展開を行っている会社も多数存在する。
以下では、市内や県内だけでなく四国全域や日本全国に展開している企業を主として挙げる。
電気事業
- 四国電力(四国の電力事業者、売上高・企業規模などで四国最大を誇る企業。東証一部上場)
- 四電工(四国電力の子会社であり、電気設備工事・電力関連工事などを請け持つ総合設備企業。東証一部上場)
- 四電エンジニアリング(四国電力の子会社であり、発電・変電設備の建設・保守を行っている)
運輸
金融機関
- 百十四銀行(第一地方銀行。11都府県に120店舗以上を展開する広域地銀。東証一部上場)
- トモニホールディングス(香川銀行と徳島銀行の経営統合により誕生した持株会社。東証一部上場)
- 四国労働金庫(四国4県の労働金庫が合併して誕生した四国唯一の労働金庫)
- 香川証券(地場証券。証券会社としては四国最大の規模を誇る)
卸売・小売
- マルナカ(スーパーチェーン。中四国及び関西に広く展開している。グループ売上高では四国最大の小売業者である)
- マルヨシセンター(スーパーチェーン。マルナカとは違い香川県及び四国内を主な出店地域としている)
- セシール(通信販売業大手)
- 宮脇書店(大手書店チェーン。全国展開しており専門書店では店舗数日本一)
不動産
製造業
- タダノ(建設機械大手。建設用クレーンでは国内最大手であり、北米にも進出。東証一部上場)
- 四国コカ・コーラボトリング(四国地方を拠点とするコカコーラのボトラー)
- 日プラ(アクリルパネル製造。水族館用アクリルパネルは世界シェアの70%を占める)
情報・通信
- STNet(四国電力の子会社であり、通信事業・システム開発事業などを手がける電気通信事業者)
- 四国新聞(香川県内で約6割のシェアを誇る新聞社。西日本放送との関係が強い)
- 西日本放送(日テレ系列の放送局。岡山・香川両県を放送対象地域とする)
- 瀬戸内海放送(テレビ朝日系列の放送局。西日本放送と同じく岡山・香川両県を放送対象地域とする)
などなど
支店を置く金融機関
数多くの出先機関や企業拠点があり、また日本銀行高松支店が四国内の銀行業務を総括しているため、市内には多くの金融機関が支店を置いている。
中央銀行
政府系金融機関
都市銀行
地方銀行
観光
観光資源や文化遺産は決して豊富とは言えないが、著名な観光地がいくつか存在する。
主な観光地
奥の山が高松市のシンボルであり観光地でもある屋島 手前の公園は高松市立中央公園(香川県庁より撮影) |
- 栗林公園(日本庭園。四国唯一の特別名勝)
- 讃岐国分寺跡(四国唯一の特別史跡)
- 屋島(源平合戦の舞台。水族館などがある)
- 高松城跡(別名:玉藻城、日本三大水城と言われる)
- 十河城跡(称念寺)
- 塩江温泉
- 女木島(桃太郎伝説の鬼ヶ島のモデルであるとされる)
- 四国八十八ヶ所
- 石清尾八幡宮
- 田村神社(讃岐国の一宮)
- 四国村(四国民家博物館)
- さぬきこどもの国
- 瀬戸内海歴史民俗資料館
- 男木島灯台
- 北浜alley
などなど
特産品
香川県ということもあり、やはり讃岐うどんが最も有名な特産品である。うどん文化が根強いのは香川県内でも西の方ではあるが、高松市内にも多くのうどん屋(チェーン店、個人店、製麺所など)が存在している。
著名なうどん屋
- 竹清・・・豊富な種類の天ぷらが有名。注文してから揚げ始めるため、いつでも揚げたてを食べることが出来る。
- さか枝・・・中心部オフィス街の近くにあり、平日はサラリーマンで賑わう。最近になって春日町に支店ができた。
- たも家・・・港にあり、昼になると行列ができる。市内や四国の3県・京都府に支店を出している。
- はりや・・・市内屈指の行列の出来るうどん屋。揚げたてのかしわを食べることの出来る「かしわうどん」が有名。
- 三徳・・・「肉みそうどん」「山かけ鉄火しょうゆうどん」「中華風ピリカラうどん」などの変化球メニューが多い。
- 玉藻うどん・・・コシのあるうどんもさることながら、揚げたてのげそ天も美味しい。
- 鶴丸・・・歓楽街の中にあるので夜遅くまで営業している。昼と夜で店主が違うのも特徴である。カレーうどんが有名。
- 上田製麺所・・・少し甘目のダシで、夏場のひやかけは絶品。
- 橋本製麺所・・・見た目は完全に古い民家、ただし上質なうどんを1玉70円という破格の値段で提供している。
※ただしここで提供されるのは麺だけなので、どんぶり・お箸・醤油の持参が必要である - 連絡船うどん・・・かつて本州とを結んでいた連絡船の中で食べることの出来たうどん。
故郷を思い出させてくれる味として有名であった。現在は高松駅構内で食べることが出来る。
※ただし当時とは麺の納入業者が違っていたりと、当時と全く同じというわけではない
ここで紹介したのは高松市のうどん屋の中でもごく一部である。
讃岐うどんの特徴といえばうどん自体の美味しさだけでなく、コンビニよりも多いと言われるその店の豊富さにもあるのではないかと思う。
時間があるのであれば自分好みの隠れた名店を探すのもひとつの楽しみ方である。
他には庵治地区で取れる庵治石(高級石材として高い評価を受けている)、鬼無地区の盆栽(松盆栽は世界シェア8割を誇る)、瓦せんべいなどが有名である。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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- 0pt