高梨雄平単語

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高梨雄平（たかなし　ゆうへい、1992年7月13日～）とは、埼玉県出身の料理人YouTuberプロ野球選手（投手）である。現在は読売ジャイアンツに所属。

概要

小学3年から野球を始め、中学時代はエースとして関東大会へ出場。

高校でも1年時からエースとなり、県大会では4番も兼任する活躍でチームを引っ張るが、甲子園への出場は果たせなかった。

早稲田大学進学後はこれまた1年春時からリリーフながら登板機会を獲得し、秋にはなんと5勝を挙げる活躍を見せる。2年春も4勝を記録したが、同年に肘や足首を痛めてしまい、その後左足首の手術を受けている。
この影響か復帰後の3年春では東大戦にて史上3人目となる完全試合を達成するも、以降勝ち星を挙げることが出来ず、4年時にはさらに成績を落とした。

社会人野球のJX-ENEOSに入社後は先発等で一定の成績を残したものの、都市対抗大会では1年目はバット引き。2年目に至っては予選でベンチ入りすらできず、データ係でネット裏からビデオカメラを回すだけなど大事な試合では起用されることさえ稀だった。

危機感から2年目からはフォームをサイド気味に修正し、2016年の社会人野球大会ではわずか1試合ながら登板機会を得た。

そんなもがき苦しみながらも投げ続ける高梨の姿勢が評価されたのか、楽天の後関昌彦スカウトの目に留まり、2016年度新人選手選択会議では9位という非常に低い順位ながら東北楽天ゴールデンイーグルスに指名され、同球団に入団することとなった。背番号は53。

楽天時代

2017年（1年目）、プロ入り当初こそ9位指名というだけあって注目は集めていなかったが、オープン戦では6試合で防御率1.42と結果を残し、開幕を一軍で迎える。そして4月2日のオリックス・バファローズ戦にてプロ初登板を1回無失点で切り抜けると、続く6日の福岡ソフトバンクホークス戦では4回で降板した森雄大の後をうけ、1回を無失点に抑え、見事勝利投手となる。なんと高梨は2016年に指名された12球団の新人選手の中で一番最初に勝利投手となった。
その後は一時大量失点した試合もあって5月1日に登録を抹消されるも、二軍でも抑えを務め無失点投球を継続するなどして結果を残し、6月7日に再昇格した後は引き続き左の中継ぎとして重要な場面もまかされるようになった。1年目は46試合に登板し、1勝14ホールドを挙げた。

2018年は2年連続で開幕を一軍で迎え、開幕戦の千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初セーブを挙げた。1年間一軍に帯同し、球団史上最多の70試合に登板し、1勝4敗1セーブ16ホールドを挙げた。オフに日米野球の日本代表に選出された。

2019年は開幕から中継ぎとして登板を重ねていたが、7月に虫垂炎で腹痛を発症し腹腔鏡下虫垂切除術を受けたため戦線離脱。8月中旬に一軍に復帰した。48試合の登板で2勝1敗14ホールドだった。

巨人時代

2020年、開幕から間もなくの7月14日に高田萌生とのトレードで読売ジャイアンツに移籍した。背番号は53。移籍後はすぐに一軍昇格すると、15試合連続無失点など好投を続け、10月半ばまで防御率0点台をキープするなどセットアッパーとして大活躍し、優勝に貢献した。終盤にやや打たれる場面が続いたが、44試合で1勝1敗21ホールド2セーブ、防御率1.93の好成績を残した。

2021年は55試合に登板し、チーム2位の20ホールドを挙げた。

2022年は59試合に登板し、2勝25ホールドを記録した。

2023年は55試合に登板し、2勝1敗23ホールドを記録した。

プレースタイル・人物

サイドスローのフォームから最速140km/h台のストレートにスライダー、カーブなどを投げる。

高校時代や大学時代は打者としても結果を残しており、プロ入りが決まった際に和嶋監督からは「もし、来年も残っていたら、お前は野手だった（楽天に指名されなかったら投手としてはクビだった）」と告げられていた。

趣味は料理で、腕前はかなりのもの。2020年の開幕延期期間中にはTwitterがお料理アカウントと化し、ついにはYoutubeチャンネル「たかなしきっちん」を開設して料理系YouTuberとしても活動し始めた。

成績

• （2023年終了時点）

年度別投手成績

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2016年度新人選手選択会議
• 東北楽天ゴールデンイーグルス
• 読売ジャイアンツ

外部リンク

• たかなしきっちん

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