- プロ野球選手一覧 > 高津臣吾
高津臣吾(たかつ しんご、1968年11月25日-)とは、広島県出身の元プロ野球選手(投手)である。現在は東京ヤクルトスワローズの一軍監督を務める。
概要
東京ヤクルトスワローズ #22 一軍監督 |
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---|---|
高津臣吾 | |
基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 広島県広島市南区 |
生年月日 | 1968年11月25日 |
身長 体重 |
180cm 75kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 1990年ドラフト3位 |
引退 | 2012年 |
経歴 | |
選手歴
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プロ野球選手テンプレート |
広島東洋カープのファンで、ドラフトの際にも広島入りを熱望していた。広島工業高等学校の3年に甲子園では、投手ではなく野手として出場した。
亜細亜大学ではアンダースローからサイドスローに転向し、シンカーを投げるようになった。
ヤクルト時代
入団当初は先発として起用されたが、1993年に抑えに転向し、リーグ優勝と日本一に貢献。
1997年、1998年は不調のため中継ぎだったが、1999年に再び抑えに転向。
2001年もリーグ優勝と日本一に貢献し、2003年には佐々木主浩のもつ通算229セーブの日本記録を更新した。
MLB時代
2004年、FAでシカゴ・ホワイトソックスに移籍。
2005年は救援失敗が続き、自由契約。ニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだが、オフにFAとなって退団した。
ヤクルト復帰
2006年、入団テストを経てヤクルトに復帰した。石井弘寿、五十嵐亮太の離脱で抑えになり、二人目の日米通算300セーブを達成した。
2007年は、左足親指を骨折して離脱。復帰するも救援失敗が続き、戦力外通告を受けた。
ヤクルト退団後
その後は2008年1月から3月までシカゴ・カブス、6月から韓国のウリ・ヒーローズ、2009年にサンフランシスコ・ジャイアンツのマイナー、2010年に台湾の興農ブルズなど、移籍→契約打ち切りを繰り返している。2010年は26セーブ、防御率1点台と活躍しても解雇となるなど、年齢の影響で活躍しても解雇されることが多かった。
2011年からは独立リ-グの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに在籍。43歳ながら新潟でも守護神を務めた。
2012年からは選手兼任監督に就任。同シーズンは新潟を球団史上初の前期後期完全制覇へ導き、同年8月31日、選手としての現役引退を表明した。9月22日のホーム最終戦で引退試合が行われ、試合後には駆けつけた古田敦也への「終球式」が行われた。背番号22は新潟初の永久欠番となる。
ヤクルト首脳陣時代
2014年から一軍投手コーチとしてヤクルトに復帰した。背番号は99。コーチとしては自身と同じアンダースローである山中浩史を主力選手に育て上げるなどの実績を挙げた。2017年度シーズンより二軍監督に配置転換される。
2020年シーズンからは一軍監督を務める。一軍監督就任に伴い、背番号が現役時代の22に変更されている。
2021年シーズンはチーム6年ぶりのリーグ優勝、20年ぶりの日本一を達成。最優秀監督賞(セリーグ 連盟特別表彰)、正力松太郎賞を受賞した。また、プレーヤー表彰で野球殿堂入りを果たした。
人物・その他
成績
通算投手成績
通算:19年 Year |
登板 G |
先発 GS |
完投 CG |
完封 SHO |
勝利 W |
敗戦 L |
セーブ SV |
ホールド HLD |
勝率 W-L% |
投球回 IP |
与四球 BB |
奪三振 SO |
失点 R |
自責点 ER |
防御率 ERA |
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NPB:15年 | 598 | 17 | 0 | 0 | 36 | 46 | 286 | 8 | .439 | 761.1 | 255 | 591 | 302 | 271 | 3.20 |
MLB:2年 | 99 | 0 | 0 | 0 | 8 | 6 | 27 | 8 | .571 | 98.2 | 40 | 88 | 38 | 37 | 3.38 |
KBO:1年 | 18 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 | 0 | 1.000 | 21.0 | 5 | 18 | 2 | 2 | 0.86 |
CPBL:1年 | 40 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 26 | 2 | .333 | 43.0 | 8 | 32 | 13 | 9 | 1.88 |
年度別監督成績
年度 | 球団 | 順位 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020年 | ヤクルト | 6位 | 120 | 41 | 69 | 10 | .373 | |
2021年 | 1位 | 143 | 73 | 52 | 18 | .584 | 日本一、セリーグ最優秀監督賞、正力松太郎賞 | |
2022年 | 1位 | 143 | 80 | 59 | 4 | .576 | セリーグ最優秀監督賞 | |
2023年 | 5位 | 143 | 57 | 83 | 3 | .407 | ||
2024年 | 5位 | 143 | 62 | 77 | 4 | .446 | ||
NPB:5年 | 686 | 312 | 335 | 39 | .482 | Aクラス:2回、Bクラス:3回 |
関連動画
関連項目
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