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鬼崎裕司(おにざき ゆうじ、1983年4月7日-)とは、佐賀県出身の元プロ野球選手(内野手)である。
概要
埼玉西武ライオンズ #75 二軍内野守備走塁コーチ |
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鬼崎裕司 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 佐賀県佐賀市 |
生年月日 | 1983年4月7日 |
身長 体重 |
177cm 77kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 内野手 |
プロ入り | 2007年大学生・社会人ドラフト3巡目 |
引退 | 2017年 |
経歴 | |
選手歴 コーチ歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
佐賀工業高校で遊撃手に転向し、高校時代は甲子園に出場した経験がないまま、関東学院大学に進学。
大学時代はMVPを獲得するなど活躍したが、富士重工業に就職。
富士重工硬式野球部に所属し、第77回都市対抗野球大会では、大会優秀選手に選ばれた。その後2007年大学生・社会人ドラフト3巡目で東京ヤクルトスワローズに入団。
ヤクルト時代
2008年はオープン戦で結果を残せず、3試合の出場に終わる。
2009年はシーズン終盤に一軍に昇格し、初スタメンで初安打初打点を記録。ヤクルトのクライマックスシリーズ出場に貢献した。
2010年は守備固めとして60試合に出場。
西武時代
2011年5月24日に埼玉西武ライオンズに移籍。背番号56。移籍後は2試合の出場に終わった。
2012年は7月から一軍に帯同し、守備固めで出場している。9月22日にはツーストライクとプレッシャーのかかる場面で送りバントを決め、移籍後初のヒーローインタビューに選ばれた。本人はこれを「根性バント」と称した。これ以後「根性」という単語は鬼崎を象徴するフレーズとなり、のちに作成された応援歌の歌詞にも取り入れられている。
2013年も当初は守備要員として一軍に帯同していたものの、移籍後ヒットを2本しか打っていなかった”守備の人”鬼崎がこの年突然の打撃開眼。中島裕之が抜けた遊撃手のレギュラーを獲得し、自己最多の105試合に出場、打撃成績もキャリアハイの成績を残す。オフに背番号を4に変更した。
2014年も好調を維持していたが、試合中の自打球により骨挫傷を負い長期離脱を余儀なくされ、この影響で37試合の出場に留まった。
2015年は59試合に出場したが、打率が.196と前年を下回った。背番号変更後に故障に苦しんだことからオフに背番号を5に変更した。
2016年は打撃面では故障前の姿を取り戻しつつあったが、売りだったはずの守備で苦しみ、プロ入り以降最悪となる12失策を記録してしまう。この年の西武はチーム全体で101失策と「エラー病」が指摘されており、ファンにもネガティブなイメージを植え付けてしまうことになった。
2017年は一軍出場がないまま、10月6日に戦力外通告を受け、現役を引退。
引退後
西武に残り、二軍育成担当のスタッフとなった。2020年は若獅子寮副寮長を務める。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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西武 | 応援歌のピコカキコ一覧#643(清家政和の流用) | 10573 | |
応援歌のピコカキコ一覧#951 | 11808 |
2013年までは専用の応援歌はなく、関東では代打テーマが使われていたが、関西では清家政和の応援歌が流用されていた。
成績
年度別打撃成績
年度 | 所属 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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2008年 | ヤクルト | 3 | 4 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 |
2009年 | 15 | 50 | 45 | 5 | 16 | 2 | 0 | 2 | 8 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 3 | 0 | .356 | .408 | |
2010年 | 60 | 96 | 87 | 9 | 17 | 3 | 0 | 1 | 5 | 0 | 3 | 0 | 5 | 0 | 25 | 0 | .195 | .239 | |
2011年 | 8 | 10 | 9 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | .000 | .100 | |
西武 | 2 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .000 | .000 | |
11年計 | 10 | 13 | 12 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 7 | 0 | .000 | .071 | |
2012年 | 56 | 22 | 17 | 17 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | .118 | .211 | |
2013年 | 105 | 301 | 271 | 29 | 72 | 7 | 3 | 2 | 24 | 6 | 13 | 2 | 12 | 3 | 73 | 4 | .266 | .302 | |
2014年 | 37 | 96 | 85 | 10 | 19 | 5 | 0 | 0 | 5 | 1 | 3 | 0 | 8 | 0 | 29 | 1 | .224 | .290 | |
2015年 | 59 | 124 | 107 | 9 | 21 | 5 | 0 | 0 | 6 | 1 | 6 | 1 | 10 | 0 | 23 | 1 | .196 | .263 | |
2016年 | 79 | 216 | 190 | 30 | 48 | 8 | 2 | 1 | 17 | 1 | 9 | 0 | 17 | 0 | 53 | 0 | .253 | .314 | |
NPB:9年 | 425 | 922 | 818 | 99 | 195 | 30 | 6 | 6 | 65 | 9 | 38 | 3 | 59 | 3 | 219 | 6 | .238 | .291 |
初記録
初出場 | 2008年4月5日 | 対中日ドラゴンズ2回戦 | ナゴヤドーム |
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初安打 | 2009年9月23日 | 対広島東洋カープ23回戦 今井啓介から | MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 |
初打点 | 対広島東洋カープ23回戦 マイク・シュルツから | ||
初本塁打 | 2009年10月3日 | 対阪神タイガース22回戦 桟原将司から | 阪神甲子園球場 |
初盗塁 | 2013年6月23日 | 対オリックス・バファローズ9回戦 西勇輝、伊藤光から | 西武ドーム |
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関連項目
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