鬼畜ショタPとは、VOCALOID系動画のP(プロデューサー)の1人であり、生放送「VOCALOID生放送」の生主の一人でもある人物。またの名を「sequel」。
概要
プロデューサー
2008年1月29日に投稿した『白鋼~shirogane~』でプロデューサーデビュー。
その後4度の修正を経て同年7月30日に最終版を公開。
生放送での発言とは裏腹に硬派な曲に仕上がっており、生放送で自貼りしたときは、「サーセン」弾幕が出来たほどである。
自身の曲の紹介文では、制作するにあたり「livetune」の2人にアドバイスをもらう為だけにコミケに行ったことなどを明かしていた。
また、その修正の間にELTのカバー曲「また あした」を発表している。
その後、同年12月28日に「フルボイス!」を発表する。
「白鋼~shirogane~」とは打って変わってポップな仕上がりになっている。
2009年1月より急に生放送で見かけなくなるが、「フルボイス!」のニコ割りにて新曲を作成している事が発覚。
皆がwktkしながら待っていたが、新曲作成に飽きたのか、ユーザー生放送「VOCALOID生放送」のジングル曲の制作を行う。
ここでロック調の曲よりバラード調の曲作りの方が向いているのではないかと噂が流れた。
しかし、2010年5月17日に投稿したロック曲『ロベリア / Lobelia』にて初の殿堂入りを果たす。
生放送主
当初は「初音ミク」コミュでの生放送「初音ミクのライブ」の一リスナーであり、P名も付いていなかった。
『初音ミクのライブ Part377』で2008年12月22日に生主デビュー。
その数々の鬼畜的な放送内容やリスナー時代からのショタとしての特色から、
リスナー達より「鬼畜ショタ P」と名付けられるに至った。(詳しくは下記「名前の由来」参照)。
ちなみに、これが生放送コンテンツを通してP名が付いた初めてのケースと思われる。
それ以降も彼の暴走は止まらず、リスナーから愛される生主となっていった。
現在は放送コミュニティが「初音ミク」から「VOCALOID生放送」に変わり、
放送回数も当初に比べて大分減ってしまったものの、その鬼畜っぷりやリスナーからの人気は変わることがない。
また、VOCALOID生放送の番組冒頭に流すジングル曲の制作者として、VOCALOID生放送の一翼を担っている。
ちなみに、デッドボールPの曲の中では「/hidden」 が好きらしい。
名前の由来
「sequel」と「鬼畜ショタP」の2つの名前を有している。
「sequel」
以前使用していたDTMソフトに由来する。動画にも「sequel」というタグをつけられていた為、名乗るようになった。
シーケルと読み、「続編・成り行き・結果・結論」などの意味がある。
P名もあるが、動画やJOYSOUNDのカラオケなどに関してはこちらの名義を利用している。
「鬼畜ショタP」
「生放送主」の項で先述したように、生放送中にリスナーによって付けられたP名である。
『鬼畜』については、
“鬼畜”と言わざるを得ないリクエストの募集の仕方(通称「鬼畜リクエスト」、下記参照)を好んで行うことや、
12時間や18時間など長時間放送を何度も行い、最大では48時間もの間寝ずに生主をやったことがある等、
生放送中の数々の鬼畜な行動に由来する。
※この頃はユーザー生放送黎明期であり、枠数も少なく、順番待ち制度などは存在しなかった。
そのため、夕方から深夜にかけて枠取り戦争が起き、30分の枠を取るためにピーク時には2~3時間かかるということが日常茶飯事であったことを補足して おく。
『ショタ』については、
リスナーとして参加している頃から、その発言などにより、
“レン好きで、リクエストもレンが多く、更にはショタを集めた「ショ タリスト」を持っている”
ということがリスナーの中で定着していたことによる。
その愛は、生主中に鏡音レンの楽曲がかかると「れんれんれんれんれんれんれん」と発狂し、壊れていくほど である。
ちなみに、初主の際のHNは「ロリショタ」であり、第2回の担当の際は「ショタP」で担当を行っている。
鬼畜リクエスト
動画紹介の生放送におけるリクエストでは、
通常「sm~」「nm~」といった動画IDを随時、またはリクエスト開始の呼びかけで募集し、
先着採用やシャッフル採用、安価(アンカー)採用が行われている。
しかしそれらの方法とは全く異なり、
◇前触れもなく突然「先着~曲」と募集を呼び掛ける
◇「<font color="black">」や「/hiddenコマンド」を使用し主コメント欄(ニコ割りのところ)に呼びかけを表示させない
◇生放送の説明文にリクエスト募集の安価を記述
◇動画に関するクイズ形式で採用
など、通常と違った”鬼畜”と呼ばざるを得ないようなリクエスト募集の方法の事を『鬼畜リクエスト』と 呼ぶ。
「初音ミクのライブ」放送開始当初は生放送番組が少なかったため、一度のリクエストが大量にあった。
それらをふるいにかける、もしくはラグなどですぐに反応できなかった方への配慮を目的として本来使用されていたが、
シャッフル採用とは違い、その場で採用不採用がわかり、ゲーム性が高いということで『鬼畜』と呼びつつもそれを望む者も少なくない。
特に鬼畜ショタPはこれを乱発するため、彼の生主担当枠において生廃リスナー 達は、
キーボートのエンターキーから手が離せず、時には主の発言によって疑心暗鬼に陥る程であった。
公開マイリスト
関連動画
最新作
3年越しのリメイク。
代表作
「白鋼~shirogane~」
Pの処女作にして、最も思い入れの深いと語る一曲。P本人によって、2度リメイクされている。
「ロベリア / Lobelia」
花をテーマとしたコンピレーション『Petal』に向けて書き下ろされた楽曲。sequel(鬼畜ショタP)が初めてVOCALOID殿堂入りを達成した作品でもあり、商業コンピレーションにも収録されるなど、Pを代表する一曲である。
「Angels song」
コミュニティ「VOCALOID生放送」での生放送で、冒頭に必ず流されるジングル。VOCALOID系の生放送を代表するジングルであり、数多くのバージョンが存在するが、P自身が投稿したのは以下の2つである。
他の作品
関連コミュニティ
関連動画
歌手の松澤由美による『白鋼~shirogane~』の「歌ってみた」動画が投稿されている。
関連商品
関連項目 |
関連リンク |
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