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鬼龍院皐月とは、テレビアニメ「キルラキル」に登場するキャラクターであり、おっぱいのついたイケメンである。
概要
本作のライバル的存在。本能字学園の生徒会長であり、母親、鬼龍院羅暁が理事長であるが故に絶大な権力を振るっている。性格は威風堂々そのものであり、黒髪ロングに凛とした顔付き、そしてあっぱれな極太眉毛が特徴。
「民衆…愚かなる者達…彼らは体制に飼いならされた、服を着た豚だ」と人類を軽蔑しており、自分の王国である本能字学園と共に、"服"を着た豚共を、力と恐怖で"屈服"させ、全国を統治する事が目的。極制服をそのための武器と看做し、生徒会に極制服を与え、忠実な部下である四天王を率いている。
失敗した部下には容赦なく無慈悲な処置を下すが、覚悟を見せた猿投山渦にはもう一度チャンスを与え、その上で激励と労いの言葉をかけている。また欲に打ち勝った満艦飾一家に対して満足そうな笑みを浮かべたり、針目縫に戦維喪失された纏流子にシーツをかけてやるなどと、決して冷酷なだけの人間ではない。
部下の忠誠は絶対的であり、現れるだけで謎の後光(物理)が差し、皆平伏すほど。いつも学園の塔の上にいるが、必要とあれば謎な布階段(折り畳み式)で地に降りてくる。
武器は愛刀『縛斬』。神衣すら斬り裂くほどの切れ味であり、本人も剣圧だけで民衆を吹っ飛ばしたり、斬り込むだけで巨大な幻覚が見えたりと剣の実力は相当なもの。割れたティーカップの取っ手すら本人にとっては武器になる。あと心も斬った。
纏一身博士の研究成果を全て奪えと針目縫に命令した張本人であり、事あることに自分が父親の仇であり、自分を追えば神衣や極制服、生命戦維といった全ての謎がわかると語り、流子の最大の敵として在り続けている。
実は、纏一身を襲えと命令したのは母・羅暁であり、皐月様は一切関与していない。
子供の頃も太眉と髪型はほぼ同じだが、当時はお嬢様らしくただただ可愛い。どうしてこうなった 中学生の時点で現在の男前に成長しており、トランポリンの跳ね具合ではしゃいでたりしてたけど この時期に蟇郡苛、犬牟田宝火、猿投山渦と知己となる。蛇崩乃音とは幼稚園時代からの仲であり、二人きりではののんと親しげに呼ぶ間柄のようだ。
神衣『純潔』
纏流子が神衣『鮮血』を使い、二ツ星極制服を立て続けに破るのに業を煮やし、三話より装着。「これがお前の花嫁衣装だ」と幼少時に父から言い聞かされ、大人になれば着る事ができるとただ憧れていたらしい。現在は母親に持ち出すのを禁じられていたが、流子への対抗意識から執事達の制止も撥ね除け、強引に装着する。
イメージカラーは青と白。左腕の腕章を操作する事で血を与え、戦闘形態に変身する。その様は化け物に噛み砕かれるのを強引に封じ込めるような禍々しいものになっているが、変身後の姿は…その、実際に見て貰えばよくわかるが、とにかく際どく、まさに痴女そのもの。
変身口上は人衣圧倒 神衣純潔。変身後は身体能力が格段に強化され、暴走した鮮血を抑えこむほど。しかし鮮血のように閃刃、疾風、といった変形はまだ出来ないようであり、飛行形態へと変化した流子に嫉妬していた。…と思いきや、肩の突起部分をアンカーの如く射出し、さらに刃状に変形させるなど、純潔も形態変化する片鱗を見せ始めている。
なお、純潔は喋る様子が無い。"人衣一体"と装着者と神衣が力を合わせる鮮血に対して、"人衣圧倒"と装着者が神衣を力で捩じ伏せるという違いがあるからだろうか。ただ4話で神衣の声は装着者にしか聞こえないのが明らかになったため、皐月様のみ純潔の声を聞き取っている可能性がある。
なお、流子に身を剥がされた際に悲鳴のような声を発しているのが確認できる。また逃避時の様子から鮮血と同様、目の部分が本体であるらしい。
ちなみに皐月様曰く、「露出狂？ くだらん！！ この姿は神衣が最も力を振るえる姿！ それを俗な価値基準で恥じるなど、まさに己の小ささの証明！ この鬼龍院皐月、わが野望成就のためならば、天下に乳房を晒そうと、恥もなければ怯みもない！ わが皇道に、一点の曇りなぁし！！」と、全く羞恥心を感じていないようだ。この堂々さ、まさに漢女(おとめ)そのもの。
しかし、本当は生命戦維への耐性が流子よりもかなり低く、自分の肉体に負担をかけながら純血を装着していた。その後『鮮血』と流子、そして皐月様自身の因子を注入することで皐月様の色に染め上げられ、ようやく純血は真に鬼龍院皐月の服として生まれ変わり、皐月様の意思に従って鮮血同様に純血旋風といった形態変化が可能になった。
時は今 雨が下しる 皐月哉
「恐怖こそ自由！ 君臨こそ解放！ 矛盾こそ真理！ それがこの世界の真実だ！ 服を着た豚共！ その真実に屈服せよ！！」
※十七話以降のネタバレ注意
十七話の大文化体育祭にて、本能字学園理事長であり母である鬼龍院羅暁を本能字学園に迎えたその瞬間、実母の心臓を縛斬で貫き、反旗を掲げる。今まで母親の命令に従っていたのは体面上だけであり、実は5歳の頃から母と生命戦維、COVERSに対し、反逆を企てていたのである。生命戦維との融合実験で名も無き幼い妹が羅暁に葬られ、父が羅暁に逆らう道を選び、そのまま消息不明となったのが発端であり、それ以来ずっと本心を隠し続け、生命戦維に耐性がある10代の学生達に極制服を与え、壊惨総戦挙、塔首頂上決戦、三都制圧襲学旅行でより優れた人員を選出し、生命戦維への対抗戦力を着々と揃え続けていた。
しかしその反乱も四天王と伊織糸郎を除いた部下全てと、純血さえも羅暁に根刮ぎ奪われ、失敗に終わる。さらに、実験で命を落とした妹が纏流子であるという驚愕の事実を知ることとなる。監禁され、縛斬も折られた皐月様だが、それでも心までは折れておらず、足の爪に仕込んだ縛斬のかけらで拘束を解いて脱走。だが四天王とヌーディスト・ビーチと合流したのもつかの間、神衣『純血』を装着した纏流子と雌雄を決することに。かつて敵であった神衣『鮮血』と手を組み、纏い、妹との決着に挑む。
鮮血と人衣一体し、折れた縛斬を打ち直した『縛斬・餓虎』と『縛斬・蛟竜』の二刀流、そして鮮血閃刃、鮮血疾風、閃刃疾風といった形態変化を駆使して流子と戦うものの、鮮血の声が聞こえないこと、人衣一体が仮初めのものであるという弱点を衝かれ、追いつめられる。この際に鮮血を無理矢理脱がされるのだが、裸かと思いきや、まさかのヌーディスト・ビーチの戦闘服を着ており、視聴者の度肝を抜く。かくして流子の洗脳を解いた後は、今まで流子に大して親の敵と煽ってきたのは、羅暁に対抗するための駒として流子を育てるためであった、真実を話さなくともうまく誘導できるであろうと思っていたと吐露し、人を操り利用するやり方は羅暁と全く同じであるというのに気付き、流子に共に戦ってくれ、と頭を下げる。
ようやく和解した妹と共に母との最終決戦に挑むが、流子が「行くぞ、ね、ね…姉…」と呼びかけようとした時には、「無理して姉妹(きょうだい)ぶる必要はない。お前の血はこの純血にも流れている。それで充分だ」と優しい笑顔で返すのであった。なお、流子が戻ってきてからは、「ハハハ…かまうな、蟇郡。お前達の口喧嘩を聞いていると、やっと戻ってきたと実感できる」と、流子そっくりな口調でしゃべったり、表情が明るくなったりと心境の変化が露になった。妹の事も名字やフルネーム呼ばわりではなく、「流子」と名前で呼ぶようになった。ちなみに「美木杉さん」と呼びかけて、美木杉愛九郎本人に「さん付け！？」と驚かれる場面も。皐月様の育ちの良さが伺える貴重なシーンである。
「今わかった…世界は一枚の布ではない…『なんだかよくわからないもの』に溢れているから、この世界は美しい。その世界を守るため、一緒に戦ってくれ、流子！」
皐月様の性別について
その威厳ある姿勢、厳格な表情、恣意的な構図から、よく「女ではなく男だろ」と言われるが、あくまで彼女は、アパレル産業の全世界シェア7割を占めているREVOCSコーポレーションを含んだ、鬼龍院財閥のお嬢様であり女の子である。優雅に紅茶を嗜む趣味も持つ。5歳の頃から飲んでいるが、子供の頃は苦くてもおいしい、と言って飲んでいたそうな。執事の揃三蔵が嘆いたのは言うまでもない 確かにそこらの男共とは比べ物にならない程のイケメンだが、あくまで彼女はお嬢様であり女の子なのである。大事なことなので二回言いました。
のだが、話が進むにつれ、トレードマークの極太眉毛の根元は太いままで先端が細くなり、目が大きく、睫毛がしっかり描かれる様になった。初期は雄々しく不敵な顔ばかり散見していたが、入浴したり、紅茶を飲む時は等身大の少女らしい表情が垣間見えるように。そのせいか、イケメンと今でも度々呼ばれるものの、男と間違われるのはほぼ過去の話になりつつある。最近になってようやく可愛いって呼ばれるようになってよかったね皐月様！
…ただ、母親に大浴場で全身を揉まれたり、母親に股間を弄られたり、母親にスパンキングされたりと、本編で一番変態目線で皐月様を扱ってるのは他でもない、母・鬼龍院羅暁というのはどうなのだろうか…
どう見ても性的虐待です。本当にありがとうございました。
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