魍魎戦記MADARA単語

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モウリョウセンキマダラ
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魍魎戦記MADARAとは、原作大塚英志作画田島による漫画である。「魍魎戦記MADARA」がそのままタイトルであるが、後にシリーズ化されるため他のシリーズタイトルと区別するために最初のタイトルを「MADARA」と呼ぶようになった。ここではその「」について述べる。

概要

1987年からゲーム雑誌「マル勝ファミコン」に掲載された。当時としてはしいメディアミックスを展開しており、ゲーム小説OVAドラマCDなどの生作品が存在する。また前述したようにシリーズ化もされ、続編、パラレルワールドが数多く展開されている。原作大塚英志作画田島の手によるいわゆる本シリーズは「MADARA」「MADARA弐」「MADARA(ラサ)」「MADARA転生編」だが、転生編は未完である。

この他原作大塚英志であるが、作画田島以外の漫画家が担当したシリーズもあり、大小合わせて108シリーズが存在する(未発表含む)とされ、全てを総括して後に「MADARA SAGA」、関わった原作者や漫画家達を「MADARA PROJECT」と呼ぶようになった。

以下はシリーズの第一弾である「MADARA」について解説する。

ストーリー

はじまりの大陸と呼ばれる大地3000年の歴史を持つウガヤ王が統治していたが、ここにミロク(弥勒)と名乗る巨人が現れウガヤ王を滅ぼした。ミロクは金剛を建ミロとして即位したが、彼が行ったのは圧政と虐殺であった。彼の最終的な的は古代に地上から姿を消した神の国ガルタの復活である。

ミロは自らが滅ぼしたウガヤ王王妃であるコノハナサクヤ(木咲耶)を妻とし、双子の男児を設けた。は産まれながらヒルコであり、は強大なを持っていた。が子のを恐れたミロを封じるため人体に存在するチャクラの部位8箇所を魔界から召喚した大将軍に与え、瀕死の状態でに流した。一方でヒルコの状態で産まれたは手元に残した。

ガルタの末裔であるタタラ(汰々羅)はが運んできた体のない児にマダラ(摩羅)と名づけ、アガルタの遺産であるギミックを装着することで命を救い育てた。

15年後、マダラの暮らすニソの金剛軍の襲撃があり、それをきっかけとしてマダラの奪われた身体を取り戻す戦いのが始まるのである。

キャラクター

マダラ(摩陀羅)

本作の主人公。熱血でお調子者な性格。
人体のチャクラが存在する部位8箇所をに奪われており、ギミックと呼ばれる古代技術による義体を身に付けることで生き存えている。15歳誕生日にタタラが彼に与えたギミック戦闘用のバトルギミックであり、霊でこれを操ることで達と戦う。しかし彼の価はから身体を取り戻す毎に増幅する強大な霊である。

キリン(麒麟)

タラの孫とされているが、両については不明。また一族は例外なく身体の一部が欠けておりギミックを使用しているが彼女はその必要がないなどの多い少女。マダラと姉弟のように育ち、彼のに同行するがその正体は結末で明らかになる。
身長165cm 体重48kg B85cm W53cm H90cm 

タタラ(汰々羅)

神の国ガルタの住人。アガルタが地中に姿を消す時に地上に残った人々はヒジュラ(日修羅)と呼ばれ、その技術と知識から人々の尊敬を集めていた。その長老的存在の一人がタタラである。に身体を奪われ瀕死の状態で流れ着いたマダラにギミックを与え、育て、また同時にその運命を大きく変えた。

カオス(夏凰翔)

ウガヤ王統治時代には独立を保持し、ミロク侵攻時には最後まで抵抗を続けたオロチ族の皇子。ミロに降し、その近衛兵になっているが、後に反乱軍を組織しそのリーダーとなる。
の条件として左半身をミロクに差し出し、失った左半身はマダラのバトルギミックとは異なる技術であるバイオギミックが装着されている。また妙勁と呼ばれる霊を操る武術の達人でもある。

セイシンジャ(聖神邪)

妙勁をから発する技術、霊妙を伝承する一族イズモ族の皇子。カオスとは従兄弟関係である。タタラであるスクネに師事し剣術と霊妙を身に付けた。本名はゲドユダヤというがその名は自ら封印している。

カゲオウマダラ(影王摩陀羅)

マダラの双子チャクラを奪われたマダラがギミックを装着することで生存したのに対し、生まれながらチャクラを持たなかった彼は大将軍の一人であるダカツシンヒョウブと同化することで存えた。その思考はミロクとマダラへの憎に満ちている。
ちなみにマダラの誕生日12月31日王は1月1日である。日付と年が変わる狭間に産まれ、さらに双子が産まれた場合には先に産まれた方をとする習に習ったためこのような奇妙な誕生日を持つ兄弟となった。

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魍魎戦記MADARA

18 ななしのよっしん
2019/11/10(日) 19:58:50 ID: /tWTgyW5dU
中学時代、摩羅弐の世界観に惹きつけられたんだよなあ。
いまGoTとか中国ドラマの<九州>シリーズ見てると、摩羅弐みたいな和風ファンタジー異世界ものの映像作品って作れないもんかなと思っちゃう。
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19 ななしのよっしん
2020/10/09(金) 23:21:51 ID: ij7b0HQyyv
自分も摩羅弐が好きだった
というか伐叉羅がめっちゃ好きだったんだよなぁ
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20 ななしのよっしん
2020/11/03(火) 23:51:59 ID: SMRLBkmXap
大好きな邪が主人公パソコン版の魍魎戦記MADARA金剛輪編 が面かったな
ゲームオリジナルキャラ戦士ユダヤのヒのをもつイニシエの子とのストーリーも丁寧に作られてた
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21 ななしのよっしん
2020/11/17(火) 22:05:09 ID: sxcSToT/zr
昔読んだ天使編の絶望感が記憶に残ってる。転生した仲間のほぼ全員前世の記憶がなく、記憶があるが失われてる上、もわかってくれないという感じだったか。そして、じわじわと登場人物に犠牲も出て、摩羅が転生して反撃、とはならず未完幼稚園戦記まだらから入った自分にはきつかった。
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22 ななしのよっしん
2021/01/06(水) 23:09:37 ID: SA/6hVwZ20
今から考えたら90年代物語なんだと思うよ。
色々じらされて最終的にドン詰まって天使の羽を踏まないで完結したところも含めて。

「心地よい中二ファンタジーはいつか忘れて現実生きるようになる」

みたいなお話、いまならそこすらえてるものな。

「中二は中二ファンタジーファンタジーでいいものじゃん」
現実のなかでそれはそれで楽しめよ」

ってなったのが現代。
今ならもっとまっすぐ物語完結したと思うわ。
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23 ななしのよっしん
2021/01/06(水) 23:28:55 ID: u4lsMXFHaS
MADARAも、同じ大塚英志原作サイコも途中まで追っかけてたけど、ついていけなくなったり冷めていったりして挫折した思い出

>>22
90年代ってそういうの結構あったなー。
富裕層出身のクリエイターがズレた説教してるようなの。

当時、あまり裕福でない庭で育ち、フィジカルにも恵まれなくて暗い青春を送っていた子供だった自分はそういうオチの作品に「そんな事言われるまでもなく、こっちは辛い現実に生きてるんだよ」と思ったし、余計に暗い気分にさせられたなぁ。
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24 ななしのよっしん
2022/07/17(日) 15:22:04 ID: V1X2Kr2FHt
バブル期の流れを受け継いでたから、90年代前半の作品はまだスッキリ終わらせた作品が多かった
90年代中期からクリエイターの脚本拗らせ病が流行って、
拗らせた結果の完結できない病になったのがエヴァバスタードMADARA
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25 ななしのよっしん
2022/09/06(火) 16:36:20 ID: OH8RiEYy10
ファミコン版では、那由多(ナユタ)というゲームオリジナルキャラが出て、条件次第で仲間になります。
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26 ななしのよっしん
2023/03/23(木) 04:08:27 ID: iqUBbhibQW
物語が終わりきれなかったのは大塚英志が出版社としょっちゅう喧嘩してたのも原因
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27 ななしのよっしん
2024/02/01(木) 05:50:27 ID: TSB5TAMm/V
どろろパクリ
マダラはその後チャクラとかギミックとか転生とかの設定周りをナルトにパクられる
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