魔封じの芳香とは、遊戯王OCGに存在する永続罠カードである。
かつては「アロマ」と呼ばれていたが、あくまで「ほうこう」であり、テーマとしての【アロマ】も存在する為呼ばれなくなっている。
概要
《魔封じの芳香/Anti-Spell Fragrance》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、
セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。
2000年12月7日発売のGBCソフト「遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記」の付録カードとして登場。
自分と相手の魔法カードの発動を制限するカード。
魔法カードの発動を1ターン遅らせるルール介入型の効果を持つ。そのため、速効魔法もセットして次の自分のターンにならなければ発動出来ない。ただし、このカードの発動にチェーンを組んで速効魔法を発動させることは可能。
当時は1ターンの遅延は致命的ではなかったが、環境の高速化をはじめ以下の要因で度々注目されてきた。
- 第4期の《ハーピィの狩場》で伏せた魔法カードを破壊するコンボ
- 第5期の《ダーク・シムルグ》で魔法・罠カードを封じるコンボ
- 第9期の対ペンデュラム召喚
ペンデュラムモンスターはペンデュラムゾーンにカードを発動する必要がある。しかし、魔封じの芳香が場に存在する限り発動することが出来ない(セットも不可)。
現在は【エルドリッチ】【ラビュリンス】のような罠カードを主体としたデッキで用いられている。また、それ以外のデッキでも【神碑】や【閃刀姫】、【魔術師】などの魔法・ペンデュラム対策として用いられることもある。元祖魔法封じの《王宮の勅命》がエラッタされたはずなのに禁止になったのも背景にある。
故に、OCGでのリミットレギュレーションはノータッチだが、マスターデュエルでは準制限カードという扱いになっている。
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関連項目
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