「魔法少女アイ」とは、成人向けゲームブランドcolorsの処女作である。
続編である「魔法少女アイ2」についても紹介する。
魔法少女アイ
ある町で猟奇犯罪事件が多発。事件の犯人である「ゆらぎ」と呼ばれる触手怪物達と異世界より訪れた「魔法戦士」アイの戦いに主人公が巻き込まれていくという内容である。
本作は「半脱ぎ」「寸止めなし」「触手凌辱」に特化した作品であるほか、当時主流ではなかった「変身ヒロインが負けて凌辱される」パターンを開拓した作品としても知られる。
ヒロインとなる「魔法戦士」は、異世界から派遣され、無限に湧き続ける「ゆらぎ」と死ぬまで戦う役目を負った存在とされる。人命保護は任務外、魔法より肉弾戦主体、単身での派遣が基本で、派遣された戦士が倒れるまで次の戦士は来ない等、当時の「変身モノ」ヒロインとしてはシビアな設定が目立ち、世界観もダークシリアスな傾向を有する。
2001年には女性キャラをフルボイス化するなどした「魔法少女アイplus」が発売。2003年から本作を原作とした成人OVAも全5巻という長期製作され、コンプリートBOX が販売されるほどの高評化を得る。
魔法少女アイ2
舞台は3年後の前作と同じ町。再び「ゆらぎ」が発生し、「魔法戦士」が派遣され、前作の主人公が巻き込まれるという「再会」の物語となっている。
本作は、1作目のキャッチコピー「魔法少女ハ独リ・・・」をかなぐり捨て、3名の魔法戦士が登場する作品となった。その他にも「ゆらぎ」設定の変質・簡略化、黒幕の登場、共闘描写の増加、異世界設定の掘り下げなど続編(あるいは長期シリーズ化)製作を考慮した変更が多々見受けられる。それらの改変によっていくらかの独自性や陰鬱さが薄まった印象は否めないが、前作より癖のない仕上がりになったともいえ、続編として十分期待に応えるクオリティを発揮した。
アイ2発売当時はcolors自体が最盛期で、先述のOVAを皮切りにファンディスク、コミカライズ、ノベライズ、フィギュア、画集、「ゆらぎ」の触手に見立てた「きしめん」まで製作する勢いがあった。他方、2004年の画集において「アイ3」のラフ画を公開したが、その後の続報は途絶え、新作の立ち消えが心配されるようになる。
「アイ2」についても前作とのセット販売を二度行ったり、2006年には次作までの時間稼ぎとしてイベントシーンを補強した「魔法少女アイ2plus」が発売されている。
魔法少女アイ参発売までの流れ
「きしめん」まで販売する余裕をみせたcolorsも、2005年頃に活動が停滞しはじめる。2006年、DL販売以外の業務を休止。「アイ3」ほか新作を制作する事が不可能となった。
2007年、colorsはOVA製作元であるMSピクチャーズに「アイ」シリーズの権利関係を売却、製作スタッフも移籍させるという試みを実行する。
そして2008年12月19日、「アイ3」は「魔法少女アイ参」として権利譲渡先のMSピクチャーズより発売され、過去二作品を上回るどころか業界的にみても極めて異例の大反響を呼ぶ作品となった。
・・・詳細について知りたい方は、魔法少女アイ参かごらんの有様だよ!!!の記事に詳しい解説がある。もしくは魔法少女アイ参をプレイしていただければ一番よくわかる。
ただ、どうしてそのような顛末を迎えたかだけは当事者達にしかわからない。永遠に憶測の域をでることもない。
シリーズのその後
権利関係を有するMSピクチャーズの「アイ参」発売後の動きについては、成人アニメレーベル「milky」
の広告素材(総集編作品パッケージ、ファンクラブのバナー)として本シリーズのキャラクター達を利用しているに留まる。
製作チームの解散、「アイ参」の知名度もあり、今後「アイ」シリーズの新作が発表される可能性は、そこらの未完シリーズよりはるかに絶望的である。
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関連項目
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