魔法株式会社(MAGICAL COMPANY LTD.)とは、神戸市のゲーム開発などを主な事業とする会社。
旧社名のホームデータ(HOME DATA CORP.)としても知られている。
創業から10周年を記念して1993年に現社名に変更した。
そうでなければ、ロバート・A・ハインラインによるSF小説「魔法株式会社」(1950年)。
それでもなければ、坂野杏梨による月刊コミックブレイド連載漫画「魔法株式会社」(2007年)。
概要
創業1983年で、設立は1985年[2]。関西の老舗ゲーム開発会社である。
本社は神戸市中央区にあり、銀座・名古屋・大阪にもオフィスを構えている。
自称「I AM NOT KONANI」で、「I AM NOT NANCO」らしい。
老舗のゲームメーカーが軒並み合併や消滅する厳しい状況であるゲーム業界。
そんな中でも今もご健在で安心感のあるメーカー。だがいまひとつ知名度はさっぱり。
現在は、携帯用アプリ開発はもちろん、パチンコ・パチスロの液晶ソフトの受注開発を行っている。
古くはアーケードゲーム脱衣麻雀メーカーとして知られるが、その活動期間はたった4年。
それには、8ビットCPU「6809」を駆使しコマ送りで動く実写動画やアニメーション演出を実現させる。
その華やかな技術により、そのたった4年の期間に、おっさんたちの思い出を色濃く残させたらしい。
その麻雀思考ルーチン技術を活かしたのか、将棋ゲームの開発も手がける。
ファミコン時代から甲子園シリーズを手がけ、本社屋は甲子園球場のような大量のツタが生えており、これは同社社長のシュミが反映されているらしい。
またそのシリーズのうち「98甲子園」には、開発者の遊び心で、投球のフォームをプレーヤーが設定できるエディトモードを盛り込んだ。
その結果、発売から10年後(2000年後とも言う)に、ニコニコ動画のMAD素材にされ「2098年甲子園」と呼ばれている。
公式もそれを確認し、ちょっとショッキングだったのか自虐的なツイート[5]をする。
「コズミックイプシロン」や「テトラスター」の開発元として知られ、開発技術力を評価する者もいる。
この記事に御社の公式Twitterのひとが降臨し、関係者から当記事主は「社員説」が浮上したとのこと。[3]
記事主は同社が関わってるファミコンソフトのバーチャルコンソールを心待ちにするあまり、この記事を建てただけ。
さすがに伝説のゲキムズソフト「鉄腕アトム」は無理だろうけど。
作品
アーケードゲーム
脱衣麻雀
- 麻雀放浪記シリーズ
- 麻雀クリニック (1988年)
- 麻雀ビタミンC (1989年)
- 麻雀個人教授 (1989年)
- 麻雀レモンエンジェル (1990年)
- 麻雀禁じられたあそび イケイケ教師の欲望 (1991年)
格闘ゲーム
家庭用ゲーム(コンシューマ向け)
- スクーン (1986年) [ファミコン] - 開発・ライセンス。発売:アイレム
※タイトルのクレジットに「HOME DATA」の表記あり。 - 鉄腕アトム (1988年) [ファミコン] - 開発。発売:コナミ
- ワールドスーパーテニス (1989年) [ファミコン] - 発売:アスミック(ASMIK)
※隠しコマンドでキャラが「COPYRIGHT HOME DATA!!!」と叫ぶらしい。 - コズミックイプシロン (1989年) [ファミコン] - 発売:アスミック(ASMIK)
※タイトル画面で隠しコマンドで「©1989 HOME DATA」が出現。
※同じくタイトル画面でコナミコマンドで「I AM NOT KONANI」が出現。
※しかもロム内の没データには「I AM NOT NANCO」というテキストが残されているらしい。 - テトラスター (1991年) [ファミコン] - 発売:タイトー
- ヨッシーのクッキー (1992年) [ファミコン/ゲームボーイ] - ライセンス。発売:任天堂
- ヨッシーのクッキー (1993年) [スーパーファミコン] - 発売:BPS
タイトルのクレジットに「HOME DATA CORP.」の表記あり。 - 麻雀クリニックスペシャル (1993年) [PCエンジン] - ライセンス。発売:naxat
- 麻雀レモンエンジェル (1994年) [PCエンジン] - ライセンス。発売:naxat
- 麻雀レモンエンジェル (1994年) [PCエンジン] - ライセンス。発売:naxat
- パチスロ研究 (1994年) [スーパーファミコン]
- 甲子園シリーズ・マジカルスポーツシリーズ
- 甲子園 (1989年) [ファミコン] - 発売:ケイ・アミューズメントリース
- Little League Baseball: Championship Series (1990年) - [NES] 発売:SNK(アメリカ発売)
ファミコン版「甲子園」をもとに、現地向けにローカライズ開発されたような作りになっている。
この作品の詳細については「機密保持の観点からお答えできません」[2]とのこと。 - 甲子園2 (1992年) [スーパーファミコン] - 発売:ケイ・アミューズメントリース
- 甲子園3 (1994年) [スーパーファミコン] -
1993年の社名変更に合わせて、タイトルのクレジットでは「魔法ソフト」と表記。
おそらく「魔法」のつくクレジット名義になったのはこの作品から? - 甲子園4 (1995年) [スーパーファミコン] -
タイトルのクレジットには「MAGICAL COMPANY PRESENTS」「魔法株式会社」と表記。 - 甲子園V (1997年) [PlayStation]
オトナの事情からか、「甲子園V」が「魔法が手がけた初の甲子園シリーズ[4]」としている。 - 激突甲子園 (1997年) [セガサターン]
- '98甲子園 (1998年) [PlayStation]
- 甲子園ポケット (1999年) [ゲームボーイ]
- '99甲子園(1999年) [PlayStation]
- マジカルスポーツ 2000甲子園 (2000年) [PlayStation2]
- マジカルスポーツ GoGoGolf (2000年) [PlayStation2]
- マジカルスポーツ 2001甲子園 (2001年) [PlayStation2]
- マジカルスポーツ 2001プロ野球 (2001年) [PlayStation2]
- 甲子園 紺碧の空 (2002年) [PlayStation2]
- 甲子園 (2005年)[携帯電話ゲーム] - ジー・モードと共同開発
- 甲子園 (2010年)
- 花火・花火職人シリーズ
- 釣り
- キラーバス (2000年) - [PlayStation]
- 将棋
- 戦略シミュレーション
- 他社ゲームの移植作
- ペット・育成ゲーム
- その他ゲーム
- パチンコ・パチスロの企画・開発情報はこちら参照
関連動画
関連項目
- ゲーム会社一覧
- 脱衣麻雀
- レモンエンジェル
- 鉄腕アトム - コナミ
- コズミックイプシロン - アスミック・エース エンタテインメント
- ヨッシーのクッキー - 任天堂 / BPS
- ピコピコ少年SUPER - 押切蓮介
作中で「霊界導士」が紹介されている。
そのためニコ動画の「霊界導士」のプレイ動画には「押切のトラウマ」タグがついている。
なお、公式Twitterは、こちらが質問するまで掲載は知らなかったもよう。[3]
関連リンク
注釈 (公式ツイートURL)
- https://twitter.com/magical_co_ltd/status/607847812122820608
- https://twitter.com/magical_co_ltd/status/610667112026218497
- https://twitter.com/magical_co_ltd/status/610667692211744769
- https://twitter.com/magical_co_ltd/status/686721473914929152
- https://twitter.com/magical_co_ltd/status/681410671884423168
- 2
- 0pt