概要
魔術師の名の通り、魔法使い族で統一されている。「魔術師」と名のついたモンスターは「時の魔術師」等数が多いが、「魔術師」を指定するカードはペンデュラムモンスターであることも指定しているので、このカテゴリのサポートを受けられるのはペンデュラムモンスターのみとなる。そのため、ここではそうしたサポートを受けられるペンデュラムモンスターの魔術師を中心として取り扱う事とする。なお、このカード群に関連する効果を持つペンデュラムモンスター以外のモンスターも同時に取り扱う。
アニメでは、榊遊矢が愛用している。このことから、同じく彼が愛用する「EM(エンタメイト)」や「オッドアイズ」等のカテゴリとも結びついているカードもある。なお、このページに記載があっても遊矢が使用した描写がないものもある。
カードリスト
以下、遊戯王カードwiki(外部リンク)より。収録作品は、それぞれのカードを初収録した商品に合わせた。
- スターターデッキ2014
- Vジャンプ・2015年6月号
- クラッシュ・オブ・リベリオン
- 20th レジェンダリー・コレクション
- ストラクチャーデッキ-マスター・オブ・ペンデュラム-
- ブレイカーズ・オブ・シャドウ
- ザ・ダーク・イリュージョン
- レイジング・テンペスト
- DIMENSION BOX LIMITED EDITION
- ストラクチャーデッキ-ペンデュラム・エボリューション-
- COLLECTORS PACK 2017
- デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編6-
- その他魔術師関連
2014年3月21日発売 "スターターデッキ2014"
星読みの魔術師/Stargazer Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2400
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法カードを発動できない。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードまたは「オッドアイズ」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは4になる。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体のみが相手の効果で自分の手札に戻った時に発動できる。
その同名モンスター1体を手札から特殊召喚する。
時読みの魔術師共々、最初に登場したペンデュラムモンスターの1体。詳しくは当該記事参照。
時読みの魔術師/Timegazer Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守 600
【Pスケール:青8/赤8】
自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこの効果を発動できる。
(1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで罠カードを発動できない。
(2):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードまたは「オッドアイズ」カードが存在しない場合、
このカードのPスケールは4になる。
【モンスター効果】
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
1ターンに1度、自分Pゾーンのカードは相手の効果では破壊されない。
星読みの魔術師共々、最初に登場したペンデュラムモンスターの1体。詳しくは当該記事参照。
2015年4月21日発売 "Vジャンプ・2015年6月号"
慧眼の魔術師/Wisdom-Eye Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1500/守1500
【Pスケール:青5/赤5】
(1):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードまたは「EM」カードが存在する場合に発動できる。
このカードを破壊し、デッキから「慧眼の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
(1):このカードを手札から捨て、自分のPゾーンの、
Pスケールが元々の数値と異なるカード1枚を対象として発動できる。
そのカードのPスケールはターン終了時まで元々の数値になる。
魔術師と名のついたペンデュラムモンスターをサーチしペンデュラムゾーンに置くペンデュラム効果と、変化しているペンデュラムスケールを一時的に元に戻す効果を持つ。
このペンデュラム効果は、「魔法カード扱いとして発動する」という、手札からペンデュラムゾーンに置く従来の行為とは異なるので、「魔法カード扱いとして発動する場合に」満たさなければならない「時読みの魔術師」の発動条件を無視して置く事ができる。
モンスター効果は、ペンデュラムスケールの維持条件を満たせていない魔術師のペンデュラムスケールを元に戻すのに役立つ。ペンデュラムスケールが元々の値と異なっていれば、一応魔術師以外にも効果を使うことはできる。
2016年10月に制限カードから準制限に緩和。2017年7月に無制限となる。
2015年4月25日発売 "クラッシュ・オブ・リベリオン"
相克の魔術師/Xiangke Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守 500
【Pスケール:青3/赤3】
(1):1ターンに1度、自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
このターンそのモンスターは、
そのランクと同じ数値のレベルのモンスターとしてX召喚の素材にできる。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、フィールドの光属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
エクシーズモンスターを、ランク分のレベルを持つモンスターとしてエクシーズ素材にできるようにするペンデュラム効果と、光属性モンスター1体の効果を無効にする効果を持つ。
基本的にエクシーズ素材となるモンスターのレベルとエクシーズ召喚するモンスターのランクは同じなので、エクシーズ召喚を狙うのであれば、始めからレベルを持つモンスターでエクシーズ召喚した方が手っ取り早い。だが、エクシーズ素材を使い果たし機能しなくなったエクシーズモンスターを、後続のエクシーズ素材にしてしまうという手もある。また、「覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン」の真価を発揮させることのできる数少ないカードでもある。
相生の魔術師/Xiangsheng Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 500/守1500
【Pスケール:青8/赤8】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの、
Xモンスター1体とレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。
そのXモンスターのランクはターン終了時まで、そのレベル5以上のモンスターのレベルの数値と同じになる。
(2):自分フィールドのカードが相手フィールドより多い場合、このカードのPスケールは4になる。
【モンスター効果】
(1):このカードの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時までそのモンスターと同じになる。
エクシーズモンスター1体のランクを、レベル5以上のモンスター1体のレベルと同じにするペンデュラム効果、自身の戦闘で発生するコントローラーへの戦闘ダメージを0にする効果、自身の攻撃力を自分の他のモンスターと同じにする効果を持つ。
ランクをほぼ自由に変更できるが、ランクの変化が活きるカードは上述の「相克の魔術師」や「RUM」等数が少ない。加えて、ペンデュラムスケール8を維持する条件が少々厳しく、使うのであれば「慧眼の魔術師」の補助が欠かせない。
2015年5月21日発売 Vジャンプ7月号実施応募者全員サービス"20th レジェンダリー・コレクション"
法眼の魔術師/Dharma-Eye Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星7/光属性/魔法使い族/攻2000/守2500
【Pスケール:青2/赤2】
(1):1ターンに1度、手札のPモンスター1体を相手に見せ、
自分のPゾーンの「魔術師」カード1枚を対象として発動できる。
その「魔術師」カードのPスケールはターン終了時まで、
見せたPモンスターのPスケールと同じになる。
【モンスター効果】
(1):このターンにP召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「魔術師」Pモンスターは相手の効果では破壊されない。
手札のペンデュラムモンスターのペンデュラムスケールを「魔術師」に与えるペンデュラム効果、ペンデュラム召喚に成功したターンに「魔術師」と名のついたペンデュラムモンスターに効果破壊耐性を与える効果を持つ。
このカード自身が「魔術師」であるため、実質このカードがあらゆるペンデュラムスケールを持つともいえる。
モンスター効果もあって損はないが、「魔術師」と併用されやすい「EM」や「オッドアイズ」には適用されない。また、このカードがフィールドに存在しなくなれば耐性が失われることにも注意。
2015年6月20日発売 "ストラクチャーデッキ-マスター・オブ・ペンデュラム-"
竜脈の魔術師/Dragonpulse Magician
ペンデュラム・通常モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1800/守 900
【Pスケール:青1/赤1】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在する場合、
手札のPモンスター1体を捨て、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
【モンスター情報】
元気だけが取り柄の駆け出しの少年魔術師。
実は無意識のうちに大地に眠る竜の魂を知覚する能力を有しており、
まだ半人前ながらその素質の高さには師匠の「竜穴の魔術師」も一目置いている。
公式デュエルで使用できる中では、デメリットのない初のペンデュラムスケール1のペンデュラムモンスター。手札のペンデュラムモンスターをコストにモンスター1体を破壊する効果を持つ。
発動条件が緩くて使いやすいが、コストとしたペンデュラムモンスターはエクストラデッキではなく墓地へ行くので、ペンデュラム召喚による再利用が難しいのが難点。
竜穴の魔術師/Dragonpit Magician
ペンデュラム・通常モンスター
星7/水属性/魔法使い族/攻 900/守2700
【Pスケール:青8/赤8】
(1):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在する場合、
手札のPモンスター1体を捨て、
フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
【モンスター情報】
若くして竜の魂を呼び覚ます神通力を体得した天才魔術師。
その寡黙でストイックな魔術への姿勢から人付き合いは苦手だが、
弟子の「竜脈の魔術師」にいつも振り回され、調子を狂わされている。
公式デュエルで使用できる中では、デメリットのない初のペンデュラムスケール8のペンデュラムモンスター。手札のペンデュラムモンスターをコストに魔法・罠カード1枚を破壊する効果を持つ。
効果の使い勝手は「竜脈の魔術師」とほぼ同様。こちらは、対象にしたカードをチェーン発動されて事実上不発になる可能性があり、あちらと比べてディスアドバンテージをやや負いやすい。
貴竜の魔術師/Nobledragon Magician
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/魔法使い族/攻 700/守1400
【Pスケール:青5/赤5】
(1):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在しない場合にこのカードは破壊される。
【モンスター効果】
このカードをS素材とする場合、ドラゴン族モンスターのS召喚にしか使用できず、
他のS素材に「オッドアイズ」モンスター以外のモンスターを使用した場合、
このカードを持ち主のデッキの一番下に戻す。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分フィールドのレベル7以上の「オッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを3つ下げ、このカードを特殊召喚する。
ペンデュラムモンスターでありながらチューナーでもあるというモンスター。
ペンデュラムモンスターの特性上、ペンデュラム召喚で毎ターン繰り返しフィールドに出してシンクロ召喚を行えるように思えるが、「オッドアイズ」以外のモンスターがシンクロ素材にいるとデッキに戻ってしまい、即座には再利用できない。加えて、シンクロ召喚先がドラゴン族に限定されているので、繰り返しシンクロ召喚を行うとなればそのシンクロ召喚先はごく僅か。現状「オッドアイズ」はレベル7が多く、モンスター効果の特性上レベル7のシンクロ召喚が多くなるだろうが、そのシンクロ召喚先は「ブラック・ローズ・ドラゴン」や「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン」等優秀なモンスターも多い。
賤竜の魔術師/Oafdragon Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星6/風属性/魔法使い族/攻2100/守1400
【Pスケール:青2/赤2】
「賤竜の魔術師」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カードが存在する場合に発動できる。
自分のエクストラデッキの表側表示の、
「賤竜の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスターまたは「オッドアイズ」Pモンスター1体を選んで手札に加える。
【モンスター効果】
「賤竜の魔術師」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の、
「賤竜の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスターまたは「オッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
エクストラデッキからの回収は、主にペンデュラム効果を使った後の「慧眼の魔術師」や「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の再利用、墓地からの回収は「竜脈の魔術師」・「竜穴の魔術師」のコストに充てたモンスターの再利用が多いか。
EMドクロバット・ジョーカー/Performapal Skullcrobat Joker
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守 100
【Pスケール:青8/赤8】
(1):自分は「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「EMドクロバット・ジョーカー」以外の「EM」モンスター、
「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターの内いずれか1枚を手札に加える。
ペンデュラムスケールは8と高いものの、基本的に他の魔術師で賄える。モンスター効果は非常に優秀で、ペンデュラム召喚をはじめとする特殊召喚では効果を発動できないが、様々な「魔術師」にアクセスできるのは非常に魅力的。無論【EM】や【オッドアイズ】でも十分な活躍が期待できる。
2016年4月1日に制限カードに指定されていたが、2021年4月1日に準制限に緩和され、翌年の2022年1月1日に無制限になった。
天空の虹彩/Sky Iris
フィールド魔法
「天空の虹彩」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分のPゾーンの「魔術師」カード、「EM」カード、「オッドアイズ」カードは相手の効果の対象にならない。
(2):このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「オッドアイズ」カード1枚を手札に加える。
対象耐性も優秀だが、目玉は(2)の効果。破壊するカードは、やはりペンデュラム召喚で再利用の利くペンデュラムモンスターが望ましいが、それ以外のカードでも効果を使うことはできる。
ペンデュラム・コール/Pendulum Call
通常魔法
「ペンデュラム・コール」は1ターンに1枚しか発動できず、
「魔術師」PモンスターのP効果を発動したターンには発動できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
カード名が異なる「魔術師」Pモンスター2体をデッキから手札に加える。
この効果の発動後、次の相手ターン終了時まで
自分のPゾーンの「魔術師」カードは効果では破壊されない。
このカード1枚でペンデュラムスケールの差が大きい「魔術師」一組をサーチできる。発動後の効果破壊耐性も優秀だが、「天空の虹彩」等との併用には注意。ペンデュラム効果に自壊を伴う「慧眼の魔術師」との相性は特に悪い。更に現在の主戦力である魔術師は破壊トリガーの効果を持ち、破壊をトリガーに動いていくようになったため、破壊耐性が邪魔になってしまう。
2015年10月17日発売 "ブレイカーズ・オブ・シャドウ"
調律の魔術師/Tuning Magician
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
「調律の魔術師」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
自分のPゾーンに「魔術師」カードが2枚存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手は400LP回復し、その後自分は400ダメージを受ける。
ペンデュラムモンスターではないので「魔術師」のサポートは受けられないが、シンクロ召喚先に制限のある貴竜の魔術師以外では比較的魔術師とのシナジーがあるチューナー。場に出すとこちらに不利なライフ操作が発生するので、無闇に出すのは避けたいところ。
刻剣の魔術師/Timebreaker Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻1400/守 0
【Pスケール:青2/赤2】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、
1ターンに1度、自分フィールドのPモンスターは相手の効果で破壊されない。
【モンスター効果】
(1):手札のこのカードのみがP召喚に成功した時に発動できる。
このカードの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとフィールドのこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで除外する。
手札から単独でペンデュラム召喚された時に自身の攻撃力を倍にし、さらに自身と一緒に他のモンスター1体を一時的に除外できる。強化された数値は2800と高いが、大量展開やエクストラデッキからの復活を主とするペンデュラム召喚の性質とはあまり噛み合わない。いざとなったら、邪魔な相手モンスターと一緒に一時離脱してもらおう。フィールドを離れた時に発動できる効果を発動するため、もしくはモンスターが受けている何らかの制約をリセットするために、自分のモンスターを除外する例もちらほら。
覚醒の魔導剣士/Enlightenment Paladin
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「覚醒の魔導剣士」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「魔術師」Pモンスターを素材としてこのカードがS召喚に成功した場合、
自分の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
魔術師を素材とした場合の魔法カードのサルベージと、戦闘破壊した時のバーン効果を持つ。星8シンクロは粒揃いの激戦区なので、こちらを使う場合はやはり(1)の効果を狙いたい。
2016年4月9日発売 "ザ・ダーク・イリュージョン"
曲芸の魔術師/Acrobatic Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻 800/守2300
【Pスケール:青2/赤2】
「曲芸の魔術師」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターが効果で破壊された時に発動できる。
Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):魔法・罠カードの発動が無効になった場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードをPゾーンに置く。
端的にいえば、ペンデュラムゾーンとモンスターゾーンを行き来するカード。相手にモンスターを除去された場合の保険として用いるのはもちろん、「天空の虹彩」等で自分のモンスターを破壊しつつ特殊召喚してもいい。
2016年10月8日発売 "レイジング・テンペスト"
降竜の魔術師/Dragoncakker Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1000
【Pスケール:青2/赤2】
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの種族は相手ターン終了時までドラゴン族になる。
【モンスター効果】
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードの種族はターン終了時までドラゴン族になる。
(2):フィールドのこのカードを素材として融合・S・X召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このカードがドラゴン族モンスターと戦闘を行うダメージステップの間、 このカードの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる。
ドラゴン族の素材要求を効果でクリアし、素材となることで強化する魔術師。
自らを魔法使い族からドラゴン族に変更出来、素材となることでドラゴン族を相手にする場合のみ攻撃力を倍にする効果。どちらかというとテーマのカードとしてよりかはドラゴン族メタなどに用いることになるか。
2016年11月26日発売 "DIMENSION BOX LIMITED EDITION"
調弦の魔術師/Harmonzing Magician
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
【Pスケール:青8/赤8】
(1):このカードがPゾーンに存在する限り、 自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、 自分のEXデッキの表側表示の「魔術師」Pモンスターの種類×100アップする。
【モンスター効果】
このカードはEXデッキからの特殊召喚はできず、 このカードを融合・S・X召喚の素材とする場合、 他の素材は全て「魔術師」Pモンスターでなければならない。 このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札からのP召喚に成功した時に発動できる。 デッキから「調弦の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、フィールドから離れた場合に除外される。
手札からペンデュラム召喚した時にリクルート効果を発動出来、この効果をメインに使用し、リンク・シンクロ・エクシーズ・リリース素材として利用していく戦術がベター。また、デメリットのないスケール8であり、全体のステータス強化をすることが出来る。
現在の魔術師の主要パーツの一つであり、環境での活躍にも貢献したため、2018年7月1日に、制限カードとなっていたが、2022年4月1日に準制限になり、その後の2022年7月1日で無制限になった。
2016年12月23日発売 "ストラクチャーデッキ-ペンデュラム・エボリューション-"
魔術師Pモンスター
虹彩の魔術師(準制限カード)/Double Iris Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000
【Pスケール:青8/赤8】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの魔法使い族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。 このターンそのモンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に与えるダメージは倍になる。その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカードはルール上「ペンデュラム・ドラゴン」カードとしても扱う。
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「ペンデュラムグラフ」カードを手札に加える。
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》をモチーフとした魔術師。
魔法使い族・闇属性の戦闘ダメージを倍にするP効果、「ペンデュラム・ドラゴン」としても扱う効果外テキスト、破壊された場合に「ペンデュラム・グラフ」カードを手札に加える誘発効果を持つ。破壊効果を主に扱うことが多く、他のカードと組み合わせることで能動的に発動できる。また、「ペンデュラムグラフ」カードは主軸となるサポートカードなため、破壊された時の効果を積極的に狙っていくことになる。
サーチ効果も豊富な魔術師なためこのカードは2018/04/01にて制限カードとなった。
黒牙の魔術師/Black Fang Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1700/守800
【Pスケール:青8/赤8】
(1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで半分にする。その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカードはルール上「エクシーズ・ドラゴン」カードとして扱う。
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
「エクシーズ・ドラゴン」モンスターをモチーフにしている魔術師。
相手モンスターを弱体化する戦闘補助のP効果、「エクシーズ・ドラゴン」としても扱う効果外テキスト、破壊された場合に墓地から魔法使い族・闇属性モンスターを特殊召喚する効果を持つ。P効果は《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》、モンスター効果は、《ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン》をモチーフにしていると思われる。
白翼の魔術師/White Wing Magician
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星4/風属性/魔法使い族/攻1600/守1400
【Pスケール:青1/赤1】
(1):1ターンに1度、自分フィールドの 魔法使い族・闇属性モンスターを対象として発動した効果を無効にできる。 その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカードはルール上「シンクロ・ドラゴン」カードとしても扱う。
P召喚したこのカードは、S召喚に使用された場合に除外される。
《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》をモチーフとしている魔術師。
魔法使い族・闇属性を対象とする効果を無効化するP効果を持ち、ペンデュラムチューナーであり、「シンクロ・ドラゴン」としても扱う効果外テキストを持つ。しかし、モンスター効果はデメリットしかない。上手くP召喚外の方法を利用するか《覇王龍ズァーク》の素材に利用することになるだろう。
紫毒の魔術師/Purple Poison Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):1ターンに1度、自分の 魔法使い族・闇属性モンスターが戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。 そのモンスターの攻撃力はダメージステップ終了時まで1200アップする。 その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカードはルール上「フュージョン・ドラゴン」カードとしても扱う。
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、 フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》をモチーフにしている魔術師。
魔法使い族・闇属性モンスター1体の戦闘補助効果、「フュージョン・ドラゴン」としても扱う効果外テキスト、破壊された場合にフィールドのカードを破壊する誘発効果を持つ。全体的に盤面のアドバンテージの取りやすい効果になっており、採用のしやすいカード。
その他モンスター
アストログラフ・マジシャン(制限カード)/Astrograph Sorcerer
ペンデュラム・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2000
【Pスケール:青1/赤1】
「アストログラフ・マジシャン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。 このカードを破壊し、手札・デッキから「星読みの魔術師」1体を選び、 自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、このターンに破壊されたモンスター1体を選び、 その同名モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
(2):フィールドのこのカードを除外し、自分の手札・フィールド・墓地から、 「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」 「フュージョン・ドラゴン」モンスターを1体ずつ除外して発動できる。 「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
アニメ設定上では《星読みの魔術師》と《時読みの魔術師》が一つとなったモンスター。ステータスは主人公エースのステータス。
ペンデュラム効果は自らを破壊し、《星読みの魔術師》をリクルートする効果。Pゾーンにも配置できる。自分フィールドのカードが戦闘・効果破壊された時に手札から特殊召喚し、破壊されたモンスターの同名カードをサーチする。汎用性の高い効果を持っていて、併せ持ったカードで様々なペンデュラムモンスターを扱うデッキで活躍を見せ、魔術師でも大きな活躍が見られたため、2017/07/01に制限カードとなる原因となった。もう一つは覇王龍ズァークを条件付きで特殊召喚する効果。こちらはそれぞれの効果外テキストを持つ魔術師やモチーフとなったドラゴンを用いることで達成が可能。
クロノグラフ・マジシャン(制限カード)/Chronograph Sorcerer
ペンデュラム・効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
【Pスケール:青8/赤8】
「クロノグラフ・マジシャン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。 このカードを破壊し、手札・デッキから「時読みの魔術師」1体を選び、 自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、手札からモンスター1体を特殊召喚できる。
(2):フィールドのこのカードを除外し、自分の手札・フィールド・墓地から、 「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」 「フュージョン・ドラゴン」モンスターを1体ずつ除外して発動できる。 「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
《時読みの魔術師》をモチーフとしているペンデュラムモンスター。ARC-V放送開始前の初期案の《時読みの魔術師》のルビでもある。ステータスは《ブラック・マジシャン・ガール》をモチーフにしていると思われる。
ペンデュラム効果は自ら破壊し、《時読みの魔術師》をリクルートする効果。Pゾーンにも配置できる。戦闘・効果で自分フィールドのカードが破壊された場合に自らを特殊召喚し、さらに手札からモンスターを展開する効果を持つ。あとは《アストログラフ・マジシャン》と同様。
以前は他のカードで役割が成立していたため採用されづらかったが、主軸となっていたスケール8の魔術師や《アストログラフ・マジシャン》が制限カードに行った現在ではこのカードを用いる機会が増えている。
星刻の魔術師/Timestar Magician
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1200
レベル4「魔術師」Pモンスター×2
このカードは上記のカードをX素材にしたX召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 自分のデッキ・墓地のモンスター及び自分のエクストラデッキの表側表示のPモンスターの中から、 魔法使い族・闇属性モンスター1体を選んで手札に加える。
(2):1ターンに1度、自分のモンスターゾーン・PゾーンのPモンスターカードが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりに自分のデッキから魔法使い族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
魔術師Pモンスターを素材にしてエクシーズ召喚出来るモンスター。
デッキ・墓地のモンスターか、エクストラデッキの表側表示のPモンスターの中から魔法使い族・闇属性を手札に加える効果と、破壊代用効果としてデッキから魔法使い族を墓地に送る効果を持っている。基本的にサーチサルベージや墓地肥やしの範囲となるモンスターは広く、《調律の魔術師》も用いることが出来る。破壊代用効果は基本的に破壊効果を扱いたい魔術師も多く、やや扱いづらさはあるが、モンスターの範囲がPモンスター以上に限定されていなくて自身カテゴリ外のカードの採用も多い魔術師にとっても優れている面はある。
ペンデュラムグラフ
星霜のペンデュラムグラフ/Star Pendulumgraph
永続魔法
「星霜のペンデュラムグラフ」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は魔法カードの効果の対象にできない。
(2):表側表示の「魔術師」Pモンスターカードが 自分のモンスターゾーン・Pゾーンから離れた場合に発動する。 デッキから「魔術師」Pモンスター1体を手札に加える。
(1)の効果は魔法使い族モンスターを相手の魔法カードの効果の対象にさせない効果でこちらは範囲が狭いため、オマケのようなもの。(2)の効果のサーチ効果を主に活用していくことになる。魔術師は自壊効果を持つものや、破壊をしてサーチするようなテーマ外カードを採用するためこの効果の発動条件は満たしやすい。またそれ以外にも特殊召喚の素材にしても発動出来る。
時空のペンデュラムグラフ/Time Pendulumgraph
永続罠
「時空のペンデュラムグラフ」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手は罠カードの効果の対象にできない。
(2):自分のモンスターゾーン・Pゾーンの「魔術師」Pモンスターカード1枚と 相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 この効果でカードを2枚破壊できなかった場合、 フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る事ができる。
(1)の効果は魔法使い族モンスターを相手の罠カードの効果の対象にさせない効果でこちらは範囲が狭いため、オマケのようなもの。(2)の効果の自分の魔術師Pの破壊と相手フィールドの除去の両方を行うことがメインとなり、盤面のアドバンテージを取りつつ、この効果を用いることで魔術師Pの破壊トリガーにもなり、《星霜のペンデュラムグラフ》の発動条件にも繋がる。
2017年5月13日発売”COLLECTORS PACK 2017”
EM五虹の魔術師/Performapal Five-Rainbow Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 100/守 100
【Pスケール:青12/赤12】
(1):自分はEXデッキからしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):お互いは自身の魔法&罠ゾーンにセットされているカードの数により以下を適用する。
●0枚:自分フィールドのモンスターは、攻撃できず、効果を発動できない。
●4枚以上:自分フィールドのモンスターの攻撃力は元々の数値の倍になる。
【モンスター効果】
(1):このカードが墓地に存在し、
自分フィールドに魔法・罠カードがセットされた場合に発動できる。
墓地のこのカードを自分のPゾーンに置く。
P効果は自分にP召喚の制限がかかり、条件が魔法罠4枚以上セットしてある必要がある代わりにモンスターの攻撃力を全て倍にする効果。基本的に4枚そろえていない場合スケール12であること以外は制限の塊。
墓地にある時にPゾーンに戻る効果を持つ。
詳細は個別記事も参照→EM五虹の魔術師
2019年11月9日発売”デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編5-”
EM天空の魔術師/Performapal Celestial Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):EXデッキから特殊召喚された自分フィールドの融合・S・Xモンスター1体のみが
戦闘または相手の効果で破壊された時に発動できる。
その破壊されたモンスターを特殊召喚する。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカード名のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の自分フィールドのモンスターの種類によって、
このターン、以下の効果を適用する。
●融合:このカードは直接攻撃できる。
●S:相手はモンスターの効果を発動できない。
●X:このカードの攻撃力は元々の攻撃力の倍になる。
●P:エンドフェイズにデッキからPモンスター1体を手札に加える。
P効果はリンクモンスター・メインデッキに入るペンデュラムモンスター以外のEXデッキから出てきたカード1体破壊されれば蘇生する。この蘇生元は墓地を参照するものではないため、破壊されてエクストラデッキに行っても構わない。
モンスター効果は場に指定の種別のモンスターがいたらその効果を発動して適用する効果で、Pモンスターのサーチ効果を含むため《灰流うらら》には無効化されるものの、攻撃力3000のダイレクトアタッカーにすることも出来る。(基本的には相手のその時の効果封じ兼サーチャーとして使うことにはなるか)
2023年7月22日発売"AGE OF OVERLORD"
覇王門の魔術師/Supreme King Gate Magician
ペンデュラム・効果モンスター
星7/光属性/魔法使い族/攻2500/守2000
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名の(2)のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「覇王龍ズァーク」は相手の効果では除外できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、手札・デッキから「覇王門の魔術師」以外の「覇王門」Pモンスター1体を自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPゾーンに「覇王門の魔術師」以外の「覇王門」カードが存在する場合に発動できる。
手札・EXデッキから「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」
「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターの内1体を墓地へ送り、
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
魔法使い族モンスターを除く、「覇王龍ズァーク」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
「覇王門」カードとして扱える「魔術師」Pのため、「覇王門」の動きをしても、「慧眼の魔術師」の効果を阻害せずに低スケールを賄うことが出来る。
また、P効果によるスケール入れ替えでは、「覇王門零」を持ってくることで、スケール0を確保しつつ、自身がEXデッキに行くため、P召喚のスタンバイ状態になる。
自身の特殊召喚は別の「覇王門」を要求する。「覇王門零」を貼った状態で、もう1枚用意して更に展開するか、手札事故の軽減として機能するかになるだろう。コスト自体はエクストラデッキ1枚以上確保しないといけないため、採用するカードは考えたい。
特殊召喚成功時に「覇王龍ズァーク」関連のカードをサーチ出来るため、「覇王天龍の魂」をサーチし、「覇王龍ズァーク」の融合召喚に備えることが出来る他、「覇王門」Pモンスターや「覇王眷竜ライトヴルム」のサーチにも繋がる。この場合、魔法使い族以外が指定されているため、「アストログラフ・マジシャン」等のカードには触れない。
その他魔術師関連
「魔術師」ペンデュラムモンスターに関連する効果、一部のカードに関連する「ペンデュラム」Pカード、魔法・罠カードに関連する効果を持つが、「魔術師」が同時収録されていないもの。
2015年2月14日発売 "クロスオーバー・ソウルズ"
EMスプリングース/Performapal Springoose
効果モンスター
星5/風属性/鳥獣族/攻1100/守2400
「EMスプリングース」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分のPゾーンの「魔術師」カード、「EM」カード及び自分フィールドのPモンスターの中から
2枚を対象として発動できる。
そのカード2枚を持ち主の手札に戻す。
専らペンデュラムゾーンのカードを手札に戻して、ペンデュラムゾーンの入れ替えを行う際に使うことになるか。
2016年7月9日発売 "インベイジョン・オブ・ヴェノム”
アメイジング・ペンデュラム/Amazing Pendulum
通常魔法
「アメイジング・ペンデュラム」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。 自分のエクストラデッキから、カード名が異なる 表側表示の「魔術師」Pモンスター2体を手札に加える。
Pゾーンにカードが存在しない必要があり、保険的な意味合いの強いカードである。
2017年1月14日発売 "マキシマム・クライシス"
デュエリスト・アドベント/Duelist Alliance
通常魔法
「デュエリスト・アドベント」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分または相手のPゾーンにカードが存在する場合に発動できる。
デッキから「ペンデュラム」Pモンスターまたは「ペンデュラム」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
第9期第1弾のパックと同じ名前のカード。(英語版もパック名の英語名に準している)同じようなモチーフのカードとして《ジェネレーション・フォース》が存在する。
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》や《虹彩の魔術師》、《竜剣士ラスターP》、《ペンデュラムグラフ》カード、《EM ペンデュラム・マジシャン》、などかなり広い範囲のカードに対応しているサーチ魔法。ペンデュラムモンスター扱うデッキに使うことのできる汎用魔法だが、サーチできるカードの多くが「魔術師」での使用が想定されているか相性の良いカードで、このカードは必ず採用される。
2018年4月21日発売 "Vジャンプ 2018年6月号付録カード"
希望の魔術師/Magician of Hope
エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター
ランク4/光属性/魔法使い族/攻2500/守2000
【Pスケール:青8/赤8】
(1):1ターンに1度、自分または相手のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。 その攻撃を無効にする。 その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
レベル4モンスター×2
レベル4がP召喚可能な場合にEXデッキの表側表示のこのカードはP召喚できる。
このカード名の(1)のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 手札からレベル7以下のPモンスター1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。 その後、表側表示のこのカードを自分のPゾーンに置く事ができる。
(2):このカードがP召喚に成功した場合、自分の墓地のPモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
《No.39 希望皇ホープ》をモチーフにしている魔術師ペンデュラム・エクシーズモンスター。
P効果とモンスター効果は全て継続的に利用できるサイクルになっているが、得られるメリットが少なく、魔術師ではこれを出せる素材に他のライバルがいるため厳しい面が多く、希望皇ホープとのシナジー性も低い。
魔法使い族で統一されている、「魔術師」Pモンスターの中では一番出しやすい2500打点のモンスターのため、「覇王龍ズァーク」の融合召喚のための「覇王天龍の魂」の効果の条件を満たすモンスターとしてはかなり適解である。
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