鮮魚列車は、近畿日本鉄道が運行している急行の団体専用列車。
何故急行なのかは後述。[1]
概要
三重県伊勢市と大阪府大阪市を結ぶ列車。三重県伊勢市の水産行商人達が加盟する業界団体『伊勢志摩魚行商組合連合会』がチャーターしている専用列車である。
何故、専用列車が用意されているかというと、魚の入った箱を車内に積むと、スペースの問題だったり、魚のニオイだったりと、他の乗客に迷惑がかかるためである。
専用列車は『2680系』(2600系改造)が使われており、3両編成が1本のみ在籍する。車体色は赤一色で、フロントマスクに白い帯と他の列車とは一線を画すシンプルなデザインになっている。
2020年の3月14日のダイヤ改正で専用列車としての運行を終えることが発表された。
利用する行商人が少なくなっていること等が理由である。
今後は松阪駅発着の急行(快速急行)の、10両編成の最後尾の1両を専用車両「伊勢志摩お魚図鑑」に改装した上で運行することになる。
近鉄「鮮魚列車」 来月運行終了へ 50年以上の歴史に幕(NHKニュース ツイッター)
停車駅
宇治山田駅→伊勢市駅→松阪駅→伊勢中川駅→榊原温泉口駅→伊賀神戸駅→桔梗が丘駅→名張駅→榛原駅→桜井駅→大和八木駅→大和高田駅→鶴橋駅→大阪上本町駅
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関連項目
脚注
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