鯉登音之進とは、漫画『ゴールデンカムイ』の登場人物である。CV: 小西克幸
概要
出身地:鹿児島県
誕生日:12月23日
好きな食べ物:月寒あんぱん
嫌いな食べ物:桜島大根
初登場は98話。
海軍将校である鯉登平二の息子で士官学校出の若きエリート。階級は少尉。
鶴見中尉お気に入りの薩摩隼人で、音之進自身も鶴見中尉の写真を肌身離さず携帯するなど慕っている。
驚くと示現流の猿叫を上げる癖がある。また、13歳年上の兄・鯉登平之丞を日清戦争の黄海海戦で亡くしており、船に乗ると兄の戦死時の状況を思い浮かべ酔ってしまう。
サーカスの団長が「その軽業で世界を制覇できる」と漏らし、涎を垂らして一座に引き入れようとするほどの驚異的な身体能力の持ち主。瞬発力だけでなく持久力も優れ、その脚力には「稲妻強盗」と呼ばれる坂本慶一郎も感心していた。
良家の出身ゆえ手鏡を持ち歩くなど身だしなみには気を使っている。また、面倒な情報収集は部下に任せ自分は紅茶を楽しむなどマイペース。
お坊ちゃま育ちゆえ自分勝手な一面も目立つが、金塊争奪戦の中で一人の男として大きな成長を遂げてゆく。
戦闘能力
美しい太刀筋を持つ示現流の使い手であり、主に軍刀をメイン武器として使用する。旭川では負傷していたとはいえ杉元を白兵戦で圧倒した。
銃器は二十六年式拳銃を携帯している。「豚の鼻で弾かれる」と揶揄されるほど低威力の回転式拳銃だが、この銃で変装していた鈴川を射殺している。
作中人物との関係
鶴見篤四郎
14歳の夏、来鹿していた鶴見をド・ディオン=ブートンの三輪車で撥ねるも追いつかれ説教を受ける。お詫びとして西郷隆盛の墓地[1]まで案内し、二人で月寒あんぱんを食べつつ彼に戦死した兄のことを話し、再会を願った。
そして16歳の夏、函館で三輪車を乗り回している最中、馬車に乗ったロシア人に誘拐され、五稜郭の訓練所にて人質になっていたところを陸軍から招聘されてきた月寒あんぱんのひと=鶴見中尉に劇的に助け出され以後、彼に心酔。鶴見に感銘を受けた音之進は進路希望を海軍から陸軍に変更し、陸軍士官学校を受験して合格する。
しかし、ロシア人の病院にて尾形に言われた「барчонок(ボンボンの意)」が誘拐犯に言われた「барчонок」と一致し、誘拐は鶴見とその配下によって自分たち親子の心を掴むために行われた狂言誘拐だったことに思い至り、鶴見に疑問を持つようになる。
月島基
音之進は士官学校を卒業して日が浅い新任少尉のため、経験豊富な軍曹である月島の補佐を受けている。
鶴見少尉の前だと早口の薩摩弁になってしまう音之進の通信役をしたり、毎回のように忠告を無視する[2]彼の世話を焼くなど、子守り的な存在。
一緒に行動していた期間が長いからか、動画や静画ではどちらかというと鶴見中尉より月島軍曹と共演していることが多い。
尾形百之助
出生にコンプレックスを抱くがゆえ、お坊ちゃまの音之進に嫉妬している。
鯉登平二
関連動画
関連静画
関連チャンネル
関連項目
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- アシリパ
- 杉元佐一
- 姉畑支遁
- 鶴見篤四郎
- 白石由竹
- 谷垣源次郎
- 尾形百之助
- ウイルク
- 土方歳三(ゴールデンカムイ)
- 辺見和雄
- 二階堂浩平
- キロランケ
- 月島基
- 松田平太
- 宇佐美時重
- 牛山辰馬
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